日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

晩秋の京都 ~永観堂~

2017年11月26日 |    京都(2017)

11月20日~22日にかけて夫と晩秋の京都を旅しました。永観堂、二尊院、祇王寺、嵐山公園、東福寺、伏見稲荷神社を巡りました。平日でしたが、この時期の京都は美しい紅葉を見ようと大勢の観光客でごったがえしていて、とくにアジアからの旅行者が多いのに驚きました。

永観堂総門前に着くと、観光客の多さとともに美しい紅葉が目に入ってきました。


中に入ると東山を背景に境内は美しい紅葉で染め上げられ、ため息が出る程でした。






背景のお堂は御影堂です。


境内の一番高いところにある多宝塔にも上ってみました。
<多宝塔>      

上がると、京の町が一望出来ました。


永観堂の阿弥陀堂には「みかえり阿弥陀」という、よく知られた阿弥陀様がいらっしゃいます。阿弥陀堂の正面廊下に座っても厨子まで結構な距離がありよく見えませんでしたが、廊下を右に廻ると首を左にかしげ、振り向いておられる「みかえり阿弥陀」様をかいま見ることができました。やさしいお顔でした。
<阿弥陀堂>

阿弥陀堂前の紅葉です。目がさめるようでした。 


放生池の周りの紅葉もすばらしかったです。


放生池横の一角に与謝野晶子の歌碑がありました。ここは彼女の歌人としての出発点になった場所ですね。

     「 秋を三人 椎の実なげし鯉やいづこ 池の朝かぜ 手と手つめたき 」  晶子

<与謝野晶子歌碑>
           
京都はこれまでに何回も訪れていますが、紅葉の名所として知られた永観堂には行ったことがありませんでした。今回はもみじ狩りには最高の時期だったらしく、他では見られない程の美しさで紅葉に酔いしれたという思いになりました。

                      

今までは京都滞在中の一日は、先斗町のとあるお店で夕食と決めていましたが、今回は友人のブログにあった祇園のど真ん中、白川に架かる巽橋が目と鼻の先のお店を予約しました。何となくお茶屋さん風のたたずまいで、暖簾をわけて今にも舞妓さんが現れそうな雰囲気(^-^)  炬燵席で繊細な京料理を堪能しました。いいお値段でしたが、お酒もなかなか美味しくずばらしい祇園の夜になりました。













博多情緒めぐり

2017年11月13日 | お出かけ

秋の深まりを感じる季節ですが、

友人と福岡市観光案内ボランティア主催の「博多情緒めぐり」というイベントに参加。

今回は「博多千年門と寺社めぐり」コースを選びました。

博多の氏神様、櫛田神社から出発。

博多駅の南側には多くの寺社が集まっていて、

それの幾つかをガイドさんの案内で巡ります。

時々、これらのお寺の前を何気なく通り過ぎていますが、

中に入ると別世界が広がっていて驚きました。


博多のメイン通り、大博通り沿いの竜宮寺では、
<竜宮時>

鎌倉時代の初めにこのお寺の近くの海で、漁師の網にかかったとされる、

「人魚の骨」とその人魚を描いた掛け軸を拝観。

描かれた人魚がふっくらしているのには驚きました(^-^)

<人魚の骨> 
  <人魚の掛け軸>


通りを渡った東長寺には、

高さ10.8mの木造の「福岡大仏」や、まだ新しい丹塗りの五重塔などがあり、
<東長寺境内>

欧米やアジアからの観光客もチラホラ。

お寺の境内とは思えない賑わいぶりでした。

黒田家の二代藩主黒田忠之公、三代藩主光之公のお墓もここにありました。


きれいに整備された道を通って承天寺へ。

このお寺の開山の祖、聖一国師は、

中国よりお饅頭や麺の製法を日本に伝えた方らしく、

境内にはそれを記す石碑が建てられていました。

またこのお寺の方丈前には広々とした清々しい石庭が広がっていました。
<承天寺石庭>

そして、そこは博多駅近くとは思えない静けさに満ちていました。


最後に江戸時代にこの辺りにあったとされる「辻堂口門」を復元した、

「博多千年門」を見学しました。

門の上部に、

太宰府天満宮々司西高辻信良氏筆による「博多千年門」の額がかかっていました。
<博多千年門>


このイベントに参加したお蔭で、ガイドさんから様々なお話を聞くことが出来、

有意義で楽しい晩秋の一日でした。












ホークス優勝おめでとう

2017年11月06日 | つれづれ

ついにソフトバンクホークスが日本一になった。

3勝2敗でヤフオクドームで向えた最終戦の第6戦目。

この日、気になりながらも私は、

サークルの友人達と近くのフレンチレストランで「熟女会」の真っ最中。

皆も気になるようで、会がお開きになる少し前に、

ケータイで夫にどんな状況か聞いてみた。

すると8回裏、3:1でホークスが負けているというではありませんか!

みんなガックリきて、

これで優勝は危うくなったなどと言いだす仲間や、

いやいや9回裏があるから、まだまだわからないという人、

ケンケンガクガクのうちに会はお開きなり、家に帰ってみると、

3:3の同点になっていた!

聞けば、8回にその後1点入り、9回に内川のソロホームランで追いつき同点に。

それからのテレビは信じらない様な歓喜の場面を映し出した。

延長11回、川島のヒットでランナーが帰り劇的なサヨナラ勝利。

互いを鼓舞し重圧に打ち勝ったホークスナイン。

ホントに優勝おめでとう。



クライマックスステージ第1戦で観客全員に配られた応援フラッグ。

この試合が負け試合だったので、

家で広げることもなかったけれど、

優勝が決まった今は、こんな感じに広げて日本一の実感に浸っている。


天神のメイン通りでの優勝パレードが、今から待ちどおしい。

 





 


角島大橋

2017年11月01日 | お出かけ

秋晴れの一日、下関市豊北町にある角島(つのしま)大橋に行きました。


以前にも一度行ったことがありますが、

良いお天気に誘われて、また行ってみました。

福岡市から高速を通って2時間ちょっと。

凪いだ穏やかな秋の海に角島大橋が見えて来た時は嬉しかったですね。

橋の中程の車を止められるスペースで1枚パチリ。



島のレストランで新鮮な海鮮定食を食した後、

島内をぼちぼち車で巡ってみました。

道がきれいに整備されているだけで商業施設などはほとんどありません。

岬の突端には角島灯台も。


灯台の周りは「角島灯台公園」として整備されていました。

開花期は過ぎていましたが、浜木綿の群生も。


この日は、夕日にはまだ間がありましたが、


灯台の周りは絶好の夕日観賞スポットらしい。


海を見ていると、しぜんと来し方これからに思いが。

向うの日本海は何も答えてくれないけれど...。



チューブという波が来る辺りではサーファーの姿もチラホラ。


角島大橋が一番きれいに見えるという展望台からの1枚。


の景色が好きな私。

この日も雄大な自然を肌で感じることが出来、素晴しい一日になりました。