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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

オープントップバスで行く! 景観ガイドツアー

2023年06月13日 | お出かけ

友達を誘って市政だよりに載っていた
「オープントップバスで行く! 景観ガイドツアー」に参加して、
普段あまり行かない東区に行って参りました。
これが、なかなかスゴイことになったのですよ(^-^)

早い梅雨入りの福岡市は連日はっきりしないお天気。
気になっていたこの日は、
薄曇りのツアー日和と思われる出発時のお天気で
初夏の風を切ってウキウキ気分でのツアーの始まりでした。

通り慣れた市の中心部の新緑の街路樹の中を
オープントップバスの座席から歩行者信号の高さで眺める街並みは、
いつもとちょっと違って新鮮でした。

アクロス福岡、水鏡天満宮、福岡市文学館などを通り抜け
しばらく行くといつの間にか東区に入り、
博多湾に作られた人工島であるアイランドシティが見えて来ました。
ここに都市計画により作られた照葉地区があり、
17、8年以上前は建物はまだチラホラだったのに、
今では何棟かのタワーマンションも出現し、
多くの人々が住み、落ち着いた街並みを醸しているのに驚きました。
長い時間が流れたのだな~と思うと共に
古い街並とは全く違う景観で発展の息吹きを感じましたね~。

アイランドシティから海ノ中道大橋を渡り砂州の海の中道へ。
ここは両側が海でとても気持ちがいい!
ガイドさんの心地良い説明を聞きながら
志賀島橋を渡って志賀海神社へ。

階段入り口に置かれたお清めの砂で身を清め階段を上がると、
そこはもう鬱蒼とした神社境内。
宮司さんから志賀海神社の色々な説明を聞いての参拝は
コロナ禍直前に友達とお参りした時とは又違って、
なかなか得難い時間の様に感じましたね~。

この頃から薄曇りだった空がにわかにかき曇り
バスに戻る頃には大粒の雨がポツポツと。
そして、バスが出発すると同時に信じられない位の大降りに。
座席ポケットに備え付けのビニール製の雨合羽を着ても
とても防ぎきれる雨の量ではなく、
少し風も出て来てバスの走行による風と雨があいまって、
頬をさす様な今までに体験した事が無い雨の降り方です。

これから見学予定の「博多百年蔵」「博多千年門」
「We Base博多」は残念ながら端折るらしく、
バスは一路猛スピードで、出発場所の福岡市役所前へ。
30、40分で市役所前に到着し、
係りの方が雨を拭き取るタオルを貸して下さり、
やっと人心地がついてきました(^-^)
タオルでふいても全身が濡れているので
地下鉄に乗るのも憚られ、
いつもはあまり使わないタクシーで家に帰り着きました。
帰り着くと、再びは遭遇しないであろう面白い体験だったと
感じる余裕が出てきましたけれど。

夜、一緒に行った友達から
今日、行けなかった「博多百年蔵」「博多千年門」に
今度また行ってみようというラインが入り、
今回、私が誘ってこんな体験をさせてしまい悪かったな~と
思っていたところだったので、何だか少しホッとしましたね。



歳時記を愛して夏に入りけり     山口誓子





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