LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

アーツ&クラフツ展再訪

2008-11-01 11:06:49 | Weblog
1週間前の土曜日に行った「アーツ&クラフツ展」のことをちょっと書きます。

美術館とかへ展示を見に行くのって、
まるで飛び出す絵本を開くみたいなかんじ。

絵本なら文字と絵が合わさってるでしょ。
美術展ではどうしても作品にばかり目がいってたけど、
文章パネルも掲げられてて、それを読んで、で、作品を見ると、
より楽しい。

‘アーツ&クラフツ展’をもう一度見ようと思ったのも、
会場の文章パネルを読み直したいと思ったのもあった。

たとえば・・・
アーツ&クラフツは、洗練された都会の感覚と、革新的で田園的な感性の両面を備えていた。
なーんていう一文。
‘革新的で田園的な’って、なんだか分かるような分からないような、
でもカッコイイ

他にも、オットー・ヴァーグナーの有名な言葉、
芸術は必要にのみ従う
これなどは琳派の見事な工芸や屏風・襖絵にも通じてるよねー

そういう気持ちで家の中の室礼を考えたいよ・・・

今週こんなきれいな花束をもらいました。
バラの香りが清々しくて甘くて、この家には不釣合いな美しさにうっとりした。
離れて撮ってもこのサイズ!

2 コメント

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芸術は必要にのみ従う (よしこ)
2008-11-05 12:44:11
そんな有名な言葉を私、知りませんでした。
何回も読み返して、意味さえもなかなか掴めなかった。
マジョリカハウスにいつか見に行くんだと踊ってるわりには、芯が入ってないのよね。
でも、今、言葉を少し理解。
日曜日、通天閣に行った後、初めて憧れの大丸心斎橋店へ行ってきました。
ヴォーリズ。なんちゅう美しさ。まばゆいステンドグラス、華やかなエレベーターの装飾、階段の巧みな細工。等等
これって、オットーヴァーグナーに通じるよね。生活に美を。
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よしこさんこそ深ーい (奈津子)
2008-11-06 10:05:44
 マジョリカハウスなんて初めて知りました。駅舎とか集合住宅とか作ったんだね、この人。

で、心斎橋大丸…
ヴォーリズなのか。これまた全然知りませんでした。
お買い物そっちのけで細部にわたるまでくまなくキョロキョロしてるよしこさんが目に浮かびます。

そのうち‘よしこの選ぶ建物ベスト10’とか教えて下さいね
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