報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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時代の移り変わり

2013-03-03 19:56:19 | 日記
引退秒読み! 丸顔の新幹線200系 越後湯沢駅 国境の長い長いトンネルを抜けると…(産経新聞) - goo ニュース

 えー、私が述べたいことを、この新聞記者は書いてくれたので何も言うまい。ただ、私の多感な時期にお世話になった車両ということで、感慨深いものはある。今は昔、簡易リクライニングシートの3人席が回転できず、指名買い(席番を指定して買うこと)のほとんどできなかった当時において、逆向き席に当たった時の哀しさは今でも忘れまい。これはシートピッチが現在よりも狭かったため、回転できなかったものだ。因みにこの簡易リクライニングシートが200系デビュー当時からあったのか、それとも0系の時のように、当初は転換クロスシートだったのかは分からない。物心ついた時には、既に簡易リクライニングシートであった。当時はビュッフェがあって、是非とも利用したかったのだが、親は利用させてくれず(東北地方の食堂車は不味いというイメージがあったらしい)、一人旅をさせてくれるようになった時も、カウンターに背が届かないという痛恨の思いがあった。そしてようやくカウンターに背が届くようになった頃、ビュッフェは廃止されていた。
 そんなだから、200系にあまりいい思い出って無いな。でもまあ、大人になってから思い返してみると、こういうのも甘酸っぱい思い出になるんだよね。だから大人になってからは後悔しないように、なるべく廃止になりそうな物はそうなる前に利用するようにしている。もう1つ恨み言を言うと、200系の2000番台(東海道新幹線の100系に似ているヤツ。ヘッドライトが細目になっている)の個室を利用してみたかった。この個室、需要がありそうなものだが、今では発祥の地である東海道新幹線からも消え失せてしまった。今では山陽新幹線の“ひかりレールスター”に4人用普通“簡易”個室があるだけである。東海道新幹線のような混雑路線は、とにかく座席数を確保したいという思いから食堂車も個室も廃止したようだが、それより余裕のある山陽新幹線がそうしているのだから、東北新幹線もそういう“余裕”を設けてもらいたいものだ。今後、E5系1000番台や2000番台でも作る時、グランクラスを個室にしてみたらと思うのだが……ダメかね?
 ところで、前々から気になっていたのだが、200系の運転室の後ろにある個室は何に使うのだろうか?『業務用』と書いてあったのだが、随分変な所に車販準備室があるもんだ。普通は中間車辺りに設けるものだが、ビュッフェもカフェテリアも廃止にしてしまった200系には、中間車にそれを作る余裕が無く、先頭車に急ごしらえで作ったのだろうか。
 恐らくもう200系に乗ることはあるまい。だから、この場で言おう。

「俺の鉄道人生に寄与してくれて、ありがとう。今度は、鉄道博物館で会おう」
コメント (3)
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