報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“アンドロイドマスター”より、ボツネタ

2014-01-11 19:34:00 | 日記
婚活業界の”不都合な真実” なぜ婚活の成功率はこんなに低いのか(東洋経済オンライン) - goo ニュース

[1月1日 22:00.宮城県仙台市青葉区内 宮城交通“エトアール”号、金沢経由加賀温泉行きバス車内 敷島孝夫&エミリー]

「敷島さん。ワガママを・聞いて頂き・ありがとうございます」
 エミリーは微笑を浮かべ、改めて敷島に礼を言った。
「平賀夫妻に雷を落とされた以上、行かないわけにはいかないだろうな……」
 エミリーの故障は急いで平賀達によって修理された。その間、敷島は高速バスか航空便の予約をしなくてはならなかった。
 アポ無しで行くわけにもいかないので、電話してみたら、さしもの十条も驚いていたようだ。が、歓待するとのことだった。
「ま、着いたら起こしてくれ。金沢止まりじゃなく、加賀温泉まで行くみたいだから、そこまで連れて行かれたらたまらん」
「イエス」
 敷島は耳栓にアイマスク、空気枕を用意した。……って、行く気満々ではないか、おい。

[1月2日 03:00.北陸自動車道 敷島孝夫&エミリー]

 雪が舞う中、バスは一定の速度を保ったまま金沢へ向かう。この分だと、定時運行が期待できるが……。
「!」
 寝静まった車内。夜行バスの車内は通路を照らす一部の照明以外は消灯され、ほぼ真っ暗である。
 その時、“スリープ”状態になっていたエミリーが目を開けた。
「バージョン4.0の・接近反応。個体数・3機……」
 プァーン!(バスのクラクションの音)
「な、何だ!?」
 敷島も飛び起きた。前の席に座っていたため、尚更クラクションの音が耳を突いた。それと、急停車のブレーキ音。
 路面状態が悪い中での急停車だったが、幸い、どこかにぶつかったわけでも、最悪横転したわけでもなく、バスは高速道路上に止まった。
「な、何だこいつは!?」
 前の席にいた2人の運転手がパニクっている。
「ドアを・開けてください」
 エミリーがやってきて、運転手に言った。
「ええっ!?」
「ありゃ、バージョン4.0じゃないか!何でこんな所に!?」
 エミリーの後を追ってきた敷島も、バスの進路を阻んでいるロボット3体を見て驚いた。
「てか、ウィリーが死んだ後、全国規模で掃討したはず……」
 それでも1年くらいは、掃討し切れなかった個体が神出鬼没で現れるなどがあった。
 しかし、それからそれも無くなっていたので、つい財団としても掃討が完全にできていたと思っていたのだ。
 仮にできていなかったとしても、バッテリーが切れてるなどして、後になって稼働停止した個体が見つかる程度だろうと……。それはその時回収すればいいだろうと、楽観的だった。
 しかし今、バスの進路を阻んでいる3機の個体は明らかに元気に稼働している。何故だ?
「排除する」
 エミリーは両目をハイビームに光らせ、かつてドクター・ウィリーが開発・製造し、双子の妹機シンディが使役していた殺戮兵器ロボットに向かって行った。
「もしもし!高速道路に障害物あり!車線全部塞がれてます!すぐ通行止めにしてもらわないと、ここカーブの先だから追突される!」
 敷島は非常電話で、連絡する所に連絡していた。
「え!?上りか下りかって!?えー……金沢方面って、下りだっけ?あ、違う。北陸本線の“サンダーバード”、大阪行きが上りだから、上りでいいんだ!」
 ドカーン!
「ど、ドカン?」
 追突されたかと思ったが、音はバスの後ろではなく、前からだった。幸い、別の運転手がバスの後ろで発煙筒を焚いていることもあって、追突は一応避けられてるもよう。
 エミリーがバージョン4.0の1機を殴り飛ばして秒殺。
 続いてもう1機もエミリーに投げ飛ばされ、別の1機と激突し、大破。高速道路の外に飛び出し、爆発、炎上した。
「さすが、戦いの派手さは相変わらずのターミネーチャンだ」
 敷島は炎上するバージョン4.0を見て口元を歪めた。
「ちゃんと計算して外に投げ飛ばしたんだよな?」
「イエス。敷島さん」
 炎上している場所は荒地のため、人的被害は無かった。
「何だって今頃バージョンが?」
「分かりません」
「まあ、残骸の回収と処理は当局と財団に任して、運転再開してもらおう」
 それが簡単にできないのが日本という国である。

 運転再開した時には、既に外は明るくなっていたという。

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 冒頭の記事なのだが、前にポテンヒットさんが仰っていたのは正にその記事のことだろう。
 私もネットをやっていると、結婚情報サービス会社の広告がたまに出ているのを見かけるが、写真に美男美女を使っている時点でJAROに通報したくなるのは気のせいだろうか。
コメント (2)
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週末ユタさんぽ

2014-01-11 16:06:53 | 日記
 乗りバスをしていても、手持ちのスマホでブログ監視は欠かせない。
 今回もまた、さいたま市内の路線バス3社全て乗ったが、全て中型ノンステップ車という稀有なものであった。

 さて、厳虎独白のコメント欄が賑わいを見せている。炎上ではないのだが、普段は投稿していない閲覧者が投稿しているのが現在の特記事項である。学会員達がヒート気味のようなので、私としては、まあまあ落ち着きなさいよと。厳虎さんは顕正会員なんだから、そのブログで学会の主義主張をされても困るでしょうがというのが感想である。
 無論、私も信心薄弱の不良とはいえ、一応は宗門の信徒だ。宗門側の立場で、どうしても見なければならない。
 私にとっては正直、正本堂のことなんかどうでもいいと思っている。御供養したわけでもなく、この目で生で見たことがあるわけでもない。だからこそ、いつまでもそれに固執している浅井会長に付き合わされている顕正会員が可哀想なくらいだ。元・妙信講員達だけでやれよと、元会員の私は思う。
 学会員の沖浦さんが書き込んでいたが、私は自分に功徳があれば、お坊さん達が妻帯しようが何しようが別に構わないと思っている。そう、功徳があれば!
 日興上人の身延離山のことだって、別にこの目で見たわけではない。波木井実長さんとケンカ別れしたのだろうが、それはそれで逆に人間味があっていいだろうと思うのだ。逆に、鎌倉時代からずっと続く中で、天台宗の南光坊天海僧正や臨済宗の一休宗純師みたいな個性派は本当にいなかったのだろうかと首を傾げているくらいだ。
 沖浦さんは宗門が日興上人をただ1人の相承としていることに不満があるようだが、こちとらその日興門流なんだから、日興上人を神輿に乗せて担ぎ上げるのは当然のことである。

 それしても……今年は大きな功徳があるといいなぁ……。
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