中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

就業年数と起業成否の関係

2012年07月01日 05時49分28秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「女性起業の現状」をみましたが、今日は121ページの「男女別の起業時の年齢」をみています。

この図をみると、男性は起業する平均年齢が41.0歳に対して女性は36.5歳と平均年齢が4.5歳低いことから、女性は低い年代で起業する割合が高いことが分かります。

また、次の第2-2-50図において起業前の就業経験年数をみると、男性は15年以上が49.5%ですが女性は34.0%と女性の方が短い傾向にあることが分かります。

昨日、女性の起業は男性と比べて比較的小規模で身の丈な起業が多いことを書きましたが、就業経験の短い女性は資金や経験を得る機会が少なく、相対的に起業を実現しにくい環境に置かれていると読み取れます。

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