日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

久々のカズダンス

2011年03月30日 | つれづれ

昨夜、東北関東大震災の復興をサポートするサッカーチャリティーマッチ、日本代表対Jリーグ選抜が大阪・長居スタジアムで行われテレビ観戦しました。

日本代表はアジア杯優勝メンバーが勢揃いし、Jリーグ選抜はかつての日本を代表する選手、カズや中村、小野をはじめ、今の日本代表にいてもおかしくない中澤やトゥーリオ、楢崎や小笠原、未来の日本代表にと期待されている若い選手など素晴らしい顔触れが揃いました。

今回は国際Aマッチではないので海外組みの召集に強制力はないけど、日本代表は招集された欧州組12人全員が参加。過密日程の中、それぞれの選手が様々な事情を抱えていると思われるのに、当たり前のように参集するヨーロッパ組。ホントに偉いしカッコイイ。

サッカーは何故か他のスポーツに比べて国を一つにする力があるように思います。先制ゴールを決めて、震災犠牲者を追悼する喪章を掲げる日本代表チームを見た時、これからの復興にかける日本の思いが一つになった様に感じました。

後半途中から44歳のベテラン三浦和良選手が出場し、放ったシュートがゴールネットを揺らした瞬間、スタジアムがどよめき、直後に4万人の観客の大歓声が響きました。そして歓声に促されるように、あの「カズダンス」も披露、久々に見た私も何だか嬉しく少し涙ぐみました。

下の写真はネットより拝借

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震災派遣救急医療チーム看護士さんのブログ

2011年03月29日 | つれづれ

地震発生から3週間近くになろうとしています。被災された方々の気持ちも将来を見つめるものに少しづつ変わりつつあるようですね。今日は一般の家々の瓦礫撤去が始まったとのニュースが流れていました。

もう既に皆様ご存知かもしれませんが、私がよく訪問するブログに、東京の医療機関に勤務されていて3月16日から23日まで陸前高田で救急医療チームのスタッフとして活動された、東京の若い看護士の方のブログが紹介されていました。今、かなり話題になっている様でコメント数も1500件を超えているそうです。英訳して海外で紹介する動きもある様です。報道されていない事、現場に行かれた方だけが感じる事、思う事などが語られていて、涙なくしては読めない部分も多いです。URLを下に貼り付けますね。 

http://blog.goo.ne.jp/flower-wing


ウォーキング

2011年03月28日 | お出かけ

東北関東大震災の報道を新聞テレビで連日見ていると同情を禁じえず、遠くに離れ住む私達も気分が萎えぎみです。そんな中でも一歩一歩ながら状況が改善つつあるようです。瓦礫の中に物資搬入の道が確保され始め、灯油やガソリンも順番待ちの長い車列が出来ながらも少しずつ供給され始めた様子がテレビでも映し出されています。復旧が一日も早く軌道にのる様に祈るばかりです。

今日は気分転換と日頃の運動不足を解消しようと家から3、4キロの所にある愛宕神社までウォーキングをしました。今年は例年よりいつまでも寒く、春の訪れが遅いと感じていましたが、それでも季節は確実に巡って来ていました。街路樹は新芽を芽吹かせ始め、桜も一、二輪咲き始めている枝もあり、雪柳は満開でした。

神社入り口の坂道を進み階段を登り本殿でお参りをすませて、お庭に出ると博多湾を一望できる見晴らしの良い展望スポット(?)にでます。そこから見える博多湾は明るく、波静かで、完全な春の海の風情でした。のんびり海を見つめていると、この海がつい先頃、津波で三陸沿岸部を襲い多くの人命を奪い家屋を押流した同じ海だとは到底思えません。何かの本で読んだ「自然は恐ろしく、又優しい」という言葉を思い出したりしました。

しばしの休息の後、愛宕神社の裏道からマリナ通りに出て、愛宕大橋を渡り、百道浜に出ました。途中万歩計を見ると13500歩を示していました。久しぶりに10000歩以上歩いたので快い疲れを感じながら家路に着きました。

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 上の写真は愛宕神社より百道浜方面を写したもの、下の写真の左は能古島、右は志賀島

 

 

 

 


えっ!

2011年03月26日 | つれづれ

昨日の「復旧作業中の東電関連会社の作業員3人がタービン建屋内で被ばく」の報道には思わず「えっ!」と息をのみました。

3人はこの窮状を救うため危険を省みずタービン建屋に入り危険な作業をされていた方々です。

報道によると「3人は長靴ではなく普通の作業靴をはいていた。現場には深さ15センチの水がたまっていたが、暗いので気付くのが遅れてくるぶしまで水につかった」とのこと。私などの素人からみると、この事故は原始的な失敗に思えてなりません。東電は3人に足の指先を含む完全防護服を着用させるべきではなかったのでしょうか。

24日の「3号機制御室に点灯」との報道に、これから一歩一歩復旧が進んでいくのではとの私の見通しは甘かった様です。

地震津波による福島第一原子力発電所の事故により、国の原子力政策の見直しが行われると思います。地震大国の日本には原子力発電はふさわしくないとは思うものの、エネルギーの大半を海外に頼ってる日本としては、核燃料サイクルの確立、環境問題等を考えると簡単には原子力発電を手放せないのも現実なのではとも思います。いずれにしてもこの問題の見直しは、堂々巡りになる可能性のある難しい問題ですね。

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少しずつ...

2011年03月24日 | つれづれ

けさ新聞をひらくと一番に一面の「3号機制御室が点灯」の記事が目に入りました。この先どうなるのか先行き不透明な中で政府、東電、自衛隊、消防隊の方々が必死の努力をされていたので、この見出しを見た瞬間よかったなぁと安堵しました。その後人体に差し迫った影響はないものの葉物野菜等から基準値以上の放射性物質が検出されたとの報道もありますが、制御室の点灯は一歩前進ではないでしょうか。

原子炉に注水する任務を負った東京都の消防隊隊長の記者会見は胸に迫って来るものがありました。任務への責任と部下の消防隊員とその家族への責任を負った隊長としての苦しい胸の内を吐露して、ぎりぎりの厳しい現場で仕事をされている方のご苦労が伝わってくる会見でした。

地震津波発生から2週間近くがたち、最初の頃に比べると避難所にも一定のルールが出来始め、少しずつ瓦礫を撤去し、物資搬入の道作りに取り掛かっている様子がテレビの映像を見ているとわかります。人々の心も最初の打ちのめされた呆然とした気持ちから、少しずつ将来を見つめはじめている様に感じられます。

被災地から遠くに住む私にとって、して上げられる事をすぐには思い付きませんが、募金をしたり、風評に惑わされず、必要なものを必要なだけしか買わない、無駄な電気を使わない等を意識して実行するように心がけています。