日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

飛鳥Ⅱクルーズ ~終日航海の翌日博多港帰着~

2016年05月04日 |    飛鳥クルーズ

横浜港を出港した日の夕食後に、俳優の中尾彬さん&池波志乃さん夫妻のトークショウがありました。お二人はクルーズの旅をしてほしい大人のカップルとして「ベストクルーズカップル」に選ばれているそうです。

何を話されたかよく覚えていませんが、池波さんが随分前の着物を洋服に作り直したと言われたロングドレスが、華やかでよくお似合いだったのが印象に残っています。

次の日は最終目的地、博多港へむけて終日航海でした。クルーズも終わりに近づいた為、宅急便の荷作りをしましたが、その後はこれといってすることはなく、のんびり船内の催しに参加して過ごしました。

その一つがフリスビー大会です。男女合わせて20名位の参加者でしたが、どうしたことか優勝してしまい、賞品に
小さなトートバッグを頂きました。夢中でやっていて写真を写すのを忘れていました(^-^) 


飛鳥Ⅱは出港パーティなどが行われる7デッキがプロムナードデッキになっていて、船の周りを一周できます。競技場のトラックの長さは400mだそうですが、飛鳥Ⅱのデッキも1周すると400mあるそうです。


時間がたっぷりあったので、デッキウォークに参加してインストラクターとプロムナードデッキを歩いてみました。クルーズも終わりに近く参加者は5人だけでしたが、人があまりいないデッキを歩くのは爽快でしたね。後部デッキに日の丸があがっています。


終日航海の日の夕食のさよならパーティの
ドレスコードはインフォーマルでした。皆様お洒落をされ改まった雰囲気です。テーブルの間を縫う様に楽隊も移動し演奏してくれました。夫は「思い出のサンフランシスコ」をリクエストしていました。


クルーズはドレスコードがあって煩わしいなどという話を時々耳にしますが、船という非日常の環境で普段とは違った改まった装いで食事し、周りの方々とお話しするのは楽しいものですね。福岡市ばかりではなく、方々から集まっておられ、お話がはずみました。

飛鳥Ⅱは終日航海の翌日午前中に無事博多港箱崎埠頭に着岸しました。

                 
                                  
長々とした私の初クルーズ記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

クルーズは飛行機での旅に比べて、体がだいぶ楽だった様に思います。だからでしょうか、参加者の年代層は結構高く、私達夫婦でも若い方でした。クルーズは飛行機での旅行がしんどくなり出した世代向きのものじゃないかなと思います。

昨年の秋に宮古島を旅した時、たまたま昼食のテーブルが一緒になった、私達と同世代のご夫婦が、「クルーズに度々参加しているけれど、クルーズはいいわよ~」と言われていましたが、今回のクルーズでそのご夫婦とバッタリお会いしたのには驚きました。


これからまた、今までの俳人杉田久女(考)の記事の続きを書いていきたいと思います。どうぞよろしく(^-^)


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飛鳥Ⅱクルーズ ~横浜街歩き~

2016年05月02日 |    飛鳥クルーズ

横浜では神奈川県庁、港の見える丘公園、三渓園、ランドマークタワーの順に巡りました。

「港の見える丘公園」へはこれまで何度か行きましたが、何年か前に来た時と較べると、今風なお花の植え方をした花壇が増え、整備がすすんだようです。


土曜日で暖かかったので公園は沢山の人出で、ここから眺める港の風景は数年前とあまり変わり映えのしない
雑然としたものでしたが、海の風景なので開放感は感じますね。


「港の見える丘公園」の南側になるのでしょうか、タクシーで10分位の所に三渓園があります。三渓園は明治時代末から大正時代にかけて製糸、生糸貿易で財を成した横浜の実業家、原三渓がこの地に造りあげた広さ53000坪の日本庭園です。
<三渓園入り口>

この庭園は明治36年から一般に公開された外苑と、三渓が私邸としていた内苑からなっています。京都や鎌倉などから集められた多くの歴史的建造物が園内に配されているのには驚きました。


園内の中心部にあたる小高い所には、京都木津川にあった室町時代の建築、旧燈明寺三重塔が移築されて建っています。現在この塔は関東地方にある木造の塔では最古なのだそうです。


池にに面した場所に三渓園を詠んだ高浜虚子の句碑がありました。


     「 鴨の嘴 より 
たらたらと 春の泥      虚子」

この句は昭和8年3月に詠まれた句だそうで、それはちょうど、久女が虚子の序文を求めて奔走していた頃なんですね~。

最後にランドマークタワーに行きました。ここもこれまでに3、4回来ていますが、何故か横浜に来るとここに登りたくなります(^-^)  半円形の白いインターコンチネンタルホテルとその手前にある観覧車はみなとみらいの定番ですね。


大さん橋埠頭に飛鳥Ⅱが停泊しているのが見えました。



5時間ほど横浜を散策して船に戻りました。ドラが鳴り横浜港出港の時間になると、船を訪問されていた方々や港におられた方々が集まって出港を見送って下さいました。




デッキでは音楽がなり、テープが投げ交わされ、賑やかな出港風景でした。



この後、
デッキ上でワイン、ジュース片手に談笑し、楽隊の音楽に合わせて、みんなで輪になり踊るセイルアウェイパーティで横浜にお別れしました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~大船渡~

2016年04月27日 |    飛鳥クルーズ

船が大船渡へ向けて航行中の14日の夜から翌日に掛かけて、気圧の谷の接近で強風警報が出ていて船は大揺れでした。海上では風速25m以上の風が吹いたそうです。

大揺れで船体がギシギシきしむ音も絶え間なくしていましたが、日本の船「飛鳥Ⅱ」に対する信頼でしょうか、不安を感じる事はまったくありませんでした。

予定では15日の朝に大船渡港に入港し、観光ツアーに出掛けるはずでしたが、観光ツアー後に更に強い風が吹く予報とのことで、そうなると出港出来なくなるので、大船渡では着岸だけになり下船出来ませんでした。船の旅ってこの様なことが、時々起きるのですネ。

よく晴れてはいましたが強風が吹き寒い中、港で歓迎行事をして下さり、船室のバルコ二ーからこれを見守りました。




歓迎行事では大船渡市長が挨拶されましたが、震災時の支援に対するお礼と、5年後の今の街を語られる姿には胸をうつものがありました。


船からは、先の震災で甚大な被害を受けた大船渡の街が目の前に見えましたが、テレビに何度も映し出された津波の映像が思い浮かんできて、胸が苦しくなりました。

今は、新しい家々が多く見られ、クレーンが稼働している場所も多い様で、復興はだいぶ進んでいる様には思えましたが、これから先、まだまだ大変でしょうね~。






大船渡市から下の様なプレゼントを頂きました。三陸産めかぶのインスタントスープです。


2時間位大船渡港に停泊後、次の目的地横浜港に向けて出港となりました。横浜では自由に街を歩こうと、
観光ツアーを申しこんでいませんでしたので、横浜の情報を得るため船内の図書室に行ってみました。


船内なので本の数は多くはありませんが、小説、エッセー、旅行ガイドブックなど様々なジャンルの本が揃っています。

この日の夕食後、1984年のロスアンゼルスオリンピック体操競技で金、銀、銅メダルを獲得した森末慎二さんの講演会がありました。会場の入り口に3つのメダルが披露されていましたが、私はこの時はじめて、オリンピックのメダルを実際に見ました。


森末さんはメダルを獲得したロスアンゼルスオリンピックでの体操競技のことを話されましたが、話にメリハリがあり、飽きさせることのない話しぶりでした。色々な所でこの話をされているのでしょう、話の型が出来ているようで見事なエンターテイナーぶりに驚きました(^-^)

夜が更けるにしたがって風がおさまり、船の揺れが次第に小さくなりました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~函館~

2016年04月24日 |    飛鳥クルーズ

14日の10時頃、どんよりとした曇り空の中、遠くに函館が見え、函館山でしょうか、こんな感じで見えて来て、午前中の函館港入港になりました。




港から小さな船が近づいて来て、歓迎の放水をしてくれました。次々に放水される美しい七色の弧を船室のバルコニーから眺めましたが、船に乗っているとこんな歓迎って嬉しいものですネ。



函館港に着岸し、船からおります。


函館ではロープウェイに乗り、函館山(334m)に登りました。


山頂には雑誌や絵ハガキで見る通りの函館の風景が広がっていました。夜景でないのが残念ですが(^-^)    下の写真の函館の街の左側の海が函館港、右側の海が津軽海峡です。


函館港に飛鳥Ⅱが停泊しているのが、山頂から豆つぶの様に見えました。


曇り空ではありましたが、山頂から海と街の素晴しいパノラマをみていると、はるばる北海道まで来たんだな~という気持ちになりました。

車窓から函館の街をめぐり、港の近くの金森赤煉瓦倉庫にも寄りました。ここの中は現在土産物店街になっています。


函館港でも出港セレモニーがあり、街の皆様がイカ踊りを見せて下さいました。


船が出港する時、一艘の小いさな船が近づいて来ました。この船はタグボートと呼ばれるものらしく、港で船が岸壁、桟橋に着岸、離岸するのを補助する船なのだそうです。
<タグボート>

出港をバルコニーから見届け、夕食には少し時間があったので、上のデッキのビスタラウンジやパームコートと呼ばれている場所に行ってみました。ここはくつろぎの場所というか、お茶を飲んだり
お喋りをしたり、新聞を見たりする場所のようです。
<ビスタラウンジ>
<パームコート>

船内の催しに参加する時以外は自分の船室で過ごされる方が多いのか、この様なくつろぎの場所は人影もまばらなことが多かったです。

夕食後の催しのマジックショウを見た後、船室に引き上げTVを見ていた夜9時半頃、船室のTVに緊急地震情報が流れ、そのすぐ後に熊本地方が震度7という大地震にみまわれたニュースが流れました。夫と二人、不安な気持ちで船室のTV画面に見入りました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~新潟観光~

2016年04月22日 |    飛鳥クルーズ

新潟を訪問するのは初めてで楽しみでした。

船室のバルコニーからこんな感じで新潟の街が見えてきました。
<バルコニーから>
<港から見る新潟の街>

新潟ではさくら名所100選の村松公園と豪農の館コースを廻りました。

バスが動き出すと程なく、よく知られた信濃川に架かる万代橋が見えてきました。
<万代橋>

新潟県下一の豪農伊藤家7代の遺構が、現在北方文化博物館として開放されていています。立派な柱や梁、金庫などに当時の伊藤家の力や豪勢な暮らしぶりを感じました。
<金庫>

ここで初めて釣り欄間なるものを見ました。お庭がよく見える様に柱を使わず、縁側の上にある欄間を釣っているのだそうです。
<釣り欄間>

広い敷地には様々な建物が散在し、珍しい三角形のお茶室もありました。


お屋敷の一角には美しい枝垂桜が満開でした。


さくら名所100選の村松公園では満開の桜に出会えました。染井吉野の色が九州のそれより少し薄い様な気もしました。



帰りのバスの窓からは、広大な越後平野がずっと続いているのが見えました。


夕食後の催しに、「島田歌穂 & 島健」のデュオコンサートがありました。ピアニストのご主人の島健さんと、ホップスから民謡までご夫婦ならではの絶妙なステージで、なかなか味があり楽しめました。

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