中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

旅館と民宿の違いってナニ??

2013年12月13日 05時40分11秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」78ページの「インバウンド及びMICEへの取組の強化と積極的な海外展開」をみましたが、今日は79ページの「科学的な経営の普及」をみていきます。

平成24年度観光庁調査による「旅館に対するアンケート結果~旅館経営において誰にアドバイスを受けているか」をみると、「設備投資」、「集客」、「その他経営全般」の全てにおいて、「アドバイスを受けていない」ことが多くなっていることが分かります。

これらについて白書は、我が国の宿泊産業は、マネジメントや生産性に関する意識が十分でないまま旅館等を経営している例がまま見られるとしています。

そもそも旅館と民宿の違いって何でしょうか?

旅館は温泉旅館、割烹旅館等、専門的なサービスの提供が旅館業法に基づいて認可されている、民宿は農家民宿、漁師民宿など家族経営の宿で旅館業法のハードルが低い、というようなイメージがあるのは私だけではないと思います。

実は、旅館も民宿も線引きは曖昧で、経営形態に関わらず、ホテルでも旅館でも民宿でも自由に名乗って良いようです。

白書には、前近代的な経営から脱却し、的確な財務・労務の管理等による科学的な企業経営を普及させていくことが喫緊の課題となっているとあります。

旅館が持っている強みを起点に機能やサービスで差別化を図るためには、コンサルタントをはじめ外部からのアドバイスが重要と読むことができると思います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


最新の画像もっと見る