日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

山下 清 展

2011年04月30日 | お出かけ

福岡アジア美術館で開催されている「山下 清 展」に行って来ました。

Yamashita <山下 清 展 ポスター>

展示作品は貼り絵、ペン画、水彩画、油彩画、素描、陶器などで、時代順に展示してあり、他に愛用の遺品、放浪日記等もありました。

今までに彼の絵を画集で見たことはありますが、実際に見たのは初めてです。作品を目にしてその精密さ繊細さに目を見はりました。

山下 清といえば誰でも貼り絵を思い起こしますが、小さく細かくちぎった紙、少し皺をよせた紙、コヨリ状にした紙等がビッシリ隣り合わせに貼られていて、色々な情景、四季の風景、人々の感情までもが巧みに表現されているのに感動しました。又その作品には人の心を打つ素朴さが漂っているように感じました。

彼の代表作の貼り絵「長岡の花火」は、絵を見ている私も絵の中の人々の一人になって、その場にいる様な気がする不思議な、ステキな絵でした。

皆様ゴールデンウイークはご家族お揃いでお出かけでしょうか?どうぞよい連休をお過ごし下さい

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JR博多シティ「つばめの杜ひろば」

2011年04月27日 | お出かけ
JR博多シティ(新博多駅)の屋上に出来た「つばめの杜ひろば」に立ち寄ってみました。
 
JR博多シティは日本中を震撼とさせた震災直後は人の数がかなり減っていましたが、約1ヶ月半以上経った今では、だいぶ賑わいを取り戻している様に感じます。

「つばめの杜ひろば」は新博多駅ビルの屋上全体を占めているわけではなく、そんなに広くはありませんが、鉄道神社あり、幼児向きのつばめ電車あり、ミニ仲見世風のお店ありの楽しい広場でした。

Photo<つばめ電車>

そして地上60メートルにある屋上とは思えない木々や花々、博多の街や博多湾が一望出来る展望テラスなど、風を感じる事の出来る気持ちのいい開放的空間でもあります。

列車の出入りを見下ろせる列車展望スペースも、駅の屋上ならではの楽しい趣向ですね。下の写真はそこから撮ったもので、新幹線ホームは一番右側です。

<列車展望スペースから>

P1000129

変わったところでは、まだ開業はしてない様でしたけど、子犬を遊ばせる「ドッグラン」などもありましたよ。

テーブルや椅子が置いてあるスペースも広めに取ってあるので、子供連れでお弁当や飲み物を持って行っても楽しく過ごせる場所だと思います。今までのデパートの屋上とちょっとコンセプトが違うようで、屋上も時代とともに少しづつ変化していくものの様ですね。 

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博多街歩き

2011年04月23日 | お出かけ

福岡市は那珂川を挟んで博多部と福岡部に分けられるのですが、その博多部の博多街づくり推進協議会が作った「博多まち歩きマップ」を参考に友達と街歩きをしました。

Photo_4<博多まち歩きマップ>

住吉通り ⇒ 住吉神社 ⇒ 楽水園 ⇒ キャナルシティ ⇒ 清流公園 ⇒ 福博であい橋 ⇒ 旧福岡県公会堂貴賓館  のコースを歩きました。 

 

Photo<住吉神社>

全国に2129社ある住吉神社の最初の神社。本殿 は 国の重要文化財に指定されている。境内には西日本一と称される能楽殿(市文化財)がある。

 

Photo_2<楽水園>

博多塀に囲まれた日本庭園。明治期に博多商人下澤善右衛門親正が別荘として建て、茶の湯に親しんだ。現在は博多情緒のオアシスとして市民に親しまれている。

博多塀はこの写真の左端にチラッと見えています。

 

Photo_3<旧福岡県公会堂貴賓館>

第13回九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として明治43年に竣工。明治時代のフレンチルネッサンスを基調とする木造公共建造物として貴重な為、国の重要文化財に指定されている。公園の中にあり、静かで落ち着いた雰囲気のカフェレストランが併設されていてオススメです。

この建物のはす向かいに九州新幹線開通にあわせて水上バス乗り場が作られ、博多埠頭のベイサイドプレスまで20分(一日6往復)だそうです。あまり知られてない為か、平日だった為か乗船客数は今一つの様でした。

今回はお天気にも恵まれ友達とのんびりお喋りしながら街歩きを楽しみました。今までに歩いた事がある道がほとんどですが、街歩きをしてはじめて、この道筋にもいくつかの史跡が点在している事や、目的地に行く為にただ通過するだけでは知ることが出来ない多くの事があるのがわかりました。こんな楽しさを知ると街歩きはやめられないですね~(^-^)

<建物の説明は、まち歩きマップの説明を一部お借りしました>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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山本ふみこ著『子どもと一緒に家のこと』

2011年04月17日 | 読書

2、3年前に、毎日新聞の書評欄に山本ふみこ著『子どもと一緒に家のこと』という本の書評が載っていたのを記憶していたのですが、偶然に図書館でこの本が目にとまったので借りて帰りました。

書評を見た時、子どもと一緒に読む本で、何となく絵本の様な感じの本を想像していたのですが、実際はそんな本ではなく、日々の暮らしを子どもと一緒に楽しみながら綴った大人向けエッセーという感じの本です。ところどころに著者のきりっとした、温かいイラストが入っているのもなかなかいい感じです。

編集者という忙しい身でありながら、その時々の季節を大切に、子どもが出来るお手伝いだけではなく、子供にとってどんなことを学ぶのが大切なのかが丁寧に書かれています。

私は遥か昔の自分の子育て時代を思い出し、この著者の様に子どもと一緒に楽しみながら家事をし、子どもに家のことを色々教えるといった、余裕のある子育てをしたかったなぁという気持ちになりました。仕事もしていないのに毎日を慌しく過ごしていた様に思うものですから...。そうそう理想どおりにいかないのが子育てだというのはわかってはいるのですけどね~

この本の中に、私が学生時代に読んだ『美は乱調にあり』という本のことがチラッと出てくるのですが、同じ人のことを書いた「諧調は偽りなり」という本もあるそうで、これも読みたくなりました。

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桜によせて

2011年04月11日 | つれづれ

暖かい日が続き9日、10日には福岡市の桜も文字通り満開になりました。早い所では桜吹雪になっているところも。ホントにアッという間ですね。

桜に寄せる思いも歳をとるとともに少しずつ変わって来るようです。

若い頃は桜が咲くのが待ち遠しいなどいう気持ちはあまりなく、咲いているのをみてもただ単に「きれいだなぁ」位にしか感じませんでしたが、40歳を過ぎる頃から「桜ってこんなにきれいだったかしら?」などと思うようになり、50歳近くなるとテレビの桜前線が気になりだし、60歳を過ぎた今では「早く咲いてくれないかなぁ~」と桜の開花を心待ちにし、咲けばその美しさが身にしみる様になって来ました。

これはやはり還暦を過ぎて、死が身近になりだした事と関係があるのだと思います。「あと何回この桜を見ることが出来るのかなぁ」等と心のどこかで思いながら桜を見ている自分がいます。

福岡市西部の桜を何ヵ所か写して来ました。

Photo Photo_2

上の2枚は祖原公園

Photo_4

上は紅葉八幡宮

Photo_3

上は顕乗寺

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