LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

脱毛し始めの頃を思い出してみる

2009-11-30 16:28:48 | 2006肺転移 抗がん剤の頃
「凄い勢いで抜けてます。辺りに毛が落ちてます。
体の中にも入りチクチクと、その都度服を脱いで取ってます。
どうしてましたか?」


とのメールを貰い、06年2月を思い出してみることにします。

ドラマみたいに抜けた毛束を手に呆然とするのはほんの一瞬で、とにかく毛とのたたかい?って感じでしたね。
当時のヘアスタイルは今よりはるかに短かったけど、それでもフツーの抜け毛とは量が違うよね。
あたたかい陽だまりでゴミ箱を抱えてひたすら手櫛で抜け毛を取る。
フリースなどは毛が入り込むと取りにくいので、つるっとした素材のシャツを上に着て、中にあたたかい物を重ねるようにする。
タートルも着用しにくかった。ユニクロのエアテックコートを愛用してたな。
そして、コロコロ
枕やシーツ、座布団の上、衣類、ホットカーペット…
いつもコロコロする。

もし、もう一度点滴などのために脱毛するとわかったら、ショートカットなんて生易しいこと言わず、絶対にスキンヘッドにすると思う。

名残惜しくって、「もしかしたら私だけは抜けないかもしれないし…」などと都合よく考えてたし、一日でも長く被り物無しの素の自分で居たかったのかもしれない。

でも、湯冷めするほど手間取った風呂掃除とか衣類の中に入った毛を取る作業とかのことを考えたら予め切る?剃る?のも便利だろうな。

ただ、スキンヘッドにするのも考え物で、もみ上げとか、えりあしの毛は案外しぶとかったので、帽子やターバンを被った時など、ちょっと見せるのに役立ってくれました。ってことは、ザビエルが良いのかもしれませんね。←わー、無責任~

当時の手帳を見るといろいろ思い出されます。
脱毛が始まった頃から次の点滴までの一週間に次女の高校入試(私立と公立)があったのでした。
2月5日(日)は姪の子どものバースデーと郡市区対抗駅伝、って書いてある。
行ったんだろうか?点滴の10日後だし、その年は無理だったんだろうな。
他には、カツラや帽子の買い物などしていたようです。


『武士道エイティーン』楽しみました

2009-11-30 11:26:03 | 
図書館で予約していた『武士道―』がようやくまわって来て読みました。

よかったです。

って、シンプルすぎですかね?ま、いいのよ。これブックレビューじゃないし。
だいたい、ここに書いておこうって思うのは、読んで良かったなぁと思う本だから。

シックスティーン、セブンティーンに次ぐシリーズ3作目。

剣道部の女子高生2人が主人公です。

やはり近々映画化されるんですが、主演の2人が成海璃子と北乃きい・・・って
しかも香織役の成海璃子、制服のスカート短かったんですけど・・・
『風が強く吹いている』みたいにうまく映画化されるんじゃなかったら、嫌だな・・・