現在、元売の策略的な差別対価により、一部業者・元売(商社含む)子会社を優先に規模拡大を図っておるのは承知の事と思います。この枠から外れた業者は、廃業・倒産・業種の変更などをするしかなく、会社を始め社員・家族までが犠牲となっているのが現状です。私の以前の会社では、他店より15円/L高の販売で採算を貫いてきましたが(ピ-ク時の販売数量より20%減で落ち着いた)、元売は数量しか頭に無く、平気で卸売りを値上してくる始末でした。自分達の努力で採算を上げた努力は、元売のただ単なる値上の形で吸い取られるというのが実態です。
※これは店を畳んでほしかったmasumiさんが10年程前に見つけていた「会社・事業再生専門コンサルタント」というサイトの、「ガソリンスタンドの再生」というページに書かれている文章です。(10年前にはもう既に、この様に表現されていたのです)
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2月2日 燃料油脂新聞の「無気力目立つ」(広島)という記事から抜粋
元売各社の賀詞交換会も一巡した。
市場問題に触れる元売はなく、共通しているのは市場環境に打ち勝ち生き残ることだ。
それに耐えるだけの体力が系列SSに残っているかどうか。
元売はM&A(合併・買収)を進める一方で、PBをうまく利用している。
系列SSが減っても驚かないし、困りもしない。
※要するに元売さんは「ガソリンスタンド難民」や「灯油難民」が増えても構わないという考えなのです。
3者店を利用している(或いは利用せざるを得ない)消費者のことなど、何とも考えていないのです。
マスコミが「ガソリンスタンド2月危機」の報道で、元売に取材しないのは不自然ですよね?
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