ようやくお盆休み

2013-08-14 22:31:52 | 日々のこと

連続する選挙戦が一段落し(秋には県知事選挙がありますが)、ようやくお盆休みがとれました。明日からは、栃木の実家に短い里帰り。

さて、選挙に没頭し、息子の学校の勉強もほとんど見てやれなかった一学期。予想通り、成績は散々でした。特に数学が…。というわけで、夏休みぐらいは、じっくりと数学の勉強を見てやらねばと一念発起し、遠山啓さんの本を始め、数学教育協議会のみなさんの著書を買いあさり、私も数学の勉強をしています。私は、「とにかく公式を覚えて、問題を解きまくる」という受験数学しか学んでこなかったわけですが、「数学がわからない、やる気がしない」という子どもに教えるには、こちらがより深く数学を勉強していないと対応できないもの。ターレス、ピタゴラス、アリストテレス、デカルト等々歴史上の数学者の偉大さを改めて確認しながらも、数学の歴史を中学生に教えるのは一苦労です。でも、遠山さんの著作を読んでいると、「なるほど、こう理解すればよかったのか」と思うことが随所にあります。タイルを使えば、掛け算も、2次方程式も、因数分解も理解が深まります。まあ、息子と楽しみながら数学を勉強できればいいのですが、どうなることか…。

さて、私も選挙遊説の頭から戻さないとと思いながら、ひたすら眠いのでなかなか元に戻らないと嘆きつつ、いま、堤未果さんの新著「(株)貧困大国アメリカ」を読みすすめています。今度は、アメリカのアグリビジネス、いかにアメリカの農業と食品産業が多国籍企業に牛耳られているか、TPPの今後を考えても、戦慄をも覚えるような内容です。同シリーズ三部作の完結編です。原発と同様に、知らないことは恐ろしい。

ほかにも、夏休みに読もうとバッグに入れている本はたくさんあるのですが、どこまで手をつけられることか。