日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「浅田真央 18歳」

2010-03-03 13:11:27 | フィギュアスケート
バンクーバー・オリンピックに夢中になっていたらいつの間にか3月ですよ
やっぱりフィギュアスケートが一番でした。
男子も女子もそしてペアもアイスダンスもEXも全てが最高でした。
この大会はずっと忘れないだろうな。
真のアスリートの素晴らしさと、違った所では怒りもありましたが。


さて、日本の選手団も昨日帰国してメダリストは早速TV局のはしご状態でしたね。
公式記者会見の浅田選手の神妙なお顔がなかなか面白かったです。
真面目なお顔をしなければ・・・と努力しているようで「こそばゆそうな表情」でした。
(わかるかな・・・)
やっぱり彼女は笑顔がはじけるのが一番似合いますね。


まだ世界選手権というオリンピックの次に大きな大会があるので、一度気持ちを入れ替えて頑張ってほしいです。
また「鐘」が観られるのね。


さて、オリンピックの始まる前に「浅田真央 18歳」を読みました。
宇都宮直子さん著でシリーズ化しているので必ず読んでいます。
今回の中身は昨シーズンの真央さんの取り組みや試合、結果、そして気持ちがたくさん書かれていました。

タラソワコーチの元で一生懸命に「仮面・・・」に取り組んだ一年目。
グランプリ・シリーズでなかなか結果が出せずに苦しむ浅田陣営。
練習中に水のペットボトルが飛ぶシーンは激しかった。
真央さんには当たらなくてもスタッフに当たったのかな。
「どうして跳べないの!?」と怒るタラソワさん。
「タラソワコーチを本当に怒らせた初めての選手・・・」とまで言われたんですね。
なかなかロシア風の練習と真央さんがしっくり行かないところは読んでいてちょっとつらかったです。



昨年の成績はご存知のように本当にいろいろありました。
難プロと呼ばれるものを2年体制で作り上げている最中ならではの苦労など。
時には彼女の孤独の闘いを感じてせつなくなります。

本の中にはとてもきれいな写真がいっぱい掲載されています。
その中で一番私の印象に残った写真はこれです。




公式練習の一こまだと思うのですが、何て表現をして良いのかわからない。
1人で一生懸命練習をしてきて(もちろん優秀なコーチ陣やスタッフはいますが)
大きな重圧の中で全てを背負ってスケートをやっている彼女の一瞬の一休みに思えて、この写真は何度も見てしまいました。

ここまで選手として有名になったら、一つの失敗をみんながコメントします。
って、私もいろいろ書いているけれど、私は彼女の選んだプログラムの批判は絶対したくないです。
「鐘」も一番最初は重くて何とも言えなかったけど、最後まで信じていました。
プログラム批判やコーチ批判は絶対したくない。
嫌いならそれはそれで特別の感情を持つ必要もないですから。
やっぱり浅田真央さんのスケートに心から惹かれるから、今まで応援をしてきたんだろうな。

今回のバンクーバーは涙の銀メダルになったけれど、SPもフリーも記憶に残る素晴らしい演技だったと改めて思いました。
とにかく試合に負けた時の彼女の表情や言葉にはとても19歳には思えないくらいの厳しい重みを感じました。
「この選手は本当にすごい!」って。


来年出るはずの「浅田真央 19歳」はどんな内容になるのか!
世界選手権の成績がまた花を添えるような結果になりますように。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「バンキシャ」が物申す! | トップ | パソコンが欲しい・・・ »
最新の画像もっと見る

フィギュアスケート」カテゴリの最新記事