おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の72ページ「図 122-16 売上高対研究開発比率」を見ましたが、今日は73ページ「図 122-17 外部との共同開発の実施状況」をみます。
下図により、GNT企業外部との共同開発を見ると、79.0%の企業が「顧客との共同開発」を実施しており、これについて白書は、顧客との共同開発を積極的に行うことによって、顧客からの相談やニーズを引き出しやすい関係を築き、顧客ニーズの迅速な把握と対応を通して、顧客の囲い込みにつなげているものと考えられる、とあります。

次に、海外企業との共同開発を見ると、「既に海外企業との共同研究を行っている」が44.0%であり、さらには、「現在、海外企業との共同開発に向けて具体的な準備に入っている」(2.0%)と、「海外企業との共同開発に関心があり、提携先を探している」(5.0%)も加えると、能動的に海外企業との共同開発に取り組んでいる企業が約半数となることが分かります。

これについて白書は、自社製品の海外展開につながる可能性を見込んで、海外企業との共同開発にも積極的に取り組んでいるものと考えられる、とあります。
先般見た通り、GNT企業はニッチ市場で強みを持つために重視する情報収集経路として、「顧客からの相談」を最も重視していることから、このニーズを迅速に具現化するために、共同開発に取り組んでいることが分かりますね!
昨日は2014年版ものづくり白書の72ページ「図 122-16 売上高対研究開発比率」を見ましたが、今日は73ページ「図 122-17 外部との共同開発の実施状況」をみます。
下図により、GNT企業外部との共同開発を見ると、79.0%の企業が「顧客との共同開発」を実施しており、これについて白書は、顧客との共同開発を積極的に行うことによって、顧客からの相談やニーズを引き出しやすい関係を築き、顧客ニーズの迅速な把握と対応を通して、顧客の囲い込みにつなげているものと考えられる、とあります。

次に、海外企業との共同開発を見ると、「既に海外企業との共同研究を行っている」が44.0%であり、さらには、「現在、海外企業との共同開発に向けて具体的な準備に入っている」(2.0%)と、「海外企業との共同開発に関心があり、提携先を探している」(5.0%)も加えると、能動的に海外企業との共同開発に取り組んでいる企業が約半数となることが分かります。

これについて白書は、自社製品の海外展開につながる可能性を見込んで、海外企業との共同開発にも積極的に取り組んでいるものと考えられる、とあります。
先般見た通り、GNT企業はニッチ市場で強みを持つために重視する情報収集経路として、「顧客からの相談」を最も重視していることから、このニーズを迅速に具現化するために、共同開発に取り組んでいることが分かりますね!