中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

「V」案内所を知っていますか?

2013年12月16日 04時29分22秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」85ページの「観光圏の整備イメージ」をみましたが、今日は86ページの「外国人観光案内所」をみていきます。

下は、外国人観光案内所の認定数とシンボルマークです。

詳しく見ると、JNTO(日本政府観光局)は、ツーリスト・インフォーメーション・センター(TIC)で日本全国の観光情報を提供すると同時に、地方公共団体や観光施設が運営する外国人観光案内所(ビジット・ジャパン案内所=略称:「V」案内所)をネットワーク化し、TICと連携しながらニーズに応じた案内や情報の提供を行っています。

平成24年10月には、個々のV案内所を、その提供するサービス等により4種類に区分する認定制度を新たに導入し、案内所ネットワークの質の向上及び担保を図った。この新認定制度により認定を受けた案内所数は、平成25年3月末現在で342件に上っています。

日本人であるためか、「V」案内所とこのマークを見た記憶がないので、早速調べてみると、下の一覧表にたどり着きます。

行政機関のHPは非常に深いので、外国人がこのサイトまでたどり着くか心配ですが、こういう拠り所が整備されると、外国人旅行者の利便性と満足度の向上が期待されることは間違いないですね!

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「日頃からの努力」の賜物

2013年12月15日 05時13分11秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」81ページの「新しい事象への対応」をみましたが、今日は85ページの「観光圏の整備イメージ」をみていきます。

「観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律(観光圏整備法)」に基づき、地域の関係者が連携し、地域の幅広い資源を活用し地域の魅力を高めることにより、国内外の観光客が2泊3日以上の滞在交流型観光を行うことができる「観光圏」の整備を促進しています。

この図を仔細に見ると、「宿泊の魅力向上」、「滞在コンテンツの充実」、「移動の利便性の充実」、「情報提供の充実・強化」とあり、これはどこの観光地でも支援ニーズがあるはずです。

平成24年度までに観光圏整備実施計画を49件認定していますが、以下が採択を受けている地域の図になります。


採択は、施策に対する情報収集力とそれを獲得できる内部組織力という「日頃からの努力の賜物」であることを感じて欲しいものです。

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欲を言えば、「無料で高速なWi-Fi」を!

2013年12月14日 05時54分54秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」79ページの「科学的な経営の普及」をみましたが、今日は81ページの「新しい事象への対応」をみていきます。

平成24年度観光庁調査による「宿泊施設の無線LAN及び外国語テレビ放送整備状況」をみると、前者は40%が、後者は83%が未整備となっていることが分かります。

白書はこれについて、訪日外国人旅行者からの不満が多いとされる無料公衆無線LAN環境、外国語テレビ放送、外貨両替サービス等について、訪日外国人旅行者を受け入れる宿泊施設は、速やかにその整備を進める必要があるとしています。

海外旅行で日本語の放送が見られるとホッとするので、逆の立場からすると、できるだけ多くの番組が見られるようにするのが最高のホスピタリティかもしれません。

しかし、それには多額の費用がかかりそうなので、せめて無線LAM、欲を言えば、「無料で高速なWi-Fi」を積極的に整備して欲しいですね。

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旅館と民宿の違いってナニ??

2013年12月13日 05時40分11秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」78ページの「インバウンド及びMICEへの取組の強化と積極的な海外展開」をみましたが、今日は79ページの「科学的な経営の普及」をみていきます。

平成24年度観光庁調査による「旅館に対するアンケート結果~旅館経営において誰にアドバイスを受けているか」をみると、「設備投資」、「集客」、「その他経営全般」の全てにおいて、「アドバイスを受けていない」ことが多くなっていることが分かります。

これらについて白書は、我が国の宿泊産業は、マネジメントや生産性に関する意識が十分でないまま旅館等を経営している例がまま見られるとしています。

そもそも旅館と民宿の違いって何でしょうか?

旅館は温泉旅館、割烹旅館等、専門的なサービスの提供が旅館業法に基づいて認可されている、民宿は農家民宿、漁師民宿など家族経営の宿で旅館業法のハードルが低い、というようなイメージがあるのは私だけではないと思います。

実は、旅館も民宿も線引きは曖昧で、経営形態に関わらず、ホテルでも旅館でも民宿でも自由に名乗って良いようです。

白書には、前近代的な経営から脱却し、的確な財務・労務の管理等による科学的な企業経営を普及させていくことが喫緊の課題となっているとあります。

旅館が持っている強みを起点に機能やサービスで差別化を図るためには、コンサルタントをはじめ外部からのアドバイスが重要と読むことができると思います。

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旅行業者の海外事業展開

2013年12月12日 05時00分00秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」77ページの「旅行業者の他事業への展開状況及び将来的な展開意向」をみましたが、今日は78ページの「インバウンド及びMICEへの取組の強化と積極的な海外展開」をみていきます。

平成24年度観光庁調査により海外に事業展開している旅行業者の割合をみると、「海外での事業は行っていない」が82.6%となっていることが分かります。

続いて、旅行業者の海外における事業内容とその実施割合をみると、「日本人旅行者の受入れ・地上手配」が7.4%、「旅行事業以外の事業」が4.6%と非常に少ないことが分かります。

これらを踏まえ、白書は、従来、我が国の旅行業者はインバウンドについて必ずしも積極的に取り扱っておらず、また、MICEの誘致についても旅行業者の参画は十分進んでいない。今後は、成長の見込まれるインバウンドの取扱いの拡大に積極的に取り組むことが必要であり、MICEについても、関係者との連携を強化しつつ、更に取組を進めることが求められる、としています。

HISがタイで航空会社を設立したという取り組みがあったように、一部の旅行業者は海外展開を図っていますが、諸外国の観光需要を取り込むためには、インバウンドのみならず三国間観光など、海外での事業展開を積極的に推進していくことが求められているということですね。

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将来は選択と集中か?

2013年12月11日 04時19分41秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」75ページの「観光サービスの品質の向上・明示」をみましたが、今日は77ページの「旅行業者の他事業への展開状況及び将来的な展開意向」をみていきます。

平成24年度観光庁調査による旅行業者の他事業への展開状況をみると、現在【青】では「旅行事業以外の事業は営んでいない」が最も多く、次いで「その他の事業」、「物販」、「運輸」、「宿泊」等を行っていることが分かります。

これについて白書は、国内外の一部の旅行業者においては、宿泊業や運輸業等との統合や連携により収益性の向上を図っている例があり、今後、海外の有力企業に伍して事業展開し、また収益性を向上させていくためには、他産業への参入や他企業との連携・事業統合等を検討することも必要となっているとしています。

一方、将来的な展開意向【紫】をみると、「旅行事業以外の事業は営んでいない」の割合が大幅に高まっています。

これについて白書は触れていませんが、将来に向けては選択と集中を行うことの意思表示とも読み取れますね。

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ホテル・旅館への格付け制度

2013年12月10日 05時04分33秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみましたが、今日は75ページの「観光サービスの品質の向上・明示」をみていきます。

観光産業に関する日本のブランド力を強化するためには、観光産業が提供するサービスの質の向上・明示に取り組むことが非常に重要であり、その実現のための取組を進めていくことが不可欠である。

特に、インバウンドの手配を行うツアーオペレーターのサービスは日本の観光に対する評価を左右しかねないことから、ツアーオペレーター業務を行う企業を対象として、その提供するサービスの質や当該企業に対する信頼性等が一定水準以上であることを明示するための認証制度を導入・普及させることに取り組んでいく必要があります。

この方向性のモデルはニュージーランドとのことで、宿泊施設も含めた観光産業全般を対象とした品質認定制度(「クォールマーク」)があり、旅行者に対して分かりやすく観光サービスの情報提供を行う取組がなされているとのことです。

日本においては、ホテル・旅館の施設やサービスの水準等を示す、いわゆる格付け制度は一般には導入されていないが、新潟・群馬・長野の3県にまたがる観光圏である雪国観光圏においては、公益財団法人中部圏社会経済研究所が策定した観光品質基準を活用し、主に訪日外国人旅行者を対象として宿泊施設の設備やサービスの品質に関する認証のための仕組みの構築に取り組んでいるとのことです。

ニュージーランドのように第三者が格付けをするのは日本人には抵抗があるかもしれませんが、環境負荷の軽減、高齢者配慮、地産地消に取り組む者等、個別にテーマを設定し、それを認証していけば、結果として全体のレベルアップが期待されるかもしれませんね。

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観光産業の大きなミスマッチ!

2013年12月09日 04時53分39秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」74ページの「宿泊業の市場規模の推移」をみましたが、今日は75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみていきます。

平成24年度観光庁調査をみると、大学で観光関連の学部・学科等を修了した学生が実際に観光関連企業に就職する比率は16.1%と少ないことが分かります。

これについて白書は、企業側も大学での専攻等を意識せず採用する傾向があり、大学での教育と産業界
のニーズとが必ずしも合致していない現状となっているとしています。

観光産業は就職活動を行う大学生等からは比較的人気が高いとされていますが、労働時間や賃金水準等の観点では、他産業と比較して実際の労働環境が必ずしも恵まれているわけでなく、例えば、社会人の転職等に際しては、大学新卒者の場合ほど観光産業の人気は高くない傾向にあるようです。

観光産業には理想と現実に大きなミスマッチがあるということですね。

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目と心で”聴く”姿勢を持った旅館

2013年12月08日 04時48分35秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」73ページの「日本の観光産業の現状」をみましたが、今日は74ページの「宿泊業の市場規模の推移」をみていきます。

宿泊業の市場規模は平成3年に4.94兆円を記録した後は縮小傾向が続いており、平成23年には2.70兆円と45.3%の減少となっていることが分かります。

グラフを仔細に見ると、確かに宿泊業の市場規模全体が減少していますが、ホテル【青色】に関してはそれほどの変化はなく、市場が縮小しているのは旅館【緑色】であることが分かります。

仕事柄、旅館に宿泊することもしばしばあります。旅館はアットホームで良いのですが、その反面、食事や入浴の時間が指定されるし、ネットは使えないし、部屋は寒いし・・・と快適でない部分も多々あります。

日本人として畳の宿に泊まるのは気が休まるので、これらの心配がない旅館にはネットで予約したいですね!

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個人のネット予約の光と影!

2013年12月07日 04時34分03秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」69ページの「外国船社クルーズ船の寄港回数推移」をみましたが、今日は73ページの「日本の観光産業の現状」をみていきます。

旅行業者の旅行取扱額の推移をみると、平成8年に9.92兆円であったが、平成23年には6.29兆円と、36.6%減少していることが分かります。

白書は、我が国における観光産業は、旅行業、旅行業者代理業、ツアーオペレーター(ランドオペレーター)と呼ばれる宿泊施設・食事・交通手段等の手配業、添乗サービス業、ホテル・旅館等の宿泊業のほか、運輸業、娯楽施設、小売店・飲食店、製造業など非常に幅広い分野に及び、広範な経済波及効果や雇用誘発効果が期待される産業とあります。

改めてグラフを見ると、グラフの緑色が国内旅行の取扱額、青色が海外旅行のそれですが、平成8年以降、国内旅行が右肩下がりとなっています。

この原因は「個人のネット予約」という言葉に集約されると思います。商業で言えば「卸不要論」であり、景気が上向いてもこのグラフが上向くことはないように感じますね。

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東京に新客船ターミナルにカジノ構想!

2013年12月06日 04時06分48秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」69ページの「空港での最長審査待ち時間」をみましたが、今日は69ページの「外国船社クルーズ船の寄港回数推移」をみていきます。

下図は、国土交通省が港湾管理者への聞き取り調査結果に基づいて作成された外国船社クルーズ船の寄港数と寄港人数を示したものです。

これをみると、平成23年の大幅な減少から、V字回復している状況が読み取れます。

これについて白書は、今後大型クルーズ船を積極的に受け入れていくためにも、海外臨船、入国審査官の増員や機動的な配置等による入国手続きの迅速化・円滑化を図っていくことが必要と述べています。

現在、東京の晴海埠頭には豪華客船はレインボーブリッジをくぐれないため入港できないことから、オリンピックに向けて新客船ターミナルを建設するとのことです。

また、東京湾にはカジノ構想も上がっているので、オリンピック開催時には、今とは大きく異なっているかもしれませんね。

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関空の待ち時間は長い!?

2013年12月05日 04時56分52秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」68ページの「日本政府と韓国政府におけるビザ制度(観光目的)の比較」をみましたが、今日は69ページの「空港での最長審査待ち時間」をみていきます。

下図は、法務省調査による空港での最長審査待ち時間を成田、羽田、中部、関空で比較したもので、これをみると、関空が他に比べて待ち時間が長いことが分かります。

なお、待ち時間とは、フォークラインの最後尾に並んだ外国人が、上陸審査ブースに到着するまでの時間を記入する等して計測し、1日のうちで最も長かった時間を毎日調査・集計した数値の月平均です。

未だLCCを利用した経験がないのですが、オープンスカイやLCCの参入等に伴う訪日外国人旅行者の増加に対応するためには、出入国手続きの迅速化・円滑化を進めることが必要となりますね!

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韓国と東南アジアに対するビザを比較すると・・・!

2013年12月04日 04時56分07秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」54ページの「政府による尖閣諸島三島の取得・保有後の訪日中国人旅行者」をみましたが、今日は68ページの「日本政府と韓国政府におけるビザ制度(観光目的)の比較」をみていきます。

下図は、日本政府と韓国政府におけるビザ制度を比較したものです。

「一次ビザ」とは一回のみ入出国ができるビザであり、「数次ビザ」とは、有効期限内であればその国に何回でも出入りすることのできるビザのことです。

マレーシアには日本は「数次ビザ」ですが韓国は「免除」、ベトナム、フィリピン、インド、ロシアに対しては日本は「一次ビザ」ですが韓国は「数次ビザ」となっています。

これについて白書は、競合国と競争条件において劣後しないためにも関係省庁が連携し、ビザの一層の緩和を進める必要がある。特に、今後重点的に誘客に取り組んでいくこととしている東南アジアからの訪日旅行者に対するビザ緩和などに取り組んでいく必要がある、とあります。

これを受け、政府は平成25年7月1日から、タイ、マレーシアには「免除」、ベトナムとフィリピンには「数次ビザ」、インドネシアについては1回の滞在期間を延長しています。

アベノミクスにおける目に見える成果の一つと言えますね。

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史上初の訪日外国人旅行者1,000万人に向けたラストスパート!

2013年12月03日 04時55分33秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」54ページの「個人客、ビジネス客の誘致の強化」をみましたが、今日は54ページの「政府による尖閣諸島三島の取得・保有後の訪日中国人旅行者」をみていきます。

2012年9月11日、政府による尖閣諸島三島の取得・保有後の訪日中国人旅行者をみると、ビジネス客、個人客ともに大幅に減少したことが分かります。

しかし、下図をみると、その大部分は団体客であり、個人旅行客については底堅さを示しているというものです。

昨日、観光庁から「史上初の訪日外国人旅行者1,000万人に向けたラストスパート!」というメルマガは配信されています。

訪日外国人旅行者が10月までで866万人と過去最高のペースにあるためで、とりわけ増加しているのが、前年比74%増と過去最高を記録している中国人旅行者とあります。

改めて尖閣諸島についてwikipediaをみると、「魚釣島、北小島と南小島の3島を埼玉県に所在する地権者から20億5千万円で購入し・・・」とあります。埼玉県?・・・よく分からない問題ですね。

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ターゲットを団体から個人へシフトする!

2013年12月02日 04時56分31秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」52ページの「東南アジア・訪日100万人プラン」をみましたが、今日は54ページの「個人客、ビジネス客の誘致の強化」をみていきます。

下図をみると、東日本大震災後、訪日外国人旅行者数は大きく落ち込んだものの、ビジネス客や個人旅行客は堅調な推移を見せていることが分かります。

次に、訪日外国人旅行者の旅行形態をみると、東日本大震災後において、パッケージツアーに比べて個人手配が増加していることが分かります。

東日本大震災という未曾有の経験を経て、底堅く誘致できる層を確実に取り込み、安定的な外国人旅行者の訪日を維持するという観点が重要視されている、ということです。

ターゲットを団体から個人へシフトするという動きは、ホテルや旅館の再生に向けた経営戦略と重なる点がありますね!
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