日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

宮古島旅行 ~東平安名崎、来間島~

2015年11月29日 |    宮古島

昼食後、宮古島最東端の東平安名崎(ひがしへんなざき)に行きました。ここは太平洋に2kmにわたり突き出た美しい岬で、日本百景の一つに数えられる沖縄の代表的観光地なのだそうです。

昼食をしたレストランから、ずっと向うの東平安名崎を写した写真がありましたので添付してみます。写真の右上に突きでた部分が東平安名崎です。岬の突端には平安名崎灯台が立っていました。岬の道は平坦ですが、左右は断崖絶壁になっていました。
<東平安名崎>
<平安名崎灯台>

何といっても、ここの素晴しさは太平洋に向かって突き出した岬の周りの海の美しさです。透明度が高く、深さの変化もあるので濃紺の深い色から、透き通ったエメラルドグリーンへ変わる美しいグラデーションが楽しめました。

岬の周りには大小こんな感じの岩が沢山あるのですが、これは1771年に起きた「明和の大津波」の爪あとで、どこからか運ばれてきたものなのだとか。この時の大地震は石垣島や宮古島、その周辺の島々に大きな被害をもたらしたようです。




東平安名崎から来間大橋を渡り、宮古島本島の南西に浮かぶ小さな島、来間島(くりましま)に行きました。

来間大橋は1995年に完成した1690mの農道橋で、農道橋としては日本最長なのだそう。島の周囲は9kmで人口は200人弱。ここの小さな集落の近くにある竜宮城展望台に登りました。

この展望台からは先程渡って来た来間大橋や、沖縄一キレイなビーチと言われているらしい宮古島本島の与那覇前浜が彼方に見え、美しい海の色とともに素晴しい景観でした。
<来間大橋>
<彼方に与那覇前浜>

二日目のバスでの島巡りの最後に先程の竜宮城展望台から見えた、与那覇前浜に寄りました。このビーチの砂は普通の砂浜の色と比べてとても白く、またきめが細かくパウダー状で、アクアブルーの美しい海の色と調和して、どこか別世界にいるような気がする浜辺でした。
<与那覇前浜>

 

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宮古島旅行 ~池間島、西平安名崎~ 

2015年11月27日 |    宮古島

11月22日~24日まで、夫とパック旅行で宮古島に行って参りました。

宮古島までは、福岡からチャーター便で約2時間かかりました。沖縄本島から290㎞南西にあり、地図を見ると宮古島を含む先島諸島が、思っていたよりはるかに台湾に近いのに驚きます。

観光したのは宮古島、池間島、来間島、伊良部島で、宮古島からこれら三つの島には橋が架かっているので、バス移動で楽に島巡りが楽しめました。
南の島なので暖かく、旅行中はずっと半袖で過しました。

お天気が良かったので、この時期でも海は青く美しく、これらの島から望む太平洋、東シナ海は雄大で素晴らしいものでした。

池間島(いけましま)へは池間大橋が架かっているので、宮古島の中心部からバスで20分位で行けます。この島の展望台からは明日渡る伊良部島や伊良部大橋、また「神の島」とも言われている神秘的な大神島がずっと向うに望めました。
<大神島>

池間島から宮古島に戻り、西平安名崎(にしへんなざき)に行きました。海風を利用出来るからでしょう、ここには風力発電用の白い風車が何台もありました。又、今、渡って来た池間大橋がよく見え、穏やかな海の美しさは格別でした。
<風車>
<池間大橋>
<美しい海の色>

沖縄県はサトウキビの生産量が日本一なのだそうで、集落や海辺を通過する時以外は、バスの窓から見える景色はサトウキビ畑が多かったです。

もう一つ、沖縄県では遠浅の澄みきった海を利用してモズクの養殖をしていて、国内で流通するモズクはほとんどが沖縄産とのことでした。


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俳人杉田久女(考) ~夕顔の句~ (31)

2015年11月24日 | 俳人杉田久女(考)

久女の母、赤堀さよは池坊龍生派関西家元代理として88才までハサミを握っていた人だそうで、久女も池坊龍生派中伝免許を持っていたようです。

なので、夫宇内の勤務する学校の卒業式の演壇生花などは、
毎年久女が出向いて活けていたと、久女の長女昌子さんは著書に書いておられます。

お花が好きな久女は庭に花を植えて楽み、又、花の絵を描いたり、俳句にもよく花を詠んでいます。

平成23年に北九州市立文学館で開かれた「花衣 杉田久女」展で久女が筆写した『源氏物語』が展示されていました。それは『源氏物語』の本文の筆写だけではなく、上部に頭注を付けて見やすいように工夫がなされたものでした。

花が好き、『源氏物語』が好きな久女は、夕顔の句を数多く詠んでいます。昭和初め頃の幾つかを見てみましょう。

       「夕顔や ひらきかゝりて 襞深く」


この句は、ホトトギス流の写生俳句の典型と言われていますが、夏の夕暮れから咲き出す白い夕顔の花の襞は、開きかかった時が一番陰影が深いんですね~。

      
       「夕顔を 蛾のとびめぐる 薄暮かな」


上の夕顔の句の虚子評は、「本当に地味な写生本位に立っておる。何ということなしに夏の暑いもの憂い盛んな情景が描かれている」としています。とびめぐるという表現に蛾の羽音が聞こえてくるような気がします。

       
       
「夕顔に 水仕もすみて たゝずめり」  

この句からは久女の日常が彷彿としてきます。水仕とは台所仕事のこと。炊事を終えてほっとしながら、薄暗くなった庭に咲きだした夕顔を眺めているのでしょう。


『源氏物語』が好きな久女にとって、夕顔は愛着のある花だったのでしょう。下の句はあまり知られていないようですが、上の3句とは雰囲気が違いロマンティックな句ですね。久女の夕顔の句の中では私はこの句が一番好きです。

        「逍遥や 垣夕顔の 咲く頃に」


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大分県庁(12)

2015年11月19日 | 県庁めぐり

深耶馬渓から大分自動車道玖珠ICを経由して、大分県庁に参りました。

大分県庁は別府湾に面した大分市の北側、国道197号線沿いにあります。県庁舎の前にはお濠を巡らせた大分城址公園がありました。
<大分県庁舎>

庁舎は本館、新館、別館からなり、この3つを総称して大分県庁舎と呼んでいます。上の写真の右側が新館、左側が本館です。写真には写っていませんが本館の横に別館があります。知事室は本館4階にあるそうです。本館ロビーは何という事はない普通の造りでした。
<本館ロビー>

新館ロビーは狭かったですが、朝倉響子作の彫像「マリ」が展示されていました。
<彫像「マリ」>

展望ホールは新館14階にありました。下の写真は展望ホールから北側をみたところです。向うの海は別府湾、その向うの山は国東半島の山々です。


下は展望ホールから西側の眺めです。大きな通りは国道197号線、向うの手前の山はサルの餌付けで知られた高崎山、そのずっと向うの山は鶴見岳です。右側にはお濠と城址が一部写っています。左側のガラス張りのビルは住友生命ビルだそうです。


大分市の一番賑やかな繁華街は、下の写真の住友生命ビルの左側辺りで、歓楽街の都町もこの近くだそうです。都町には、以前一度行ったことがありますが、その時は市のどの辺りなのか、わかりませんでした、今回それがよく理解できました


パンフレットによると、大分県の人口は1,178,775人(H.25年10月現在)です。

温泉の源泉数、湧出量ともに全国一で、別府湾に面する別府温泉、県の中部に位置する湯布院温泉はよく知られています。

また、豊後水道を挟んで四国に接し、愛媛の佐田岬との距離は10km程とのことです。

(大分県庁所在地   大分県大分市大手町3丁目1-1)

(大分県庁見学日はH.27年11月11日)


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Jazz Live

2015年11月15日 | お出かけ

友達のジャズライブに行った


今日は彼女が趣味で習っているジャズを披露する日

会場は福岡市の中心部、中洲4丁目


開演少し前に会場に到着すると、既に観客のランチが始まっていた

程なくジャズライブ開演

友達のジャズのお仲間は5人らしい

  その名も  Dream Five

ライブは1st stage & 2nd stage の2部構成

プログラム順にSummertime In Venice、Black Orpheus など次々に熱唱

友人の曲はLet's Fall In Love とI Wish You Love

最初の曲は軽快に、二番目の曲は感情をこめて

日頃の彼女そのままの余裕のある歌いっぷり

黒いドレスがよく似合い、アクセサリーがライトに映えてホントに綺麗だった

熱唱が続き15分間の休息

会場の明かりが暗くなり2nd Stage が始まる

ドレスを着替え、1st Stageと雰囲気の違う曲を5人が次々に歌う

2nd Stage の友人はローズピンクのドレスに着かえ

 Alfie と It's All Right With Me を熱唱

歌の巧さもさることながら

マイクを持つポーズもぴったり決り、曲間のお喋りもなめらか



  


ジャズを歌えるっていいなぁ~、何となく羨ましくなった私なのでした(^-^)



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