masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

米産LPガス、東ガス・東電が輸入

2013年02月28日 | 切り抜き

米産LPガス、東ガス・東電が輸入 中東産より3割安く(朝日新聞) - goo ニュース
2013年2月28日(木)12:49

 【上地兼太郎】東京ガスと東京電力は27日、都市ガスや火力発電の燃料として、液化石油ガス(LPG)を初めて米国から輸入すると発表した。米国では「シェールオイル(ガス)」の生産が増えたことで副産物のLPGの生産も伸びており、これまで主流だった中東産より2~3割程度安く調達できると見込んでいる。

 LPGは、原油や天然ガスを掘ったり、精製したりしたときにできる。東ガスと東電は今年12月から、出光興産と三菱商事の合弁会社が米エネルギー大手「エンタープライズ社」から仕入れたLPGを買う。

 東ガスが購入するのは2013~18年に計40万トン。東電は、13~15年に計20万トンを買う。東電は福島第一原発事故前、LPGを年30万~50万トン使っていたが、震災後は火力発電の燃料として消費が急増。11年度は95万トン、12年度は150万トン使うとみている。

「生存不能」

2013年02月28日 | ガソリンスタンド

あわじさんがくれたコメント、

それによって大切な顧客が離散し、店舗が閉鎖し、結果として灯油難民へと至るのですよ。何度も書かせて頂きましたが、私達は死に物狂いで仕切り価格を交渉すべきです。

それが私達の地域住民を守る方策であり、地域の活性化に寄与するはず。

その通りです。

そして我々3者店はそのために、元売や国に消されようとされながらも、マスコミに見捨てられながらも、消費者の無関心に苦しみながらも、
それぞれの持つ力を使って踏ん張っているのです。

仕切価格交渉で安値を得ることはもちろん大事です。
だけど、それではそこで終わってしまう。

これはもう、全国的な問題なのです。
こんなふうに同じ3者店同士がお互いの考え方ややり方を巡って意見を対立させている場合ではない。

*****

全国石油商業組合連合会(全石連)の会長(ガソリンスタンドの組合の一番上の人)、
その人が、経済産業省、資源エネルギー庁、長官(そこで一番上の人)に、

「現卸格差は中小SS生存不能」

と、訴えたのです。

これが、このガソリンスタンド業界の真の姿なのです。

それが報道されない・・・・・不思議の国、日本....。





いえね、これが何もないときの話なら別にどうということはないのかも知れない。
でもね、「ガソリンスタンドが消える」とか「2月危機」とかマスコミがセンセーショナルに取り上げている時です。

何で?
何で、これは報道されないのかな?
無視するのかな?

すんごい関連してる、というより、ズバリこれでしょう!?

「現卸格差は中小SS生存不能」

地下タンクなんか関係ない。
卸格差があるから“危機”だし、卸格差があるから“消える”のです。

地下タンク問題は、決断を促しただけに過ぎない。

マスコミは阿呆馬鹿間抜けの集まりだね。
断っておきますけど、それ以上にmasumiさんは阿呆馬鹿間抜けですからね。

*****

全石連の関会長ら執行部は、18日に高原一郎資源エネルギー庁長官に、要望書「マーケットの正常化について」を手渡し、面談を行った。

「マーケットの正常化について」(全文)
最近の円安傾向により仕切価格は急激に上昇しておりますが、ガソリン市場では背景にある需給不均等によりコスト転嫁が進まず、給油所経営は大変厳しい環境下にあります。
消防法の規制強化も重なり、閉鎖給油所数は例年よりも増加するとの見込みもあるところです。
災害時の重要なインフラである石油サプライチェーンの基盤を維持するには、元売会社のみならず石油販売業者の経営健全化が確保されなければなりません。
つきましては、下記事項につきまして元売会社の販売姿勢をご指導いただきたく宜しくお願いいたします。

1.元売子会社指導
元売会社は、子会社に対しても週決め仕切価格体系を厳格に適用するとともに、仕切価格変動分は迅速にマーケットに反映されるべきと考えます。
元売の販売子会社と特約店は、市場においてあらゆる面でイコール・フッティングと言えない状況にあります。
このままでは、特約店は立ちゆかなくなるため、同一の土俵で活動できる公平公正な競争条件となるよう元売への指導を含め、協力に支援していただきたい。

2.仕切価格指標の明示化
市場連動フォーミュラは、既存市場価格(RIM情報等)から独自の指標に変更されるなど、仕切価格の透明性・公正性が失われており、既存市場価格を下回る仕切価格も実在するとの情報もあるやに聞いています。
販売業者が適正な小売価格を設定できるよう公平公正な仕切価格指標が設定されることが重要です。
仕切価格について、特約店の理解や納得を得る努力をするとともに、透明性の確保に努めるよう元売を指導していただきたい。

3.需給適正化
需給不均等により業転格差が拡大しているので、精製設備を削減し、需要に見合うところまで一層の合理化を推進するよう元売を指導していただきたい。
最近の円安傾向を踏まえると、余剰玉を輸出に振り向ける好機であるので、輸出促進を強力にご指導いただきたい。

*****

近畿6府県全面支持

全石連近畿支部の支部長は懇談内容について「踏み込んだ内容」とし、特に業転問題について「よく発言してもらえた」と関会長の英断と賛意を示した。
また、週決め制度の実際の運用を「いまの元売は横暴すぎる」とし、全石連経営部会長に「経営部会で関会長の英断をフォローしてほしい」と要請した。

※masumiさんも「よく言ってくれた」とは思います。

******

面談の詳細(抜粋)

安いノンブランド品(業転玉)を半分くらいは「買ってもいい」、「購入するのは当然である」というのが、当然の流れになるようにしないと。

過去には5年に1度くらい品不足が起こった。
その折には系列で卸も小売も行っていたことで消費者の信頼を勝ち得ることができた。
困りながらも元売系列で100%購入してきた。
いまやその品不足もなくなっている。

(※品不足になっても安定供給ができるように高い系列玉を困りながらも購入してきたが、もう品不足になることはなくなっている。
だから業転玉を半分くらい「買ってもいいように」「買うのが当然」というのが当然になるようにしないと・・・とおっしゃっています)

元売は週決め、あるいは日決めといわれる卸価格体系を構築することで透明性を確保し、利益を確保できる体制を構築したが、小売である我々は転嫁すらできない。
元売販社は量を出すために廉売していても、連結決算で帳尻が合うような状況にある。
地場の特約店・販売店は元売からの仕切りでやらざるを得ず、転嫁不足に陥ればすべて被らなければならない。

(※元売各社が土曜日から仕切価格を上げるのに販社は週をまたいで月曜や火曜から転嫁するケースが多いので、それに合わせざるを得ない地場業者は7日のうち4日間も値上げができず、その間のコストは全て被るような状況にある)

商標権の問題はあるが、5割までなら買うことができるようにすれば元売も自制して業転を出すのを減らすかも知れない。
製油所・油槽所には各元売のローリーが来ている。
商標権だといっても、ローリーに各元売のマークがついているだけで、実際は同じ製油所の製品。
業転玉には色をつけるべきだとか、出荷元をはっきりさせるべきだとの声も出ている。

 ※「玉の出処が重要なのではない」を読んでください。

*****

「元売のマークを掲げていても半分は業転買ってもいいようにしておくれ」
「それが当たり前にしておくれ」

・・・・masumiさんにはこの発想が理解不能なのです。
それが理解できないmasumiさんの頭はおかしいのでしょうか・・・?

だってね、もしそれを元売も認めて、全ての系列のガソリンスタンドが半分は業転玉を仕入れることが当たり前になったら・・・

元売の名前で発行される試験分析表やMSDSはどうなるのでしょうか?
半分は違う元売が出荷した業転玉が混ざっていても、元売は自社の名前で証明書や品質保証書を発行してくれるのでしょうか?

「国に指導されたからしゃーないなぁ」と発行してくれるとして・・・

今度は、それを求めた製造業などの企業も「それでOK」ですか?

そんなんで良いんですか?


とても滑稽なんですけど・・・
masumiさんの脳内、クエッションだらけでございます。

(品質保証料・安定供給保証料・POSシステムや元売カードの取り扱いに関するコスト)が含まれた価格の系列玉が半分と、それらが含まれていない業転玉半分と・・・・

ミックスジュースみっくすじゅーすミックスジュース♪

ガァーーーっ!!
☆!☆?☆ (☆_◎) ☆!☆?☆チンプンカンプン

意味わかめ~~~~~~
なみだ目~~~~~
頭くるくるぱー

えーーーん(泣)
だって、これを言っているのは全石連のお偉方なんですよ・・
「証明付きなら業転OK」を纏めたときのメンバー、元公取委の方とか弁護士さんとか?、何せ有識者や社会的地位のある方々が集まって纏められたんですよ・・・。

やっぱりmasumiさんの頭の方がおかしいのかなぁ・・・
( ゜ ρ ゜ )ボーーーー


∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!
ぶんぶんぶん!
(>_< )( >_<)
んなわけないない!!

確かに同じ油かも知れないけど、系列玉には「安定供給保証とか品質保証」といった付加価値が付いているから「系列というブランド」なのじゃ。
同じ所から出た同じ油でも、系列外に流れる業転玉にはそういった付加価値がが付いておらんのじゃ。
(いつのまにやら爺さんキャラに・・)

付加価値が付いておらん油を付加価値が付いておる油と混ぜる・・・

その混ざった油は「付加価値」が付いておることになるのかならんのか?

(ΦωΦ)ふふふふふ・・・・

いずれにしても、ブレンド米をブランド米じゃと偽って売るような行為じゃのぉ・・・
いやはや、人間の考えることは何とも自分勝手なことよのぉ


と。
ふざけてるわけじゃございません。

アセアセ...A=´、`=)ゞ
高ぶってくると脳内に色んなキャラが現れるものですから・・・


それにPL法(製造物責任法)の観点からしても、元売が「半分業転入れても良いよ」と言うわけがないよね。

そうじゃなくて、「現行の卸方式を変えろ」と。
「仕切り格差を縮小させて、固定してくれ」と。

それを求める方が、現実的且つ有効なのでは?


・・・・ちょっと長くなるけど、もうひとつだけ(^_^;



期中通知は停止すべきだ 2月22日 ぜんせき「論説」より 

これはもう、制度疲労を起こしている。そう断じざるを得ない。
現行の週決め仕切りのことだ。

中略

大きな力を有する側(元売)から、大きな値上げを勧告され、7千万人ドライバーと向き合う小売市場で、
長年の馴染みのお客様から「高過ぎる」、「連続に次ぐ連続はひどい」という非難めいた、耳に痛い類の言葉を聞きながら、それでも1円、2円、3円と小刻みな積みあげを行わざるを得ない非力な事業者。
それが地域の系列SSだ。

今週末から、ますます困難な局面がSSを見舞う。
昨日までの原油コストが示すシグナルは円安が一服し、それに連動した製品市況はガソリンはほぼ横ばい、灯油は小幅下げが予見される。

ところがもう一つの卸価格の変動要因は、全油種で下げシグナルが灯る。
需要の緩みが激しいのだ。
(売れてません)
恐らく元売の想定以上に、内需の縮小が素早く、しかも大きいという概況が出現している。

系列SSは、連続値上がりの起点となる11月下旬から、ガソリンは卸12円強の値上がりに対して、小売は税込み9,7円平均、税別では9、2円上昇にとどまり、卸見合いでまだ3円前後の転嫁不足を抱える。

値上がり幅が7円に満たない県もあり、そうした地域のSSは、まだようやく5合目にたどり着いたに過ぎない。

卸の値上がりが停滞しても、需給に絡んだ軟化不安や、なにより売れないという事実が、値上げに注ぐべきエネルギーを大きく削ぐ。

せめて元売は、すでに疲労困憊してしまっている系列SSに、さらに冷水を浴びせる期中アナウンスを慎むべきだ。
なんとしても系列SSを守るためには、極々たやすいことではないか。

*******

業転との格差は拡大の一途
出川哲郎さんじゃないけど、ヤバイヨ~ヤバイヨ~

PBの方が言うには、「150円で売っても10円以上マージン取れる」って。
系列100%仕入れでは「160円で売ってもマージン10円ない」・・・なんだけど。

・・・PBさん、儲けてくれたら良いから、
市況をこれ以上下げないでね。

マジ生存不能になっちゃいますから。

・・・・って、こんなん書いたらマジやられちゃうかな?

PS
更に業転玉は投売り状態の様相です。




***お知らせとお願い***


初めてご訪問くださった方へ

このブログの現在一番の目的はガソリンスタンド(昔ながらの)が置かれている現状を知ってもらうことです。
ガソリンスタンドカテゴリーの記事を全て読んで頂きたいのですが、あまり一般の方が興味を引く話題でもありませんので、
規制緩和以降の
ガソリンスタンドが置かれた現状を予備ブログ「masumi_iのブログ」にアップしました。
是非ご一読下さい。








私信ではありますが・・・

2013年02月28日 | ガソリンスタンド

初めて読む方もおられるかも知れないので・・・

元売から出荷されるルートには2つのルートがあります。

1つはENEOSや出光等の元売マークを掲げているガソリンスタンドへ卸される正規のルートで、これを系列ルートと言い、そのルートで流れる油を「系列玉」と言います。

もう一つは商社や燃料油卸商などへ卸されるルートで、これは業者間転売ルートといい、その油を「業転玉」と言います。

このルートの違いは、一言で言うと「保証」が付いているかいないか、です。

その「違い」として、「ブランド料」が課せられています。
※ブランド料・・・(品質保証料・安定供給保証料・POSシステムや元売カードの取り扱いに関するコスト)

◆系列ルート
元売 → 特約店(2者店) → 系列販売店(3者店)
元売 → 子会社販社の直営店

◆業者間転売ルート
元売 → 商社や燃料油卸業者 → PB・無印販売店


※これは数年前に行われた政府のヒアリングに対しての元売の説明ですが・・・
系列玉はルートが固定されているので品質を保証するが、業転玉は“転売”という名の通り、ルートが固定されておらず流通過程で何が起きるか分からないので品質等を保証しないのだそうです。

国内で供給不足が起きた場合、先ず業者間転売ルートへ流れる玉が止まります。


3者店とは、
簡単に言えば販売店になりますが、無印やPBの販売店は3者店とは言いません。
系列3者店(元売マークを掲げている販売店)へのガソリン等の流通は、
元売→特約店(中間卸業者=2者)→ガソリンスタンド(販売店=3者店)となります。
特約店も直営のガソリンスタンド(販売店)を有しており、それは3者店ではなく2者店になります。
元売の子会社が運営するガソリンスタンドも同じく3者店とは言いません。
3者店とは主に個人経営の昔ながらのガソリンスタンドの事を言います。

特約店も色々で、一つの元売とだけ契約している地場の特約店(近隣の市に数店の直営の販売店と、他社である3者店を有しているもの)のような中小特約店から、数社の元売と契約しているような商社系などの大きな特約店まであります。
 
そして販売店だけでなく、特約店も業転を取っているし、取り扱っています。

商社系の特約店は業転玉によるPB(プライベートブランド)SSを全国展開したりもしています。
 
特約店も吸収合併などの再編や、又元売に買収されたりという動きもあり、業界の構成を説明するのは結構大変なのです。


元売から出荷される油(玉)のうち、系列玉には「ブランド料」と称して4-5円が上乗せされています。
※「仕切り格差」です。

単純にその差額だけならまだしも、元売と系列3者店との間には特約店が入りますので、更に特約店の中間マージン(1-6円)が加わります。
※「系列内格差」です。

ですから最終的にPBや無印のお店よりも、リッター当たり5-10円前後、仕入れ値が高くなります。


そして問題はここからです。

仕入れ値がそれだけ違うのですから普通に考えれば、系列販売店(元売のマークを掲げているガソリンスタンド)の販売価格は高く、PBや無印のガソリンスタンドの販売価格は安い、となるはずです。

しかし元売子会社の販売価格はPBや無印店の安値と同等です。

その理由はインセンティブだそうです。
(そのインセンティブとやらで大手特約店等にも安値で卸しています)
※差別対価です。


同じマークでありながら、PBや無印と同じ値段で売られたのでは、地場の中小特約店や販売店はかないません。
お客さんにも説明が付きません。
競争にも参加できません。

なので系列販売店でありながら「業転玉」を仕入れます。

そして安値競争に参加するか、高値をキープしてマージンを確保するか。

業転玉を仕入れる等して安値競争に参加された場合・・・
同一商圏内の系列100%仕入れで高値で売るしかない同一マークの販売店は、消費者から誤解され、「ぼったくり」のレッテルを貼られるのであります。


 


愚かですか?

2013年02月28日 | ガソリンスタンド

PB-SSを経営されている方が、安定供給を理由に系列でいる者は愚か者だと書いておられるそうです。
この10年供給不安になどなったことがないからだそうで、安定供給を理由に系列でいるのは、「隕石が落ちてくるかも知れないからと穴倉に隠れているようなものだ」・・・と。

そりゃあそうです。
戦時中でもあるまいし、そんなしょっちゅう供給不安なんか起こるような世の中では困ります。

でも、「不安」になるような世界情勢になったことはありますでしょう?

万が一に備えることは愚かですか?

系列100%仕入れを守ることは、自店のお客様への安定供給を守ることです。
自分を守るためではなく、お客様への安定供給を目的とした行為を、愚かな行為と言うのですか?


電話を掛ける番号さえ変えれば簡単に手に入れることが出来る10円も安い玉が、目の前を流れていても、自制して万が一に備えているのです。