日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

曽野綾子さんとモンロー

2017年02月26日 | つれづれ

少し間があいたけれど、モンローの話題をもう一つ

2月上旬に、この雑誌が送られて来た。


パラパラとページをめくっていると、曽野綾子さんのエッセーが載っている。

主題ではないけれど、エッセーの文中にモンローの話が出て来る。



曽野さんはモンローが睡眠薬の常用者であるとの噂から、

モンローの生き方をいつも気にしていたのだそう。

というのは、曽野さん自身も睡眠薬の常用者だったから。

結果的にモンローの死は曽野さんに大きな影響を与えた。

モンローの死によって、曽野さんは苦しんでいた不眠症から抜け出せたのだから。

不眠症に苦しんだ挙句の自殺かもしれない様な劇的な最後は、

天下のモンローだからふさわしいことであって、

自分如き一作家がその轍を踏むのはおかしい、と曽野さんは思ったのだそうだ。

それがキッカケになって、すぐにではなかったけれど、

憑き物が落ちたような気分になり、

数ヶ月かかって睡眠薬を減らし、普通の人の暮らしに近くなったのは事実とのこと。



はるか彼方の国の映画スターの死が、日本の作家に影響を与えるとは、

不思議な気がするけれど、これがめぐりあわせというものか。

そういえば曽野さんには、モンローをモデルにしたと言われている、

「砂糖菓子が壊れる時」という小説がある。

何だか、これを読んでみたくなった。


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一年ぶりの対面

2017年02月22日 | つれづれ

今年もお雛様を出しました、一年ぶりの対面です。

毎年三月三日が近づくと、今年は飾ろうかどうしようかと思いながら、

結局、箱から出して飾る、を繰り返しています。

やはりこれを飾らずして春は来ない、

なんて気持ちになって来るのです(^-^)

今年も七段飾りのお内裏様とお后様だけを飾りました。


少し前に、リビングの家具の配置換えをしたので、

適当な壁面がなくなり、今年は玄関ホールに置いてみました。


暖房も何もない玄関は寒々として、

お二人はお寒いかも...。




お雛様を詠んだ句にこんな句があります。


「 雛あらば 娘あらばと 思いけり 」   子規

その気持ち、よくわかりますね~。



杉田久女のこんな句もあります。

「 函を出て より添う雛の 御契り 」   久女


お雛様を飾る時、いつもこの二つの句が思い浮かぶんですよ



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春の地霊、蕗の薹

2017年02月18日 | つれづれ

今年も蕗の薹を頂きました。昨年は天ぷらにしたので、今年は味噌炒めにして食しました。早春の香りと共に、ほろ苦さが口一杯に広がり、何だか春はすぐそこという期待に満ちた気持ちになってきますね、まだ2月なのに...。


最近つくづく感じますが、味覚は歳とともにだんだん変わって行くようですね。若い頃はこんなに苦いものはごめんだと思っていた食材が、いつの間にか、このほろ苦さこそ何となくいい、と思えるようになるなんて、不思議な気がします。

蕗の薹について調べると、【フキノトウ
はフキの花のつぼみで、まだ葉が出る前にフキノトウだけが独立して地上に出てきます。 寒さに耐えるように、ツボミを何重にも苞(ほう)が取り巻いています。 採らずにいるとあっという間に茎が伸びて花が咲きます。 遅れて、地下茎でつながっている葉が出てきます】とありました。


蕗の薹を詠んだ俳句はたくさんありますが、いくつか挙げてみましょう。

           蕗の薹 福寿草にも 似たりけり 」 子規      

      「 蕗の薹の 舌を逃げゆく にがさかな 」 虚子

      「 移り来て 蕗の薹のみ 鮮しき 」 多佳子
      
      「 蕗の薹 おもひおもひの 夕汽笛 」  汀女
      
      

蕗の薹は多くの俳人に詠まれていますが、私は私達が蕗の薹に持つイメージを力強く詠み込んだ、杉田久女の下の句が一番好きです。

      「 甦る 春の地霊や 蕗の薹 」  久女


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バレンタインチョコ

2017年02月14日 | つれづれ

近くに住む息子のお嫁ちゃんと孫が昨日、夫にチョコを持って来てくれました。


最近忙しい日々続きで、すっかりこの日を忘れていました。

包みを開けて中身をみると、

チョコスヌーピーがいっぱい!


さっそく夫とコーヒーを飲みスイーツとして頂きました。

ジイジよかったね。

〇〇ちゃん、ありがとう~。

チョコをプレゼントされたのは夫だけれど(^-^)




あっ、私もチョコを夫や息子、娘婿達にプレゼントしなくっちゃ!


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モンローとツーショット!?

2017年02月12日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

前回、前々回とモンローに関する記事を綴りながら、2010年の5月に夫とサンフランシスコ、ラスベガス、ロスアンゼルスを旅した時のことを思い出しました。この旅行は航空券とホテルの予約だけを旅行社にお願いした自由観光の旅行で、自分達の行きたい所に自由に行けるのんびりした旅でした。

ロスアンゼルスには4日間滞在しましたが、この街はサンフランシスコなどに較べて、短期の滞在では把握出来ない、
とにかく広い街でした。

滞在中にサンディエゴまで行きオプショナル一日ツアーに参加し、メキシコとの国境の町ティファナに行ったり、乗り合いバスでサンタモニカを訪れたり、アナハイムのディズニーランドに行ったりと自由に移動しましたが、地下鉄に乗ってハリウッドにも行きました。

ハリウッドの地下鉄駅を上がると、そこはハリウッド大通りとハイランド通りが交差する中心部で、ハリウッドスターのサインと手形が前庭に埋め込まれたチャイニーズシアターやアカデミー賞受賞会場のコダックシアターなどがあり、大勢の観光客が訪れるハリウッドの一大観光スポットになっていました。
<チャイニーズシアター>
<コダックシアター>

大勢の観光客が行き交うハリウッド大通りを歩いていると、道路脇にモンロー像があり、下の様なモンローとのツーショット写真を撮りました(^-^) ハリウッドでその日に見たスター像は、確かこのモンロー像だけで、彼女がいかにアメリカの人々に愛されているかを感じました
モンローとツーショット

同じ場所で撮ったと思われる写真で、モンローが白いドレスを着た写真を時々見かけるので、彼女は日毎にお着替えをしているのでしょう、きっと(^-^)

ハリウッドの周りには、スター達の豪邸街のビバリーヒルズ、世界のブランド品街のロデオドライブなどきらびやかな場所はいっぱいありますが、その様な所から少しはなれると、昔ながらのマーケットといった雰囲気のファーマーズマーケットなどもあり、意外な気もしました。

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