報恩坊の怪しい偽作家!

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ついに起きたか……

2013-03-02 23:59:29 | 日記
突然スピード落ちた…脱線の車内に130人(読売新聞) - goo ニュース

 どうも今冬は豪雪に悩まされるようだ。雪に弱い東海道新幹線ならともかく、豪雪を走ることなど、とっくに想定内の秋田新幹線でこんな事故が起こるとは、意外に思った人も多かったに違いない。
 しかし、現場は在来線区間なのだ。奥羽本線の所だ。あの辺は国道13号線も並行していて、私もトラック運転手だった頃にそこを通ったことがある。何ともまあ、凄い雪だ。国土交通省直轄の国道ということもあって、常に除雪がされている所なので、チェーンまで巻いて走った記憶は無いが、『電車でGo!』で、秋田新幹線の秋田~盛岡間を運転することができる。事故現場も通るが、大雪の中を走行するシーンが再現されている。
「ここはもう少し奮発して、フル規格で建設した方が良かったのではないか?輸送密度は少ないが、しかし逆に単線一閉塞で作れる。何より、大曲駅でのスイッチバックを解消できる」
 という主張がある反面、事故列車の乗客が130人だったということで、
「東海道新幹線の2~3両分くらいの乗客しかいない。そもそも秋田新幹線など必要だったのか?電気と税金の無駄ではないか」
 という意見もネットではあるようだ。
 結論を言えば、今の秋田~盛岡間は物凄く中途半端だということだな。因みに『電車でGo!』をプレイしたことのある人ならもう分かっていると思うが、この区間は最高速度130㎞である。新型車両の“スーパーこまち”が導入されたとしても、在来線区間の最高速度は変わらない。
 もう1つの共通意見として、けして田沢湖線の存在自体にムダだというものはないということ。確かに一地方のローカル線だが、あそこを並走して走る国道46号線は仙岩峠という県境の難所が存在しており、私も吹雪の中、あやうく立ち往生しかけたことがある。あの辺りは雪女が出るという噂もあるようだが、実際に遭遇してもおかしくない状況に陥ってみて、頷けた。因みにこの時の体験も、しっかり同人小説のネタにさせてもらっている。道路がそんな状態だから、やはり鉄道輸送の安心感はあるのだろう。

 つまり、普段より雪が多い冬に、豪雪地帯にはなるべく行かないのが最良だということだ。
コメント
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