おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の67ページ「図 122-4 ニッチ製品をグローバル市場に展開するまでの経路」を見ましたが、今日は67ページ「図 122-4 ニッチ製品をグローバル市場に展開するまでの経路」をみます。
下図によりGNT企業の所有形態を見ると、「オーナー企業」が7割となっており、また、現在の経営者は「創業者の親族」が54.0%と最も多いことが分かります。創業者から世代交代が進んでおり、主に創業者の親族に事業が承継されていることが分かります。
次に、GNT企業の創業経緯を創業年代別に見ると、1945年以前に創業した企業と1946年~1973年に創業した企業では「特定の勤務経験を経ずに創業者が独自に創業」が最も多いが、1974年以降に創業した企業では、「製造業に属する大企業への勤務経験を経て創業」の割合が39.1%と最も多くなっていることが分かります。
企業家の環境に育ち、大企業で修行した後に、自ら起業し、GNT企業へ昇華させていく。これがGNT企業へのゴールデンルートであるのならば、起業家が自分のビジネスを見つめ直すために、大学や大学院等での教育を受ける機会を増やして欲しいですね!
昨日は2014年版ものづくり白書の67ページ「図 122-4 ニッチ製品をグローバル市場に展開するまでの経路」を見ましたが、今日は67ページ「図 122-4 ニッチ製品をグローバル市場に展開するまでの経路」をみます。
下図によりGNT企業の所有形態を見ると、「オーナー企業」が7割となっており、また、現在の経営者は「創業者の親族」が54.0%と最も多いことが分かります。創業者から世代交代が進んでおり、主に創業者の親族に事業が承継されていることが分かります。
次に、GNT企業の創業経緯を創業年代別に見ると、1945年以前に創業した企業と1946年~1973年に創業した企業では「特定の勤務経験を経ずに創業者が独自に創業」が最も多いが、1974年以降に創業した企業では、「製造業に属する大企業への勤務経験を経て創業」の割合が39.1%と最も多くなっていることが分かります。
企業家の環境に育ち、大企業で修行した後に、自ら起業し、GNT企業へ昇華させていく。これがGNT企業へのゴールデンルートであるのならば、起業家が自分のビジネスを見つめ直すために、大学や大学院等での教育を受ける機会を増やして欲しいですね!