報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

小説の途中ですが、ここで本日の雑感をお伝えします。

2016-01-21 22:59:09 | 日記
観光バスが単独事故、乗客24人が軽いけが 東京・大田

 今日も仕事で、警備先の施設にやってきた観光バスを捌いてきた。
 最近バスの事故が頻発しているにも関わらず、未だ無名のバス会社を使い続ける団体さんは存在しているようだ。
 もっとも、無名会社でも真面目にやっている所はあるし、有名会社でも首を傾げる内容の所もあるようだ。
 どことは言わない。実際に乗って確かめてほしい。命の保証はしないがね。
 事故を起こしたこの運転手、気が付いたら中央分離帯が目の前にあったと証言しているらしい。
 かなりの披露と睡魔に襲われていたと思われる。

 実は私も似た経験をしたことがあって、急ブレーキが間に合ったので助かったということがあった。
 まだ私が中距離トラックドライバーだった頃だ。
 私がその時働いていた運送会社では、長距離ドライバーが1週間スパン、中距離が1泊2日ないしは2泊3日の行程で運行に当たっていた。
 さすがに2泊3日の後でまた同じ行程をやらされると疲労が蓄積するもので、私も幻覚を見るほどになった。
 夜中の国道で、実際の道は真っ直ぐなのに、何故かその先が急な右カーブになっているかのような錯覚を覚え、ハンドルを右に切った。
 目の前には中央分離帯だ。
 私の場合はそこで急ブレーキで止まれたから良かったが、件のバスの運転手は止まれなかったか、そもそもブレーキが踏めなかったかのどっちかだろう。
 ちゃんと労務管理もしっかりしていて、安定的な給料が得られるバスの運転手が羨ましいと思ったことがあったが、ここ最近の状況を見て、どうやらバスもトラックも殆ど変わらないことが判明した。
 理想的な人事をしているのは、JRバスとかの大企業あるいは都営バスなどの公営企業だけではないだろうか。
 私の知り合いに、国際興業バスで一般路線の運転手をしている者がいる。
 元は、とある私鉄系のバス会社に就職していたが、いつの間にやら国際興業に転職していた。
 国際興業は総合商社系のバス会社である。
 彼がそこに転職したのは、私鉄系は概して待遇が悪いのだそうだ。
 もっとも、総合商社系とて完璧ではないとのこと。
 本当に完璧なのは、やはり公営系であるという。
 大手私鉄のバス会社にいた彼でさえ、そこから逃げ出すほどだ。
 ましてや、それよりもっと規模の小さい会社の待遇を考えると……。

 私も、間もなくトラックドライバーを辞め、今では警備員として飯を食っている。
 何とか大手の会社に潜り込むことができたし、更にそこの業界で必要な国家資格を一通り揃えることができたので、業界ではデカい顔をすることができるだろう。
 人それぞれに得手、不得手があるということだ。
 いずれにせよ、大型免許自体はまだあるが、宝の持ち腐れ状態である。
 免許更新の度に深視力なんかやらされて面倒なので、次の更新の時に大型免許だけ返納しようかなと考えている。
 もう2度と大型車を運転することはないだろうから。

 大石寺の登山バスを担う富士急静岡バスだが、一応は安全性について公式サイトでPRしており、未だに事故の話は聞いたことがないが、油断できるものではない。
 ヒュンダイのユニバースという、とんでも車種を使っている時点で嫌な予感が立ち込めている。
 イーエスピーの事故車は三菱ふそうの旧型エアロ、夢湖観光バスはいすゞの新型ガーラだろう(日野の新型セレガとよく似ているが、件のバスのフロント部分に日野のロゴマークが見当たらない)。
 ヒュンダイはそもそも、衝突事故以前にエンジンから火ィ吹きそうで怖い。

 いずれにせよ、安全第一を願うばかりである。
コメント (4)
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