給油台数は5台
店頭にスタッフの姿は無し。
事務所内に計量機(開放)操作人員がいると思われ。
給油台数は3台
店頭に立っているスタッフはざっと数えただけで8人
恐らくピット内や事務所内にもまだ数名いると思うので最低でも10人の人員?
日曜日の買い物道中のセルフの光景です。
上はCAセルフで、下は大手特約店の直営セルフです。
6月18日燃料油脂新聞より
業転価格下落へ苛立ち
超陥没の異常事態
資金繰りのために、安値店に歩を合わせ、とりあえずの現金を稼ぐ必要があるー
その結果の悪循環。
安値店に歩を合わせても販売数量が増えるわけでもなく、結局粗利を圧縮しただけで終わる。
前任の特約店担当者から聞いた話ですが、安売りしている店の多くが赤字だったり経営が苦しかったりするのだそうです。
・・・でもこれは3者店の話。
上のCAセルフや大手特約店は事情が違います。
別格です。
CAは元売から運営費が出ているし、8人もスタッフを店頭に配置できる大手特約店は元売と資本提携しているとかマージン保証や事後調整などの優遇措置があると思われます。
つまり、土俵が違うのです。
「現卸し格差は、中小SS生存不能」
2013年2月18日、全石連会長がエネ庁長官にこう訴えました。
中小SS(ガソリンスタンド)が生存できない理由は、
廃業や撤退や倒産で減少している理由は、
卸し格差(仕入れ値の格差)だと、ハッキリと訴えています。
しかしその3日後21日のNHKの報道は、 石油製品 不当な値上げないか調査実施でした。
業界紙にはよく「同じ土俵で負けるなら納得も出来る」というような系列販売店の声が載ります。
今となっては同じ土俵とは何か?と考えてしまいますが、
多くの系列販売店の気持ちは、「仕入れの段階でこれだけ大きな差をつけられての競争だから、それに負けたと言われるのは納得できない」というものだと思います。
“ガソリンスタンド減少理由”で検索しても、ヒットするサイトに書かれているのは「需要減」「価格競争」「後継者難」「地下タンク」...
一番肝心な「卸し格差」は出てきません。
こうちゃんは、「(卸し)格差は、もう“当たり前”になっているから、わざわざ取り上げる必要はないという認識なんじゃないか?それが前提で、その上の、需要減とか後継者とか地下タンクを言えば良い、みたいな感じで・・」、と分かったような分からんようなことを言うのですが、
「卸し格差」
これを抜きにして、この業界の何を語ることができると言うのでしょうか?
そしてまた、
これを抜きにして、消費者の理解を得ることはできないでしょう。