心にひびく言葉

2010-10-21 10:01:52 | 私の主張
先日、「しんぶん赤旗」に掲載されていたある方の言葉に共感しました。
「悩みを抱えて落ち込んでいるときに、否応なくしなければならない仕事があることは、大きな救いになります。悩みはとりあえず引出しにしまって、目の前の仕事を片付けているうちに、気持ちの切り替えができているのです。どんな仕事でも、少しずつ小さな実績を積み重ねることで自信も育ちます。最初は「こんな仕事はむいてないな」「大変だな」と思っていても、あるときふと気付くと、そう思わなくなっている。急に楽しくなるわけではないけれど、いつの間にか慣れて、負担感が減っているというのは、自分の力が確実についている証拠です。そのうちに、今やっていることが物足りなくなる。それは自分が成長して、次のステップにすすむ準備ができているということです。小事をおろそかにせず、目の前の一事一物に集中すること。コツコツ続けるまじめさは、かけがえのない才能です。その積み重ねによって築かれる幸せこそが、確かなものです。手持ちの細い糸を何本かより合わせることで、太く強い綱になるように、自分の特技や好きなことを組み合わせて、能力を作り上げていくこともできます…」