微妙な天気

　明日は通院日である。私は潰瘍性大腸炎を患っていて、かれこれこの病気と付き合って７～８年になる。自民党の安倍晋三元首相も、この病気をお持ちとのこと。安倍元首相はテレビで、
「２年前に認可が下りた新薬を使用して元気になりました」
　と語っていたが、多分これ、レミケードだろう。私も主治医の先生より、使用を示唆されたことがある。ウィキペディアによると、元々はクローン病の治療薬だったものらしい。点滴治療薬のようだ。ただ、副作用が強く、使用に当たっては数日間の入院を勧められている。
　私の場合、実際のところは、その前にプレドニンという副腎皮質ホルモン剤を服用していて、これが意外と良く効いている。幸い私は、安倍元首相よりは軽いらしい。多分、レミケードは暫く先になるだろうと予測する。
　因みに、認可されたばかりの薬というと、嫌な予感がするのは気のせいではなかろう。いや、副作用がどうだかという話ではない。それも踏まえた上で認可を出しているのだろうし、それについては先生からも説明を受けている。そうではなくて、私が懸念しているのは値段の問題。ネットで調べてみると、相当値が張る薬らしいのだ。ただ、私の場合、特定疾患の医療給付証の交付を受けているので、その辺は心配ない。診察代などについては一部自己負担（患者の収入によっては、自己負担なし）があるだけで、実は薬代については無条件で自己負担なしなのだ。いい事尽くめのように見えるが、持病も保証してくれるプラン以外の生命保険には加入できなくなるので念のため。多分、国内の生保は全部入れないんじゃないかな。外資系だけだと思われるが、私はそこにも加入はしていない。一応、他の病気やケガの為に県民共済に入っているだけである。