日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

フリージア

2013年03月27日 | つれづれ

今日の福岡市は午前中雨で、何となく寒い一日でした。例年より10日程早く満開を迎えた桜も、この雨で少し散りだしたような...。でも気温が上がらないので、もうしばらくはもつでしょうね~。桜が気掛かりなこの頃です。

我が家の小庭にも今年もフリージアが咲き出しました。

Photo <花壇のフリージア>

素敵な香りと色のこの花が咲くと、確実に春になったんだなぁ~と毎年思います。チューリップほど春の代表的なお花ではありませんが、風情がありますね~。フリージアが咲いている辺りに近づくと、いい香りが漂って幸せな気分になります。

私は軸の穂先に花がカーブして並んで咲く、この絶妙な曲がり具合が好きです。造形の妙というか、この巧みさ、素晴らしさは言葉では表せませんね~(^-^)
Photo_2 <絶妙な曲がり具合>

調べるとフリージアってアヤメ科なんですね。そういえば葉はアヤメに似ていますよね。園芸の本などには、アフリカ原産なので寒さに弱く、花壇で育てるのは難しいと書いてありますが、福岡では何とか育つ様です。軸が長くならず短くしか育ちませんが...。

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旅の思い出(カプリ島「青の洞窟」)

2013年03月22日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

平成17年の9月に夫とイタリアを旅しました。イタリア各地の観光地を巡るツアーで、その中にカプリ島が入っていました。

カプリ島はナポリから高速船で南へ4、50分の所にあり、周囲約17kmの小さな島です。ローマ初代皇帝のアウグストゥスは、近くの大きいイスキア島を所有していましたが、風光明媚なカプリ島を気に入り、イスキア島と小さなカプリ島を交換したそうです。理由はカプリ島には魅力的な「青の洞窟」があったからだとも伝えられているのだとか。

ナポリからの高速船でカプリ島のマリーナグランデ港に到着。
Photo <マリーナグランデ港>


いよいよ「青の洞窟」を目指します。この日は港周辺は好天気で波穏やかに見えたのですが、「青の洞窟」は入り口が波頭から1m程しかない為、ちょっとの波ですぐ閉鎖になるのだそうです。午前中オープン、午後からクローズとなることもあるそうです。特に冬場は閉鎖になることが多く、シーズン中の夏場でも入れるのは3日に1日位の割合だそうです。

港に到着するまで入れるかどうか判らないのは、こまりものですね~。私達が行った日はラッキーなことにオープンでした!もし洞窟に行けなくても、魅力的なこの島を観光出来るので、それなりの楽しみはあるのですが。

港で2、30人乗りのモーターボートに乗り換え、20分程進むと「青の洞窟」前に到着です。洞窟前には沢山の船が集まっていて、驚きました。
Photo_3 <洞窟前>

ここでモータボートから、下の写真の様な3人乗りの手漕ぎのボートに乗り換えます。洞窟前には洞窟に入るのを待っている、手漕ぎボートが沢山ありましたが、一定の秩序があるらしく、30分以上待った後混乱することなく、スムーズに洞窟内に入りました。
Photo_4 <洞窟に入るボート>

洞窟に入るときの姿勢ですが、入り口の高さと波頭の差が1m程しかないため、私達はボートの中で仰向けになる様に、ボートの船頭さんに言われ、波の上下にあわせて、何とか無事に洞窟の中に入れました。

洞窟の中は意外にも広くゆったりしていました。洞窟内の海水に狭い入り口から注ぐ太陽の光が反射して、色鮮やかな青に輝き、「青の洞窟」の名にたがわない、それはそれは美しい色でした。はるばるここまで来た甲斐があったと思いましたよ(^-^)
2 <洞窟の中>

「青の洞窟」の後はアナカプリを観光したり、島に沢山あるオシャレな土産物店を見たり、港近くのウンベルト1世広場辺りを散策して過ごしました。土産物店でカプリ島名産のレモンのリキュール「リモンチェッロ」を買い、日本に帰ってから飲んでみましたが、結構強いのには驚きました。 

<ウンベルト1世広場>

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旅の思い出(上海 蘇州)

2013年03月20日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

平成17年の春に上海、蘇州を旅しました。

今となっては、理由が何だったのかは忘れましたが、日本と中国の間の雲行きがおかしくなり始める直前だった事もあり、日本を出る時、何となく不安な気がしたのを今でも憶えています。

上海の空港から地下鉄龍陽路駅までリニアモーターカーで移動しました。車内のパネルには時速400km以上で走行中の表示が出ていましたが、気になる程の揺れもなく快適な乗りごこちでした。

上海中心部のホテルの48階の部屋に泊まりましたので、上海の街がよく見え、建設中の高層ビルも多かったです。日本では考えられない形
のビルもありました。
Photo_4
<上海中心部>

戦前の重厚な建物が並ぶ外灘には、多くの観光客が訪れていました。そこから川をはさんだ向こうの浦東を望むと、テレビ塔など近代的な建物が見え、この外灘辺りが上海観光の一大スポットなのがよく判ります。
Photo_2 <外灘>

上海の中心部の駅から地下鉄に乗って移動した時の事、日本との間が険悪になりかけている時なので、日本語の会話は車内ではしないでおこうと夫と話し合い、その様にしていたのですが、周りのほとんどの中国人は私達二人が日本人なのを判っていて、ジロジロ鋭い視線で見られたのが忘れられません。とても怖かったですね~。

「水の都」とも呼ばれている蘇州は、人で溢れている上海と違って、ゆったりとした時間が流れる、ほっとするような所でした。のんびり虎丘や拙政園、寒山寺などを見て廻りました。
Photo_3 <寒山寺>

上の上海中心部の写真は宿泊したのと同じホテル、上海マリオット44階の部屋からの写真で、ネットよりお借りしました(2年前の写真だそうです)。8年前とは様子がだいぶ変わっていますけど...。

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旅の思い出(クアラルンプール マラッカ シンガポール)

2013年03月18日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

だいぶタイムラグがある記事で申し訳けありませんが、以前に行った海外旅行の思い出を綴ってみようと思います。

平成16年(2004年)の秋にクアラルンプール、マラッカ、シンガポールを夫と旅しました。

8年以上前の旅なので現在はどうなのかは判りませんが、クアラルンプールが首都のマレーシアは、当時、街には活気がありましたが、まだまだだなぁ~という感じでした。


クアラルンプールのメインストリートのブッキビンタン通りにあるカフェに入った時のこと、コーヒーを注文し飲んでいると、お勘定が間違っていたと言って、子供のウエイターがお金を返しに来たのです。「チップとして取っておいていいですよ」と言ったのですが、日本でならいざ知らず、アジアでこの様な事は初めてでした。そういう国民性なのでしょうね、きっと。

下の写真はそのカフェから見えたツインタワー(452m)です。2003年までは世界一の高さだったそうです。今でも2本のビルが対になっているツインタワーとしては、いぜん世界一の高さだそうですよ。
Photo <ツインタワー>

マラッカではセントポール寺院跡で、社会科見学でしょうか、団体で来ている小学4~5年生位の女の子達と出会いました。その子達に「一緒に写真に映ってくれますか?」とガイドさんに聞いてもらうと、「いいですよ」との事だったので一緒に写真を撮りました。


その後で、その中の一人の子が「自分の兄が近々日本に留学するので、自分と日本人の貴方達が一緒に映った写真を兄に見せてあげたい。さっき貴方達のカメラで撮った写真のお返しに、今度は自分のカメラで貴方達と自分を一緒に撮りたいのですが」と言われ、よろこんで一緒に映りました。素直で礼儀正しい女の子達で、その時の交歓を今も懐かしく思い出します。

下の写真はマラッカの街の一部とマラッカ海峡です。
Photo_2 <マラッカ海峡>
Photo_3 <マラッカ文化博物館(元王宮)>

シンガポール
は思っていたとおりのステキな街で、メインストリートのオーチャード通りはオシャレで洗練されたショップが並び、観光客があふれる、活気ある通りでした。下の写真は高層ビル群と手前のコロニアル風建物です。
Photo_4


街の中心部には色々な宗教の寺院が建ち、それぞれの民族衣装をまとった人々が行き交いい、様々な言語が飛び交っていました。このように街を歩いていると、シンガポールが多民族国家であるという事を肌で感じることが出来ました。

 

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宗像神社「高宮祭場」

2013年03月07日 | お出かけ

岡垣町の波津に行った帰りに、宗像神社の境内にある高宮祭場に行ってみました。

今までに宗像神社には何回も行きましたが、先日、NHKテレビで高宮祭場が紹介されているのを見るまで、神社境内にこのような場所があるのを知りませんでした。

神社で頂いた境内マップによると、高宮祭場は【宗像大神降臨の地といわれ、沖ノ島と並び最も神聖な場所で、古代祭祀の姿を今に伝える、全国でも稀な露天祭場です。月次祭、春・秋の大祭、高宮神奈備祭(10月3日)などが、行われています。】と説明されています。

本殿前庭横にある下の写真の様な参道入り口からすすみました。
Photo

少し歩くと鳥居が見えてきました。
Photo_3

静かなすがすがしい木立の中の道を進むと階段が...。祭場までにこの様な階段が何ヶ所かありました。
Photo_7

何ヶ所目かの階段を登ると、この様に開けた明るい空間が...。高宮祭場の名の通り、
ここは周りより少し高い所のようです。
Photo_4

まだまだずっと木立の中を歩きました。参道入り口から10分位歩いたところで、高宮祭場に到着。そこは下の写真の様に木々で囲まれた広い空間でした。
Photo_6

この場所は、宗像大神御降臨の地と伝えられる古代祭場で、ここで、いにしえの古代から祭祀が行われ、人々の敬虔な祈りが捧げられたのだそうです。そして今もなお定期的に神様に祈りが捧げられ、まつりが行われています。

上の写真の様に石積みだけで、お社、祠の様な建物は何もありません。私は「神様はおられる」と普段何となく信じていますが、この場所は、何か大いなるものの存在が感じられるような、厳かで静かな空間でした。

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