報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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久しぶりの通院

2013-01-11 22:26:49 | 日記
 明日は久しぶりの通院の日である。おかげさまで体の具合は良く、また薬が減らされることを期待している。そもそも、総合病院に何年も通い続けていること自体が今まで凄いことだったのだ。ましてや今は、医療大学附属病院なのだから……。昨年そこで客待ちしているタクシーに乗ったら、地元出身・育ちらしいドライバーが言っていた。
「あの病院は、かなり重くないと診てくれないんですよ」
 と。紹介状があれば基本的に診てもらえるものと思っていたのだが、そういえば症状が軽くなった患者には積極的に開業医への転院を勧めている旨の貼り紙がしてあった。

 話は変わるが、多摩準急先生から今しがた電話があった。地元復興に勤しむ彼だが、地元において、それぞれの利害が衝突してしまい、対立が頻発しているのだという。先生は地元出身者として復興に情熱を上げているのだが、肝心の地元が、
「お前は東京にいて被災してなかったくせに何だ。余計なことするな」
 という感じなのだそうだ。いくら震災当時は地元にいなかったとはいえ、地元で生まれ育った人である。それ同士でさえこうなのだ。以前、岩手県大槌町で兵庫県宝塚市から派遣されていた職員さんが自殺したという痛ましい事件があったが、起こるべくして起こったのではないかと思った次第である。先生は、
「被災した所全てを復興させるのではなく、切り捨てるべきところは切り捨てた方が良い。全部を復興させることに無理がある」
 ということだった。
「あいにくだが、元々過疎化が進んでいた所にはゴーストタウン化してもらうしかない」
 と。これが何を意味しているか分からなかったが、マスコミにも報道されない現場の血の滲む生の声である。
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1 コメント

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通院なう (ユタ)
2013-01-11 12:54:30
血液検査で血を抜かれる。毎回のことなんで、もうすっかり慣れましたわ。利き腕とは反対側の腕に刺すのがベタらしいですが、左手は逆に【自主規制】用なんで、基本的に右腕っす。
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