報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“ユタと愉快な仲間たち”、原案とOKネタの違いについて。

2014-01-04 19:13:07 | 日記
 シリーズ全般の原案とOKネタとの違い。

 ・ユタは初期の頃はいじめられっ子という設定だが、原案ではむしろ不良グループのリーダーだった。この設定は川井ひとみ(栗原江蓮)に若干、引き継がれている。
 ・威吹は妖狐は妖狐でも、日本ではなく、中国の“九尾の狐”の末裔という設定だった。なので服装も日本の着物ではなく、春秋時代の中国の武士の衣装を着ていた。作者の右傾化日中関係の悪化により、日本の妖狐に変更。誰ですか?「九尾の狐は韓国起源ニダ」なんて言ってるの?“僕の彼女は九尾狐”の見過ぎ!中国人が怒りますよ?更に辿れば、インドまで行き着くのだが。名前とは別に、字があるというところに原案の名残がある。
 ・ユタの顕正会入信のタイミングが原案では大学入学後。作者の体験を元ネタにしていたため。
 ・カンジの登場タイミングが違う。当ブログでも若干紹介した設定とはまた別に、敵として威吹の前に現れたが、返り討ちに遭い、その強さに感銘を受けて弟子入りを強く希望したというもの。
 OKネタでは、とある強い妖怪と戦ったが敗北を喫し、とどめを刺される前に威吹とユタに助けられ、この2人がいとも容易く強い妖怪を倒したので、弟子入りを強く願うようになったというもの。
 ・ユタの所属寺院が塔中坊から都内の末寺へ変更。理由は【お察しください】。
 ・蓬莱山鬼之助の登場タイミング。これもまた威吹と敵対し、互角の勝負をしている。借り物キャラということもあって、あまりイジれずいつの間にか登場していたことに。
 ・さくらの正体についての変更。モデルが【あれ】だったため、東方Projectファンの同僚とある東方厨からクレームがついたため。
 ・藤谷春人は登場予定に無かった。寺院関係の登場人物が少な過ぎたために登場させた。
 ・藤谷春人は当初、オネェキャラだった。女嫌いというところに、名残がある。作者が気に入らなかったためにボツ。
 ・藤谷春人の日蓮正宗入信の経緯の変更。それまで浄土真宗を信仰していたが、女嫌いなのに所属寺院に尼僧の住職が就任したため、それに猛反対して飛び出した。尼僧のいない宗派を探したら、たまたまそれが日蓮正宗だったというのが理由がOKネタだが、当初は曹洞宗を信仰していたという設定。精進料理で食中毒を起こしたからという理由だが、バカらしいのでボツ。
 ……仮に日蓮正宗でも、日顕上人の御母堂様を最後に中止していた尼僧を復活させるとなったら、藤谷は大坊に怒鳴り込みに行きそうだ。
 ・イリーナは当初、ベタな法則(弟子が若い魔女なら、師匠は老婆)通り、老婆の姿で登場していた。魔道師が永遠の命を持つのに老婆の姿も無いだろうと判断し、若い女性の姿に変更。老婆の魔女がよく着用するフード付きローブを着用しているところに、その名残がある。
 ・マリアが魔道師になった経緯の変更。イリーナがキリスト教における地獄に赴き、その主に直接交渉して地獄の亡者を1人連れてくる。それがマリアだったというもの。作者の日蓮正宗勧誡に伴い、謗法色を払拭させる為に変更。

 こんなとこにろかな。色々と原案を出して、色々とこね回して、やっと作品にできるのですよ。1日辺り、このブログの記事1個分がいい所です。恐らく遅筆の部類に入るんでしょうな。
 
コメント (3)
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昨夜の記憶

2014-01-04 12:34:35 | 日記
 今現在使用しているPCのタスクバーの色が、えーりんの衣装に似ている件。
 それは置いといて、どうも私は酒の席には弱いらしい。いや、あの盛り上がりは私も好きだ。だから会社の社員旅行は、毎年欠かさず参加している。乾杯の一杯しか飲まず、私は大抵ゴマする側粛々と楽しむ側なのだが、どうも昨夜は気心知れた者同士だったこともあってか、少々ペース配分を間違えたようだ。
 新年会をやっていたのは当然私達だけでなく、周囲を見れば他の一般企業と思しき集団の盛り上がりもあった。
 参加した4人は、私も入れて30〜32歳の喪男・毒男ばかりのムサい新年会だったが、今年こそ出会いをと願って、それぞれちゃんと初詣に行ったようだ。中には1人、鷲宮神社にまで行ってきたようだが、そこで何をお願いし、どういう絵馬を奉納したのかは【お察しください】。お寺に初詣に行ったのは、私だけのようだ。うちの講頭さんなんか、『初詣行くなら、うちのお寺に来ない?』と街折しておられたようだが、私にはそこまでできない。てか、顕正会員がそれやったら、鬼の首取ったかのように一部の法華講員が非難しまくるぜ?神社に行きたければ、勝手に行けばいい。私は宗旨上の理由により、行けない行かないがね。
 私のタメの上長なんか、ケータイ占いで、勝手に私の今年の運勢を占いやがった。すると私は今年、何らかの出会いがあるという。ああ、そう。どうせまた昨年のように、肩透かしってところだろう。
 でもねぇ、今にして思うと、相手が別のお寺の人でまだ良かったと思う。上手く行けばいいのだろうが、破談になった暁には、同じお寺だったら気まずくてしょうがない。
 望むなら相手は、日蓮正宗とは無関係の人がいいな。学会員なら、そのままオレが学会に行ってもいいしw 顕益だけなら実は宗門よりいいかもしれない。破談になっても、人生の黒歴史で簡単に済ますこともできる。
 顕正会員?いや、だったら逆に折伏する。一緒に顕正新聞のポスティングに駆り出されたらたまらん。え?オマエのお寺も、何かしらポスティングしてないかって?それは、【お察しください】。

 で、ダウンorz
 相変わらずの下戸だ。吐くところまでは行かなかったけど、調子に乗って3杯飲んでいたら、間違い無くリバースしていただろう。
 そういうこともあって、2次会の風俗アミューズメントは私は断って、直帰することに。
 確かに新宿駅は賑わってはいるが、こんなものかね?やっぱり正月三が日は人が少ないのだろうか。千鳥足の私が、人にぶつかることもなく埼京線ホームまで行けたぞ。これなら、ブクロ駅の方がよっぽど人が多過ぎて歩きにくい。とんでもない駅を最寄りとするお寺に勧誡してしまったな。
 でも新南口とかから行くならまだしも、会場だった東口から行こうとすると大変だ。埼京線だけに、途中にJR最恐にして最狭の部分がある。埼京線や湘南新宿ラインで、新宿駅で人身事故ってなった場合、大抵の事故現場がここだ。私は落ちずに済んだが。何とかしてもらいたいものだ。
 ちょうど来た電車は新宿始発の各駅停車、大宮行き。りんかい線の70-000系(ななまんけい)だったのは覚えている。京浜東北線の一世代前の電車によく似たヤツだ。いわゆる、線内折り返しってヤツだな。それの最後尾が1番空いているのは知っているので、そこに乗る。ドア横の座席をゲット。JR車両と違って白い仕切り板ではなく、パイプになっているヤツなので、それがまたその高さが頭を支えてくれるのにちょうどいいんだ。私の横に立つ人は、私の頭が邪魔で“よっかかり”ができないだろうがなw
 普通ならつい寝てしまっても、次のブクロや赤羽駅でドカドカ乗って来るので、それで目が覚めるのだが、何故か酔っていた私は目が覚めず、目が覚めた時は降りようと思っていた北与野駅を発車するところだった。
 降り遅れたので、しょうがなく大宮駅からタクシーで帰ろうと思った次第。このまま折り返し電車に乗って、北与野駅に戻るという手もあったのだが、何故か私はそれを考えなかった。恐らくまた眠りこけて、都内に連れて行かれるのを恐れたのだろう。

 大宮駅からタクシーに乗る。

 運転手:「どちらまで?」
 私:「取りあえず、薬師堂まで」
 運転手:「はい?えーと……それは何区でしょうか?」
 私:「何区って……若林区の……」
 運転手:「すいません、ここさいたま市なんですけど……」

 って、それオレの実家の行き先だ!りんかい線70-000系が東北本線などで走っている701系に似ているもんだから、すっかりそれと……。

 私:「えーと……大宮公園だったかな……」
 運転手:「大宮公園ですね」
 私:「盆栽町に浅井って表札があるから、そこまで……」

 オレは何しに行くんだ!?金杯前に、センセーの金庫破りか!?

 私:「あ、思い出した!中央区だ、中央区!」
 運転手:「中央区のどこですか?」
 私:「えーと……」

 そんなこんなで、ようやっと帰ってきた次第。

 因みに栗原江蓮の家は、大宮公園駅から顕正会本部に行く途中にある一軒家という設定だ。それと間違えたか?しかし、盆栽町はそこじゃないし……。もっと泥酔していたら本当にセンセーの家まで行って、
「オラぁ、浅井!出てきやがれ!!平成25年の誓願破りはどうなったーっ!!」
 って、怒鳴り込んでいたかもしれないなw

 その時はポテンヒットさん、身元引受人頼んます!
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昨夜は酔いつぶれて更新できなかったorz

2014-01-04 11:11:26 | 日記
 前回の続き。

[同日23:00.ユタの家(威吹の部屋) 威吹邪甲]
(威吹のつぶやき)

 カンジは帰ってしまった。
 人間界で生まれ育ったと言っているが、今も人間界に住んでいるのか、それは分からない。
 オレよりも人間界に精通しているところを見ると、恐らくその言葉に嘘偽りは無いのだろう。
 何しろ、
「オレはあまり妖術が得意ではないので」
 という理由で、資料を広げる時に『たぶれっと』なる、ユタが持っているのと同じ薄い板を出したくらいだ。
 確か昔、石板の表面に遠くを映し出す妖術を得意とするヤツと戦った記憶があるが、数百年も経てば、それが妖術ではなくなるものなんだな。
 オレ達が妖術としていたもの、それが現代では人間達は“技術”と称して普通に使用している。本当に、つくづく凄い時代まで封印されたものだ。

 カンジは色々話してくれたが、オレが最も気になったのはさくらのことだ。
 人間達の資料では歩き巫女として、オレを封印した後、奥州へ向かったとのこと。
 ユタに頼んで彼女の足取りを辿ったが、仙台でその足取りはプッツリ切れている。オレが封印を解かれた社と何か関係があるのかと思ったが、的を射た情報は得られなかった。そもそも、何故あの女が奥州へ向かったことも明らかにされていない。
 しかし妖狐側の調査(さすがにオレが封印されたことは知っていて、一応詳細は調査したようだ)では、オレを封印する前日か当日に死んだことになっている。
 オレはその前日の夜から当日朝に掛けて、彼女と契りを交わした。もし仮に妖狐側の調査が正しかったとしたら、オレが抱いた女は誰だったんだ?

 今夜は眠れそうにない。

[12月2日06:00.同場所 威吹邪甲]
(威吹のつぶやき)

 ……と思ったが、少しは眠れたようだ。オレが目を覚ましたのは、ユタの声がしてから。普通の人間の耳には聞こえないが、オレの耳にはユタが読経をしている声が聞こえた。
 病気が治ったのか?
 オレは起き上がると、ユタの部屋に向かった。……が、その前に、また玄関にカンジの気配がしたので、先にそちらに寄ることにした。

[同日06:05 ユタの家 威吹邪甲、威波莞爾、稲生ユウタ]
(ここから三人称に戻る)

「おはようございます。威吹先生」
「また来た。オレに斬られに来たのか?」
 するとカンジはパッと顔を明るくした。
「それは、先生に稽古をつけてくださるということですね!?」
「どこをどう解釈したら、そうなるんだ?」
 生真面目な性格ゆえか、多少天然なところがあるようだ。
「ユタの具合如何によっては、約束通り、お前の体を切り刻んでやるってことだよ」
 威吹は調子が狂った様子で言った。
「それなら大丈夫のはずですが……」
「まあいい。一応、上がれ」
「失礼します」

 2人の妖狐はユタの部屋に向かった。
「“獲物”殿の勤行の声がしたので、お元気になられたと思いますが?」
「多分な。しかし、勝負はゲタを脱ぐまでだ」
「!」
 するとカンジはババッと、手帳を取り出し、何かをメモり出した。
「何してんの?」
「今の先生の御金言、しかと肝に銘じます!」
「はあ!?」
 威吹は変な顔をした。しかし、咳払いをする。
「とにかく!ユタはお前の見立て通り、強い霊力を持つ。その人間が読経しようものなら、下等妖怪など、あっという間に滅されるからな。オレ達、高等の部類にあっても、戦闘不能になるほどだからな」
「分かります。先ほども、この家の様子を伺っていた“てけてけ”が慌てて逃げ出して行きました」
(てけてけ?……しょうけらといい、オレが封印されてる間に、下等の連中も進化を遂げたようだな)

 ユタの部屋に入る。
「ユター、勤行終わった?」
「お体の具合はいかがですか?」
「あっ!おかげさまで、すっかり治ったよ!今はバリバリの平熱だ!凄いな!インフルエンザなんて、何日も掛かるのに!」
「本当か?本当に後遺症とかも無いんだね?」
「うん。全然大丈夫。唱題1時間やっちゃったよ」
「先生。これでオレは、正式に先生の弟子にしてくださいますね?」
「う、うん……。そうだな。あっ、いや、ちょっと待て」
「何か?」
「今は後遺症が無いが、後日現れる可能性もある」
「それはありませんが、万が一あったとしても、オレが対処しますよ」
 クスクスとユタは笑った。
「いいじゃん、威吹。これだけ慕ってくれてるんだからさ。弟子入りさせてあげなよ。弟子として手元に置いておけば、もしまた僕に後遺症が出たら、すぐに対処してもらいやすくなるでしょ?」
「むむ……」

[同日07:00.ユタの家 威吹、カンジ]

「“獲物”殿は、こんな時間からどこへ?」
「市内の寺に向かったよ。家では唱題しかしていないから、改めて朝の勤行をしに行った」
「日蓮正宗ですか」
「そう」
「なるほど……」
 カンジは何か言いたげな様子だった。
「そこの宗派なんですが、恐らくは……」
「ユタの前で言わない方がいいぞ。彼を怒らせると、大ケガする」
「分かりました」
「いずれにせよ、宗祖も開祖もオレ達より更に前の時代の人間だからな」
「古老達なら詳細を御存知だと思いますがね」
「それより、さくらのことだ。どうして人間達の見聞とオレ達の史料で違う?」
「当時の人間達など、ちょっと妖術を見せればいくらでも誤魔化しができますから。先生も御存知でしょう?当時の人間達、まあオレ達もですが、手を翳すだけで水が流れるトイレができると誰が予想しましたか?」
「まあ、そうだな」
「あれだって、当時の人間達からすれば妖術ですよ」
「全くだな。じゃあ、やはりオレ達側の調査が正しいのか?」
「ええ。先生にとっては残念でしょうが……」
「じゃあ、オレが抱いた女って……。いや、間違いなくあいつは……」
「これはオレの私見ですが、恐らく先生が契りを交わした巫女は本人だったでしょう。その後で、偽者と入れ替わったんだと思います」
「確かに契りを交わした後で、一旦は別れたが……。誰がそんなことを!?」
「そこまでは調査が至っていません。つまり、オレ達でも正体が明らかにできなかったということです」
「そんなヤツがいたのか?」
「そういうことになります。オレ達でも把握できない妖怪となると……日本の妖怪ではなかったのかもしれません」
「何だって!?」
「先生は天狗は御存知ですね?」
「ああ」
「しかし当時のオレ達は、把握できなかったのです。今でこそ彼らの正体は西洋から流れて来た人間だったというのがほとんどですが、中には本当に西洋からやってきた妖怪も含まれていたのです。もっとも、東日本では確認できていませんが」
「カンジ。せっかくだ。もう少し詳しく調査してくれ」
「分かりました」
「ユタのことだから、寺の後で大学に行くだろう。その間、ヒマになるから、まずはお前の実力を見てやるよ」
「本当ですか!?」
「オレに勝つ必要は無い。あくまで実力を見るだけだから。負けたら弟子入りの話は無しということはない。ユタから推薦されれば、オレもダメだとは言えないからな」
「ありがとうございます!」
「それと、もう1つ」
「何でしょう?」
「ユタはオレの“獲物”だが、名前で呼んでもらって構わない。ユタも心の中ではそれを望んでいるはずだ」
「先生のお言葉ですが、それはできません」
「なに!?」
「オレはあくまで弟子ですので、『ユタ』とお呼びするわけには参りません」
「そこまで気安く呼べとも言ってないけどな!」

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 昨夜は新宿で職場の同僚達で新年会。グラスのサワー2杯だけで酔い潰れるのだから、私も本当に下戸だ。
 一応、帰りの埼京線、新宿始発の各駅停車で、りんかい線の車両だったことくらいは覚えているが、着席してから爆睡したせいか、目が覚めた時には北与野駅を発車していた。
 普通はブクロや赤羽でドカドカ乗ってくるから、そこで目が覚めるはずなんだけど、全く覚えていないんだよなぁ……。まあ、ロングシートに横になっていなかっただけマシか(ドア横に座れたこともあって、パイプを枕代わりにしていた)。
 しょうがないから大宮駅からタクシーで帰りましたよ。上手く行き先が説明できず、右往左往させてしまった。飛鳥交通大宮営業所の運転手さん、ごめんなさい(←領収書だけはしっかり受け取っていた)。
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