日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

東アジア映画フェスタ2011

2011年09月27日 | お出かけ

福岡市では毎年9月はアジアマンスになっているので、数多くの団体や企業などの協力を得て、福岡市内各所でアジアの文化・芸術・学術などの紹介を中心とした、多彩な行事が開かれています。

そのアジアマンスのメイン行事の一つである“アジアフォーカス・福岡国際映画祭2011”への協賛企画「東アジア映画フェスタ2011」では、今年は福岡未公開作品を含む、個性豊な中国、韓国映画8作品を一挙上映しています。

友人がこの「東アジア映画フェスタ2011」に関わっている事もあり、アジア美術館8Fのあじびホールで中国映画「孫文-100年先を見た男-」を鑑賞しました。

3 <ポスター>

この映画は辛亥革命を成功させる直前、あまり知られていないマレーシアのペナンに亡命している時代の孫文の様子を描いた作品です。伝記的な内容ではなく、どちらかといえば孫文を支えた人々、特に医師である彼を支え続けてきた看護師のチェン・ツイフェンとのラブロマンスや、仲間の犠牲や資金調達に翻弄される日々でも理想を失うことなく生きた孫文を描いています。

普段あまり接することのないアジアの映画を見ることで、その国の歴史、伝統、文化、人々の考え方、今置かれている現状などが、映画をとおして垣間見えて来るので、毎年9月のアジアマンスのこの時期を楽しみにしています。

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サッカー観戦

2011年09月26日 | お出かけ

昨夕、博多の森にあるレベルファイブスタジアムで、アビスパ福岡 vs サンフレッチェ広島 戦を観戦しました。

レベルファイブスタジアム(レベスタ)は福岡市の東部に位置し、収容人数約22500人、天然芝の競技場で、アビスパ福岡のホームスタジアムです。

Photo <レベル5スタジアム外観>

観覧席入場口手前にある場外モニュメント広場では、スーパーGT レーシングカー『フェアレディZ』が展示され人だかりが出来ていました。何時間か前にはモデルとの撮影会もあった様でした。

Photo_2 <フェアレディ展示>

試合は前半40分、城後のスルーパスを末吉がシュートして先制点、広島の攻撃をしのぎながらの後半30分、城後が相手のミスからパスを奪い、成岡が決めて2点目が入りました。このまま終わればいいなと思っていた試合終了間際のロスタイムに1点失点、その結果2ー1で試合終了になりました。

Photo_3 <スコアボード>

勝利は気持ちがいいものですね。でもロスタイムに1点取られてしまうとはまだまだですよね~。アビスパは最後まで気持ちを緩めない鍛錬が必要なのでは。

テレビ観戦と違ってスタジアム観戦は、目の前で試合をしてる選手の息使いまで聞こえて来る様で臨場感があって一段と応援に身が入りますね~。サンフレッチェ広島のサポーターの方々が予想以上に多かったのには驚きました。

試合終了直後に、選手が一人倒れ担架で運ばれたけど、大丈夫でしょうかね~?救急車が来ていた様だったけど、心配です。

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秋の訪れ

2011年09月22日 | つれづれ
福岡市は一週間程前まで、厳しい残暑が続いていましたが、台風15号の接近とともに急に秋がやって来ました。ソックスをはこうかなと思う程ヒンヤリした空気が漂っています。夏から秋への変化はホントに劇的ですね~。
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高く澄んだ空には夏とは違った刷毛を引いた様な秋の雲。夜空には満天の星、庭からは耳を澄ますと秋の虫のハーモニーが辺り一面に響き、少し前の猛暑が信じられない位です。
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寒さに弱い私は、日本の美しい秋を迎えるこれからの季節を嬉しく感じながらも、秋の深まりは春に比べてあっという間なので、厳しい冬の寒さの方へと気が向いてしまいます。なので秋を楽しむ心の余裕を持てないまま、毎年、この時期を過ごしているように思います。だからでしょうか、どんなに暑くても、冬より夏がまだましと思ってしまいます(変人かしら?)。
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地震、津波、原発事故と未曾有の災害に見舞われる中、被災地の皆様のご苦労が偲ばれますが、国民一体となって節電に努めて何とか乗り越えた今年の夏でした。しかし更に追い討ちをかけるかの様に、ここ何日かは台風による風水害の痛ましいニュースが流れ、私達日本人にとっては忘れられない夏でしたね。これからの季節、もうこれ以上の災害に日本が見舞われる事がありません様にと祈るばかりです。
 
 
 
 

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リバーウォーク北九州

2011年09月21日 | お出かけ

以前小倉に住んでいた時、仲良しだった友達二人に会いに小倉に行ってきました。

お二人にお会いしたのは一年ぶりでしたが、お変わりなくお元気で嬉しかったです。3人でランチをしながらお喋りをし、以前と変わらない楽しい時間を過ごしました。

ランチの後、私の希望で私が住んでいた頃はまだ完成していなかった、リバーウォーク北九州に行ってみました。

リバーウォーク北九州は、カラフルな色使いで、それぞれの棟によって色や形を変えている外観が特徴の建物で、パンフレットによると【NHK北九州放送局やZENRIN、西日本工業大学、北九州市立美術館分館も入居しているこの施設は、単なる商業施設ではなく北九州全体の文化発信の中核としての役割が色濃いのが特徴】と説明されています。

3<リバーウォーク北九州>

3Fまではショップで占められている感じですが、やはり若い女性向きのお店が多く、私達世代にはちょっと気後れする感じがしますね~。1Fの広場にはおしゃれな噴水があり、毎正時に楽しい噴水ショウが催されていました。その他にレストラン、映画館、劇場、フードコートなど多くの施設があり、北九州市の新しい観光スポットになっている様です。

建物の内部が、どこか福岡市のキャナルシティに似ているな~と思ったら、デザイナーがジョン・ジャーディー氏でキャナルシティと同じ人だそうです。

Riverwalk32 <建物内部>

8年前まで住んでいた小倉は、私がいた頃に較べて、街がとてもきれいになっていました。特に市庁舎、小倉城の辺りはリバーウォーク北九州なども新しく造られ、お城の緑と近代建築が一体となった、すっきりとした素晴らしい景観が広がっています。これは長期にわたる入念な都市計画の賜物でしょう。でも通りを歩く人の数が一段と少なくなった様な感じがするのは、以前小倉に住んでいた人間として寂しい思いがしました。

上の2枚の写真はネットよりお借りしました。

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「あなまどい」

2011年09月19日 | お出かけ

福岡市民劇場9月例会で前進座の公演「あなまどい」を観劇しました。

Po3 <ポスター>

「あなまどい」とは俳句の秋の季語で、夏の間活動していた蛇は秋の彼岸頃になると穴に入って冬眠を始めますが、彼岸を過ぎても冬眠の穴を見つける事が出来ないで途惑っている蛇を「あなまどい」というのだそうです。

物語の発端はかたき討ちから始まります。かたき討ちは時代劇でもよく扱われるテーマですが、その決まりは今回初めて知りました。

①かたき討ちには申し立てが必要。 ②かたき討ちのかたき討ちは許されない。 ③かたき討ちを申し立てて受理されると、本懐を遂げるまで、あるいは相手の死が証明されるまで、帰る事は許されない。 

上の様な決まりがあるので、そのほとんどは、かたき討ち出来ないまま、帰ることも出来ずに生涯を終えるのだそうです。

この物語の主人公「関蔵」は新婚の妻「喜代」を残し、親のかたき討ちの旅に出て帰ってきたのは34年後でした。この間の関蔵の人生観の変化、心模様、帰郷後の周りの人々のあり方などが、舞台上で演じられていました。

あまりにも多くの意味を含む事が演じられているからでしょうか、この間の事を文章にするのはとても難しいです。

帰郷後、かたき討ちに出る時に家禄を預けていた叔父から、それを返してもらい、新しい養子を迎え、家の問題を片付けた後、年老いた関蔵と喜代は江戸への旅に出るところで芝居は終わります。その旅の途中で見た蛇が、年老いた二人の様に見えたので「あなまどい」という題名になったことがわかりました。

観客の琴線に触れる物語で、暖かい余韻が残る幕切れでした。幕が下りた後、カーテンコールが鳴り止まず、関蔵役の嵐圭史さんと喜代役の浜名実貴さんは丁寧にそれに応え、緞帳が何度も上下しました。

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