大震災から3週間。もう何ヶ月もたったかのよう…

2011-04-01 23:26:50 | 日々のこと

今日は4月1日。3週間前までは、今日がいっせい地方選挙の告示日のはずでしたが、まったく世界が変わりました。もう数ヶ月がたったかのような気がします。あの大震災と津波は、多くの人々の運命、人生を変えてしまった。未だに、悪夢をみているような気がしているのは、私だけではないでしょう。しかし、現実をしっかりと見つめて、この過酷な現実と向き合うしかありません。人類はこうした試練を一つ一つ乗り越えながら歴史を前にすすめてきたのでしょう。すでに、多くの方々が、足を踏み出しています。


引き続き、全国からの支援物資が次々と届けられます。昨日は、北海道小清水町からじゃがいも160箱、卵10箱、東京都庁の労働組合からも、270キロのコメが、山形からは引き続き卵、牛乳が届けられました。すぐさま被災地に届けると、大歓迎でした。明日は、岐阜県から、牛乳パック9000個、コメ510キロが朝届きます。

全国では、高校生や若いみなさんが街頭で義援金募金を一生懸命に訴えている話が刻々と伝わってきます。全国の共産党や民主団体も義援金募金を一生懸命に集めています。
私たちは、燃料不足が深刻な中でも、こうした支援物資をいち早く被災者に届けるために全力を尽くしています。


今夜、労働組合、民主団内で構成する宮城災対連 東日本大震災共同支援センターの会議がおこなわれ、今後の支援物資届け、ボランティアの受け入れについて、議論を行ない、来週から被災地へのボランティアの受け入れを始めることを確認しました。

また、大震災を契機に、雇止め、解雇が急増していることも報告されました。今後、被災地の雇用問題は、きわめて深刻な社会問題になります。個々の労働相談だけでなく、国家的な対応が必要だと思います。

今夜の「金スマ」に教育評論家の尾木直樹(尾木ママ)さんが出演し、金八先生以上のすばらしい命の授業をしていました。尾木さんは、宮城県に取材に来られ、宮城県教職員組合の齋藤重美委員長らも取材を受け、そのなかで4月1日に強行された県教委の教員人事異動をきびしく批判していました。あれだけの被災地の学校の先生を移動するなど、常識では考えられないことです。尾木さんも憤慨していました。