おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
今日から2012年6月5日に発表された2012年版製造基盤白書(ものづくり白書)を読んでいきます。
まずは5ページの図111-5に「業況判断DI」というグラフをみます。
この図は日銀短観における業況判断DIの推移ですが、2011年第1四半期までは緩やかな上昇基調にありましたが、震災の影響により一時落ち込んだものの、その後、すべての区分で業況が好転したものの、大企業製造業は2011年第4四半期で、中小企業製造業は2012年第1四半期で再び悪化に転じていることが読み取れます。
その原因は欧州に起因する世界経済の減速、円高、さらには電力需給の逼迫など事業環境の悪化により、不確実性の高い状況が続いていることにあります。
中小製造業の経営者と話をしていると、海外企業との熾烈な競争の渦中に、これら自社ではどうしようもできない不確実性が加わっていることから、今後ますますの悪化を危惧されます。
今日から2012年6月5日に発表された2012年版製造基盤白書(ものづくり白書)を読んでいきます。
まずは5ページの図111-5に「業況判断DI」というグラフをみます。
この図は日銀短観における業況判断DIの推移ですが、2011年第1四半期までは緩やかな上昇基調にありましたが、震災の影響により一時落ち込んだものの、その後、すべての区分で業況が好転したものの、大企業製造業は2011年第4四半期で、中小企業製造業は2012年第1四半期で再び悪化に転じていることが読み取れます。
その原因は欧州に起因する世界経済の減速、円高、さらには電力需給の逼迫など事業環境の悪化により、不確実性の高い状況が続いていることにあります。
中小製造業の経営者と話をしていると、海外企業との熾烈な競争の渦中に、これら自社ではどうしようもできない不確実性が加わっていることから、今後ますますの悪化を危惧されます。