今年もユリが咲きました。
一、二日前までは、まだ蕾が硬かったのに、
今日のお昼に気が付くと2輪開いていて、
その他の蕾もかなり膨らみ、今にも咲だしそう。
まだ2輪しか咲いていないけれど、近づくと強い香りがして、
この香りをかぐと、もうすぐ梅雨だな~という気持ちになります。
咲くと、ちょっとうつむき加減になるのも風情があり、いいものですね。
美人に例えられる所以でしょう。
百合は多くの俳人に詠まれていますが、
正岡子規の、「うつむいて 何を思案の ユリの花」の
俳句はよく知られていますね。
杉田久女の、「卓の百合 あまり香つよし つかれたり」という
俳句もありますよ。
俳人達がその特徴を的確に俳句にしているのに感心します。
昨夜、北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉での緊急事態宣言解除が決定され、
これで、4月7日に東京、大阪などから始まり、
全国に拡大した緊急事態宣言は、
約1ヶ月半ぶりに終了することになりますね。
感染症素人の私達からすると、
こんなに早く解除して大丈夫かな? という感じはするのですが、
一方で、解除がなされないと、人の動きが止まってしまい、
それは、即、経済の打撃に繋がることで、
この状態を長引かせることは出来ないでしょうね~。
感染の拡大を抑えながら、社会経済活動を本格的に再開するという、
この相反する二つのことの、バランスをとりながらやって行くというのは、
並大抵なことではなく、難しいかじ取りですね。
私達は緊急事態宣言が解除されても、
以前と同じ状態に戻れるのは、ずっと先と心得て、
外出時にはマスク着用、どの様な場でも人との距離をとる、
手洗い、うがいの励行など、
以前とは違った暮らし方に慣れないといけませんね。
これが、すなわち最近よく言われる、コロナ後の新しい生活様式なのでしょう。
このコロナ禍を終息させるには、
最終的にはワクチンや画期的な治療薬の開発以外には無いと思われます。
ワクチンができれば病気にかかることなく免疫をつけることが出来るので、
私達は一気に集団免疫を確立することが出来ますからね。
また画期的な治療薬が開発されれば、
それは怖いものなしで、今の状況が一変するでしょうね。
でも、言われている通り、この二つには時間がかかり、
そんなに簡単に完成することとは思えません。
ならば、それまでは私達それぞれが、以前とは違う新しい生活様式に慣れ、
地道にやっていくしかない様に思います。
感染拡大が一応落ち着き、一息つけた今こそ、
おそらくやって来る、感染の第2波、第3波への備えを、
固めておくべき時なのでしょうね。
まだまだ先の長い戦いになりそうですね。
新規感染者の減少とともに緊急事態宣言の解除がなされ、
昨日、大阪、京都、兵庫の近畿3府県も解除が正式決定になった様ですね。
サークルで知り合った近くに住む友達が、
「料理本を買ったら、以前買った同じ本が本棚にあったの、
あなた、よかったら使わない?」と言って、
こんな料理本を持って来てくれました。
現在、こういう状態なので、私もいつになく時間に余裕が出来て、
いつもよりは、料理をちゃんとやっていました。
ジャストタイミングって、この事じゃない?
さっそく使わせて頂くことにしました。
「世界一美味しい手抜きごはん」っていう本のタイトル、なかなかいい。
それに、「最速!やる気のいらない100レシピ」っていう、
副題もついている。
やる気が出て来た!!
この歳になると、もう好みも固まって、
新しいメニュウに手を出す気は、そんなに起きないけれど、
本の中身を見ていると、
これは作ってみたいと思う料理が一つあった!
それは何でしょう?
後日、このブログにこんなのが出来ました!っていう記事が載らなければ、
あ~、失敗したんだな~って思って下さい(笑)
全国規模の緊急事態宣言解除がされ始めましたが、
皆様どのようにお過ごしですか?
私は家にいることが多いですが、
週4日位はウオーキングだけは行く様にしています。
往復で5000~6000歩位ですかね。
毎日行けばいいのですが、膝に負担がかかる様な気がして、
間をあけるようにしています。
いつもは町の中心部を通って海の方に行っていましたが、
その道は人通りが今でも多いんですよね~。
これでは三密の一つになるし、ちょっと怖いので、
今は町の中心部を通らないで、国道202沿いを歩くようになりました。
この道も、こうなる前は人通りが多かったけれど、
最近はかなり少ないのです。
特に黄昏時になるとめっきり人通りが減って来る。
なので、その時間帯に歩くようにしています。
車は以前と変わらずビュンビュン通っていますけれどね。
黄昏時に人通りのまばらな道を歩くのは淋しいですね~。
一日もはやくこのコロナ禍が終息して、
また元の賑やかな通りを歩きたいです。
はやくそんな日が来るといいのだけれど...。
からっと晴れた昨日、床の間の掛け軸の架け替えをしました。
これまで架けていたのは、季節を選ばない南画風のものでしたが、
それを架けたのは昨年の秋だったので、
何と半年以上も架けっぱなしだったんですね~。
お正月も架け替えをしなかったとは、自分でも驚いています。
これまで架けていた掛け軸に羽根バタキを丁寧にかけ、箱に仕舞い、
今回はこの掛け軸にしました。
これは、大徳寺派大仙院の尾関桃林和尚の一行書「日々是好日」。
この掛け軸は銀婚式の記念にと、
当時住んでいた小倉のデパートで買い求めたもので、
もうあれから二十数年の歳月が流れたのだと思うと感無量です。
我が家にある掛け軸で一行書はこれ一つで、
何故か、今の時期にはこれがいいのではと思ったのです。
いろいろなこだわりをさっぱり捨てて、
その日、その日をただありのままに生きる、
そんな清々しい境地になりたいという思いを込めて、
この掛け軸にしました。
風鎮も表装の色に合わせてこんな感じにしました。
如何でしょうかね~?