おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の69ページ「図 122-9 「利益率」を高めるための取組」を見ましたが、今日は69ページ「図 122-10 100選企業が海外展開を開始した時期」をみます。
下図により、100選企業が海外展開を開始した時期を見ると、80年代から90年代にかけて海外展開を開始した割合が高いことが分かります。

次に、海外市場に展開したきっかけを見ると、「自社製品に関して、海外に潜在需要があることを発見した」が59.0%と、最も多くなっており、国内だけでなく海外に目を向けることで、ニッチ分野であっても自社製品の市場が大きくなることが示唆されます。
また、「海外ユーザーからアプローチがあった」が41.0%と次に多くなっており、特定分野において高品質な製品や技術を保有することで、自社の業界における評価やブランド力を高め、海外からもユーザーを引き寄せるほどの競争力を獲得していることが示唆されます。

白書はこの状況について、GNT企業は、国内製造を基本としつつ、積極的に海外に展開しており、GNT企業が自社製品を販売している国数は、平均38.3か国となっている。また、海外売上高比率は平均45.1%と売上高の約半分が海外となっている、とあります。
海外に潜在需要があることを発見するためには、海外に行かないと分からない。まさに虎穴に入らずんば虎児を得ずということですね!
昨日は2014年版ものづくり白書の69ページ「図 122-9 「利益率」を高めるための取組」を見ましたが、今日は69ページ「図 122-10 100選企業が海外展開を開始した時期」をみます。
下図により、100選企業が海外展開を開始した時期を見ると、80年代から90年代にかけて海外展開を開始した割合が高いことが分かります。

次に、海外市場に展開したきっかけを見ると、「自社製品に関して、海外に潜在需要があることを発見した」が59.0%と、最も多くなっており、国内だけでなく海外に目を向けることで、ニッチ分野であっても自社製品の市場が大きくなることが示唆されます。
また、「海外ユーザーからアプローチがあった」が41.0%と次に多くなっており、特定分野において高品質な製品や技術を保有することで、自社の業界における評価やブランド力を高め、海外からもユーザーを引き寄せるほどの競争力を獲得していることが示唆されます。

白書はこの状況について、GNT企業は、国内製造を基本としつつ、積極的に海外に展開しており、GNT企業が自社製品を販売している国数は、平均38.3か国となっている。また、海外売上高比率は平均45.1%と売上高の約半分が海外となっている、とあります。
海外に潜在需要があることを発見するためには、海外に行かないと分からない。まさに虎穴に入らずんば虎児を得ずということですね!