おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成25年度観光白書」の74ページの「宿泊業の市場規模の推移」をみましたが、今日は75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみていきます。
平成24年度観光庁調査をみると、大学で観光関連の学部・学科等を修了した学生が実際に観光関連企業に就職する比率は16.1%と少ないことが分かります。
これについて白書は、企業側も大学での専攻等を意識せず採用する傾向があり、大学での教育と産業界
のニーズとが必ずしも合致していない現状となっているとしています。
観光産業は就職活動を行う大学生等からは比較的人気が高いとされていますが、労働時間や賃金水準等の観点では、他産業と比較して実際の労働環境が必ずしも恵まれているわけでなく、例えば、社会人の転職等に際しては、大学新卒者の場合ほど観光産業の人気は高くない傾向にあるようです。
観光産業には理想と現実に大きなミスマッチがあるということですね。
昨日は「平成25年度観光白書」の74ページの「宿泊業の市場規模の推移」をみましたが、今日は75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみていきます。
平成24年度観光庁調査をみると、大学で観光関連の学部・学科等を修了した学生が実際に観光関連企業に就職する比率は16.1%と少ないことが分かります。
これについて白書は、企業側も大学での専攻等を意識せず採用する傾向があり、大学での教育と産業界
のニーズとが必ずしも合致していない現状となっているとしています。
観光産業は就職活動を行う大学生等からは比較的人気が高いとされていますが、労働時間や賃金水準等の観点では、他産業と比較して実際の労働環境が必ずしも恵まれているわけでなく、例えば、社会人の転職等に際しては、大学新卒者の場合ほど観光産業の人気は高くない傾向にあるようです。
観光産業には理想と現実に大きなミスマッチがあるということですね。