日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

新型コロナ禍で新たなブログ立ち上げ !?

2020年04月30日 | つれづれ

新型コロナ禍で新たなブログを立ち上げました。

というのは、

今、日本はこの様な事態になっているので、

普段は結構忙しい私も、時間に余裕が出て来ました。

サークルはすべて休止、時々出席していた様々な会合もすべて延期。

子供達も在宅勤務などで家にいることが多いので、

私のサポートは必要なし、又、行き来は良くないしで、

食料品の買い出し、散歩以外は殆ど家にいる私。

そこで、兼ねてからしたかったけれど時間が無くて出来なかった、

新たな「パリ街歩き」というブログを立ち上げました。

昨年の夏に夫とパリの街を気の向くままに歩いた様子を、

このブログのカテゴリーの一つ[ パリ2019]の中で綴っていますが、

本当は、このカテゴリーは独立した別のブログにしたかったのです。

というのも、

パリ出発前の数か月間に、皆様のパリ旅行のブログをたくさん読ませて頂き、

様々な情報を得たお陰で、

街歩きがどんなに充実し楽しいものになったかしれません。

それで、自信がないながらも、私も街歩きブログを書いて、

少しでもその時のお返しが出来ればと、思ったのです。

思いもよらず、こんな事態になったから作れたブログ、[パリ街歩き]。

新型コロナ禍ブログですかね!?

そのブログ、「パリ街歩き」のURLはhttps://blog.goo.ne.jp/lilas00526
です。

文章を少し整理した位で、内容はほぼ同じですが、

お気が向かれましたら覗いて下さい。よろしく(^-^)





てくてく歩きのパリ ~いよいよ帰国~

2020年04月26日 |    パリ(2019)

今回のパリ観光も終わり、いよいよ帰国の日を迎えました。
お昼過ぎに空港まで送って頂くように手配していたので、午前中にちょっとした時間が出来、
ホテル近くのパレ・ロワイヤルに一人で行ってみました。


パレ・ロワイヤルに入ると、
突然景色が変わりこんな現代アートが見えてきました。
これはフランスの有名なアーティスト、ダニエル・ビュランの作品だそう。


その先にはこんなアートもありました。
これはベルギーの彫刻家ポルバリーが
ミッテラン大統領の依頼で制作した噴水だそう。
水は流れていませんでしたが...。

二つとも、周りの古い建物によく調和していますね。
フランス人って、よくこんな風に古いものと新しい物を組合せますよね。
ルーブル美術館中庭のガラスのピラミッドもそうですね。

ルイ14世が幼少時にルーブル宮からここに移り住んだので、
ここが「王宮(パレ・ロワイヤル)」と呼ばれるようになったそうですが、

庭園の方に目を向けると、
パリの中心部にもかかわらず、10年程前に来た時と全く変わっていない世界がそこにありました。
お庭に面した美しい回廊や噴水、四方を取り囲む古い建物、美しい木立など、
ホッとする様な静かな風景が広がっていました。
 
 

私が訪れたこの時は、朝10時前だった為かバカンス中だった為か
回廊に出店しているお店がまだ閉まっていたので、
観光客も少なく、ホントに静かな雰囲気でした。
至福の時間でしたね。

ホテルから出て街歩きを始める時、
毎日の様に見えていたヴァンドーム広場の美しい青銅の円柱。
街路樹が輝くこの時期のパリの美しい街並。
街角のカフェでくつろぐ世界中から集まった人々。
マドレーヌ寺院の心揺さぶられる聖女像。
ディナークルーズ終了直後に間近で見上げた、エッフェル塔のシャンパンフラッシュ。
モンマルトル散策中にこつぜんと現れたブドウ畑。
マリー・アントワネットが過ごしたプチトリアノンと村里。
モネが暮らしたジヴェルニーの美しい睡蓮の庭。
シャイヨ宮テラスから見たエッフェル塔の美しい姿。
ジャックマール・アンドレ美術館のエレガントなたたずまい。

どれもみな心に残り、今も瞼に浮かんで来ます。





昨年夏の7月27日から8月9日のパリ街歩き記事にお付き合い下さりありがとうございました。
まだあれから1年も経っていないのに、パリが新型コロナウィルス禍でこの様な状態になるなど
想像さえ出来ませんでした。やはり海外旅行は行ける時に行っておくべきだという思いが
します。それと共にパリが一日も早く今の状態を乗り越え、人々が日常を取り戻されることを
お祈り致し
ます。また、全国的な緊急事態宣言が発令されてる日本ですが、報道されている
専門家の
アドバイスを守ってこれを乗りきり、以前の普通の生活に少しでも早く戻れることを
願っています。






アベノマスク

2020年04月17日 | つれづれ

昨夜、全国規模の緊急事態宣言が発令され、

新型コロナウイルス禍が新たな段階に入ったという感を強くします。

そんな中、国が一世帯に2枚の布マスクを

いよいよ今日から東京都を皮切りに、配布し始めるらしい。

もう配り始めてこんな記事を書いても、どうにもなりませんが、

書かずにはいられない!!

国が一世帯に2枚のマスクを配る、私はこの考えに納得がいきません。

単なる思いつき、人気取りに思えて仕方ありません。

報道によると、これには466億円の税金が投入されているのだそう。

手持ちのマスクが無くなってしまえば、

私は手作りしますよ、皆さんそうされると思います。

この466億円という税金を、

現在不足していると言われている、

医療現場のマスクや防護用のガウンを調達するのに使って頂きたかった。

新型コロナウイルスに最前線で立ち向かっておられる、

医療関係者にこそ回して頂きたかった。

私がこの思いをまわりに言うと、

医療用マスクやガウンは今、世界的に不足気味で、

お金があっても調達できないのではないか、という話も耳に入って来た。

もしそうであれば、日夜がんばっておられる医療関係者の方々が、

ゆっくり休息したり寝ることが出来る様な、

ホテルを借り上げるなどの費用に使って頂きたかった。

又、ワクチンや有効な薬が一刻も早く開発されるように、

そちらの方にも回して頂きたかった。

私の手元にマスクが届けば、納得出来ないながらも

大切に使わせて頂きますよ、それは。

しかしこの思いは、私に限らず多くの国民の思いではないでしょうか。


私はそう思います。






てくてく歩きのパリ ~ギャルリー・ラファイエット~

2020年04月12日 |    パリ(2019)

旅もいよいよ終盤になり孫達にお土産の子供服を買おうと、
オペラ座の裏側にあるデパート、ギャルリーラファイエットに行きました。


このデパートの本館には、6Fまで吹き抜けのドーム型になった美しいステンドグラスがあります。

何度見てもその美しさ、エレガントさにうっとりします。
今回も首がだるくなるまで魅入ってしまいました(^-^)
ドーム型ステンドグラスの下は、世界中のコスメが集まる化粧品売り場になっています。
<ドームの下は化粧品売り場>

この美しいドームの完成は1912年で、
戦争中はドームは別の場所に保管されていた様ですが、
現在は重要文化財に指定されています。

5Fの子供服売り場で孫達へのお土産を買い、
その後、屋上に行ってみました。
屋上にはカフェがあり、ちょっとしたパリの展望スポットになっています。
屋上を囲むフェンスは強化ガラスで出来ていて、
とても見やすい展望スペースでしたね。

ずっと向うに小さくエッフェル塔が見えています。


目の前に見えるこの建物はオペラ座の裏側です。
表側の華麗な造りとはまったく違っているので、一瞬それとはわかりませんでした。


屋上にはこんなものもありました。
これはおそらく1Fから見えるドーム型ステンドグラスの外側でしょうね~。


カフェとパリの景色を見る以外何もない屋上でしたが、
思いのほか多くの人々がおられたのには驚きました。
アイスクリームを舐めながら、しばらく屋上で過ごした後、
1Fに戻り、先程の買い物の免税手続きをしてデパートを後にしました。






てくてく歩きのパリ ~オランジェリー美術館~

2020年04月09日 |    パリ(2019)
  • 旅も残り少なくなってきましたが、今日はオランジェリー美術館を見学しました。
    ホテルのあるサントノレ通りをシャンゼリゼ方向に2~3分歩くと、
    右手にヴァンドーム広場が見えて来ます。
    <ヴァンドーム広場>

    そこからヴァンドーム広場とは反対のリヴォリ通り側に出て、チェイルリー公園に入ります。
    下の写真はチェイルリー公園からコンコルド広場側を見たもので、
    コンコルド広場のオベリスクが写っていますね。
    その先に凱旋門も、小さく。
    <チェイルリー公園>

    ここまで来ると目の前にオランジェリー美術館があり、
    ミュージアムパスを持っていたので簡単に入館できました。

    <オランジェリー美術館>

    オランジェリーは地下2F、地上1Fの建物で、モネの「睡蓮の間」は地上1Fにあります。
    展示室に入ったとたん、普通の美術館とは違った空間でした。

    自然光がふりそそぐ楕円形の展示会場の白い壁いっぱいに睡蓮の池が広がっています。

    睡蓮の間は楕円形の二つの展示室でなっていて、
    それぞれの部屋に4枚の睡蓮が壁いっぱいに展示されています。

    少し離れてみると空間的な広がりが感じられ、

    反対に近づいてクッキリ描かれた睡蓮を観ていると、
    モネの息遣い、筆遣いを感じますね。


    二つ目の展示室にある4枚の絵の3枚には、池の周りの柳が描き込まれていました。
    私は今まで水面に浮かぶ睡蓮だけの絵が好きだったのですが、
    この3枚には池の周りの柳、水面の揺らめき、水面に浮かぶ睡蓮などが美しく捉えられ、
    ハッとする程でした。
    やはりオリジナルを観てこそ、ということでしょうね。
    私が写した写真を見てもまったくモネの絵の美しさを写し取っていないので、
    その写真をUPするのは、やめておきますね。


    地下展示室にはヴォルテール・ギョームコレクションが展示されている様ですが、
    私達はモネの二つの睡蓮の間だけを観て、オランジェリーをあとにしました。