日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

お雛様

2013年02月22日 | つれづれ

もうすぐ女の子のお祭り、「雛祭り」なので、今日はお雛様の話、アレコレを。

下の写真は
雛祭りが近づいたので最近飾った我が家のお雛様です。これは長女が生まれた時、今は亡き里の両親が贈ってくれたものですが、昭和50年代はじめにはこの様な七段飾りがよく見られた様に思います。当時住んでいた狭い社宅に、この様にかさ張るお雛様を飾っていたなんて、不思議な気がしますが、当時は同じ様にされているお宅も多かった様な...。
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このお雛様を飾って、両方の親や兄弟と一緒に長女の初節句を祝ったのは、つい最近の様に思えますが、あれから30年以上の年月が経ちました。夢の様な気がしますね~。それからずっと、今の時期にはお雛様を出してきましたが、この7段飾りのお雛様を飾るのは今年で終わりにしようと思っているんですよ。これからはお内裏様とお后様のお二人だけを飾って楽しもうかなんて、考えているところです(^-^)

最近デパートでお雛様を見る機会がありましたが、私達が子育てをしていた時代のお雛様とは、すっかり様変わりしていました。住宅事情を考慮してでしょうか、昔より全体に小ぶりになっている様ですね~。そして昔より精巧に造られている様な...。デパートには
七段飾りの展示は無く、ほしい人はカタログで注文するのだそうです。

一番多いのはお内裏様とお后様の一対でした。大人の鑑賞にもたえる立派な物も多く展示されていました。
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立ち雛は昔から根強い人気なのだそう。
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七段飾りの代わりによく見かけるのは下の様な三段飾りのお雛様。七段に較べるとずっと小ぶりです。
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三段飾りのモダンなタイプ。マンションなどの洋風のお部屋にも合いそう。
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雛祭りの由来をネットで調べてみると、【3月3日に平安貴族が薬草で汚れを祓ったのが起源とされており、それが後に汚れを雛に移し川に流して汚れを祓う「流し雛」の形へと変化した。やがて江戸時代に「五節句」が制定され、3月3日が「桃の節句」と定められると、庶民の間にも現在の「雛祭り」のような形で女の子の幸せを祈る行事として広まった】のだそうです。

お雛様の形は時代とともに少しづつ変っても、女の子の幸せと無事な成長を祈る雅な「雛祭り」は、これからもずっと続いてほしい行事ですね。

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豊前海の一粒かき

2013年02月19日 | つれづれ

先日、福岡県の豊前海で採れたかきが送られてきました。山に囲まれた豊前海は、川から良質な養分が流れ込み海質に恵まれているそうで、その豊前海で養殖され、殻付きのまま販売されるかきは「一粒かき」と呼ばれています。

こんなスチロールの箱に入って送られて来ました。
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ふたを開けるとプ~ンと磯の香りが...
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殻付きの貝が大きいのにびっくりし、サイズを計ってみると、一番大きい殻で18cmХ12cm、厚みは6cmもありました。
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早速、生で食べようと殻を開けました。まず軍手をして殻の平たい方を上にして持ち、殻の端の方を万能ハサミで切り、切れ目にナイフを入れこじ開けます。夢中でこじ開けていて写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)。

殻を開けたら一つ一つ丁寧に水で洗い、水分をふき取りお皿に並べます。
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レモンやポン酢、酢醤油、あるいはケチャップをかけて頂きます。栄養分の豊富な豊前海で育った牡蠣は、つぶが大きく身入りがいいのが特徴だそうで、ぷりぷりした大きな身を口に入れた時の、トロンとした喉越しがやみ付きになりそう~(^-^)  
                   一緒に頂くお酒は白ワインがよく合い、牡蠣のお味を引き立てるようですね~。

カキの殻を開けるのは結構面倒な作業なので、簡単に食したい時は、電子レンジで5分位チンすると、自然に殻が開き、殺菌効果もあり手軽です。ポン酢などを掛けて頂くと、焼きガキ風な感じになります。

私はカキが大好きで、家から比較的近い糸島のカキ小屋に毎年行きますが、この冬は何だか忙しくてまだ行っていません。なので豊前の一粒かきはとても嬉しい贈り物でした。

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前進座公演 「三人吉三巴白浪」

2013年02月16日 | お出かけ

まだまだ寒い日が続いていますが、陽の光に何とはなしに春を感じる今日この頃です。昨日は福岡市民劇場2月例会で前進座の歌舞伎「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」を観賞しました。「三人吉三巴白浪」は「月も朧に白魚の...」という名セリフでよく知られた河竹黙阿弥の代表作です。
Photo <リーフレット>

リーフレットによると、白浪とは盗賊が主人公の物語という意味だそうで、「三人吉三巴白浪」は三人の吉三郎という名の盗賊が三つどもえとなって物語が展開する、盗賊が主人公の歌舞伎という意味になるのだそうです。

話の筋は結構込み入っていて、完全に理解出来ていたのか、自信がありませんが、盗まれた名刀庚申丸が百両のお金に姿を変えて何人もの手に渡るという話で、お嬢吉三、お坊吉三、和尚吉三の3人の盗賊が、大川端で出会い義兄弟の契りを結ぶ、よく知られた場面から始まりました。

しかし様々な悪事を重ねたこの3人は、自分ではそれとは知らない過去の出来事によって翻弄され、又様々な因縁がからみ、次第に追い詰められていきます。そしてよく知られた最後の本郷火の見櫓のシーンになります。

この本郷火の見やぐらの大立ち回りは、この歌舞伎の最大の見せ場で、櫓に登るお嬢吉三、追っ手を相手に立ち回るお坊吉三、さらに和尚吉三も加わって三つ巴のシーンが舞台上で演じられました。そして最後は舞台の終わりにふさわしく、雪が降りしきる場面で幕となりました。

幕が下りると、スタンディングオベーションとなり、掛け声もかかり観客の拍手、興奮は収まらず、役者、観客が一体となったあつい熱気を感じる舞台でした


絢爛豪華なお嬢吉三の衣装、変化する舞台装置とその色彩、七五調の名セリフ、大立ち回り、役者さんの見得をきる所作など、歌舞伎の華やかさもたっぷり体感出来ました。又、歌舞伎はすばらしい日本のエンターテインメントで、日本人の心の内にある何かを呼びさます力があるのではと感じた舞台でもありました。

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バレンタイン椎茸?

2013年02月13日 | つれづれ

あす、2月14日はバレンタインデーですネ。デパ地下やお菓子屋さんの店先には形やラッピングに工夫を凝らした素敵なチョコがいっぱい並んでいます。値段も手頃な物からヨーロッパの老舗チョコレートやさんの高級な物まで、よりどりみどりです。

チョコレート業界は、このバレンタインデーの期間中に、一年の売り上げの80パーセントを売り上げると聞いた事があります。バレンタインデーの習慣を日本に根付かせるのに業界がいかに努力したかの証でしょうね、80%という数字は。

もっとも、バレンタインデー発祥の地のヨーロッパでは、男性が愛する女性にバラの花にカードを添えて贈る日なのだそうですが...。この習慣が日本に伝わると女性から男性へ、バラの花からチョコに変ったんですね~。商魂たくましさも感じるけど、なかなか楽しいイベントですよネ(^-^) 最近では自分へのごほうびチョコや女性同士のチョコのやり取りも流行っているのだとか。

そんなことを思いながら、夕食に鍋物をしようと野菜類を切っていると、こんなハート型の椎茸がトレーに入っていました。早速、野菜の上の一番目立つところに乗せてみました、可愛いでしょ? 
Photo_11 <ハート型椎茸>

裏はこんな感じ。
Photo_12 <裏側>

今年のバレンタインデーの夫へのチョコ(食べるのは主に私)は、近くのスーパーで買った、お酒入りのウイスキーボンボンというか、こんなチョコ(525円)です(笑)。
Photo_13 <ウイスキーボンボン>

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新しい祖原公園開園

2013年02月09日 | つれづれ

福岡市は一昨日から寒波におそわれ、日中でも気温が零下のことがありました。今年の冬は、例年に比べ寒さが厳しいようですね~。

昨年6月から行われていた祖原公園の改修工事が完了し、先日から開園されています。この寒さなので訪れる人はまばらですが、気持ちの良いすばらしい仕上りです。
Photo <祖原公園案内板>

この公園は、元寇史跡がある小高い山(丘?)を公園にしたものです。改修前は4箇所ある入り口のどこから登っても、階段があり車椅子では登れなかったのを、正面入り口をなだらかな長いスロープにし、頂上まで車椅子で行けるように改修がされていました。
Photo_2 <正面入り口スロープ>

頂上からは、視界をさえぎっていた木を短くしたり、又切ったりして西新方面がよく見えるようになりました。30年程前は、下の写真の様な高いビルが無かったので、ここから百道浜方面がよく見えて、すばらしい景観だったのですがね~...。時の流れを感じますネ。
Photo_6 <頂上からの眺め>

東側の、以前は何ということはない広場だった所には、下の写真の様にカーブを付けた遊歩道が造られ、風情ある空間に変わっていました。幼児たちがボールを蹴ったりする空間は無くなったけど...。
Photo_4 <遊歩道のある空間>
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今の時期は寒いこともあり、改修された新しい素敵な公園も人影はまばらですが、春が来て暖かくなると、大勢の人々が訪れ思い思いに時間を過ごす、すばらしい場所になることでしょう。

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