報恩坊の怪しい偽作家!

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私はサスペンスものは苦手だ。

2013-11-13 22:06:02 | 日記
取調室からドイツ人容疑者逃走 仙台中央署、車止め乗る(朝日新聞) - goo ニュース

 ダメだ、この田舎警察と思ったが、あまりの手際の良さに、計画性を疑ってみた。
 私の地元だよ。ったく、ヴォクシーの覆面パト導入してるヒマあったら、こっちの基本的なことを守ってもらわないとな。“踊る大捜査線”の湾岸署もびっくりだぜ。
 ただ、ヴォクシーの覆面パト導入している署は仙台中央署では無かったかもな。え?何でそんなこと知ってるのかって?【お察しください】。

 ところで、弊社も元・警察官僚からの天下られ会社なのだが、弊社だけではなく、全体的に警備業という所は元・警察官の再就職先になっていることが多い。元・公務員と言えば自衛官や消防官などもいるが、断然幅を利かせているのは警察派である。1番肩身が狭いのが、民間企業畑しか歩いてこなかった俺達だよ!
 公務員の天下りが悪し様に語られているが、そんな天下られ会社にいる私から見れば、条件付きで容認したい面はある。警視庁所属で警部以上の階級にいて、定年まで勤め上げた人は概して立派な人が多い。それ以外の元・警察官は一部例外はあるものの、【お察しください】。
 何でこんなに天下られてるの?その理由を垣間見た出来事があった。

 東京警視庁という組織は、刑事ドラマで『本庁』とか『本店』とか『本社』とか呼ばれているのを聞いたことがある方もいらっしゃると思う。事実その通り、他の道府県警と比べれば高い立ち位置にいるわけである。例え同じ警部であっても、県警の警部と警視庁の警部では雲泥の差なのだそうだ。
 私の同僚が援助交際の“加害者”として、警察からの摘発を受けた。ここで私は、援助交際と言った。相手は出会い系サイトで成年(何歳だったか忘れた)であると偽っていたのだが、実際は未成年だったのである。しかも、18歳未満の恐れ。ますます分の悪い同僚!(てか、何で未成年というだけで、援交を持ちかけた女の方は無罪放免なのだ?とっとと少年法廃止にしろ!)
 同僚が事情聴取を受けたのは、埼玉県警のとある警察署。彼はすぐさま、会社の上司に連絡したという。そして会社は、2人の幹部を派遣した。
 その会社幹部を見た担当刑事は、涙目になったという。
「何で警視庁の元幹部を呼んだんだ!」
 と。
 国鉄一家という言葉が昔あった。そしてそれと同時に、警察一家というか、“桜田門組”という言葉も存在する。例えOBであっても、元・警視庁の警視と警部が身元引受人として現れたのを見て、その警察署は騒然としたそうである。

 結果!同僚は、今日のところは調書を取って厳重注意で済んだ。理由は、
「犯行時、少女は18歳になって数日後だったから」
 だそうだ。ホンマかいな!
 さすがにこのまま本社域で働かせるわけにも行かず、同僚は地方支社に転勤となった。今でも元気に働いています。ええ、私の知り合いです。
 ああ、なるほど。こういう時の為に、警察官僚OBっているのね。
 警視庁出身者は弊社で厚待遇で採用されているが、地方県警出身者はあまりパッとした待遇ではないようだ。ま、民間企業からの転職者より少しマシなくらい?である。

 こういう業界なんですよ、うちって。
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