日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

ジンバブエからのお客様

2019年03月27日 | つれづれ

孫娘が通っている高校では、授業の一環として外国からのお客様を多数受け入れています。今回、そのお客様が6日間、息子家にホームステイし、孫娘の高校の授業に参加されることになりました。お客様はジンバブエの女性で、千葉県印西市にある東京基督教大学の学生さんです。

息子一家は彼女を空港にお迎えに行き、家までお連れする途中に櫛田神社に案内したようですが、私は娘達家族も一緒の、夜の歓迎食事会の時に初めて彼女にお会いしました。

彼女は日本語がとてもお上手でした。息子がそこに集まった家族と自分との間柄を彼女に紹介する時は、英語の遣り取りでしたが、会食中皆と話す時は、日本語と英語とりまぜてになりました。

来日した時、必死で日本語を勉強した事、将来、国連の機関で働きたい意志を持っていることなど、彼女自身のことが、お話の中で少し分って来ました。これまで沢山の国々を旅行された様で、洗練された物腰の落ち着いた女性だとお見受けしました。

歓迎食事会の後、我が家の和室に場所を移し、和菓子とお茶を飲みながらお喋りしましたが、飾ってある博多人形にとても興味を示されましたね。又、私達夫婦の海外旅行時のアルバムをお見せしたのですが、エジプトを旅行した時の写真や北京の万里の長城の写真には感嘆の声をあげる程、興味を示されました。


今回の様に留学生を受け入れたり、また海外ホームステイをしたりというのは、私達の若い頃は、一般的にはあまりありませんでしたが、最近は珍しいことではない様です。外国の方々とお話することにより、視野が広まり、また個人レベルの国際親善にもなりで、とても良いことですね。






復原なったJR門司港駅

2019年03月22日 | お出かけ

福岡市は一昨日辺りから急に春らしい暖かさになり、昨日は福岡気象台の桜の標準木が五輪咲いたそうで桜開花と発表されました。

昨日はお彼岸の中日で、夫とお墓参りに小倉に行って来ました。帰りに門司港まで足を伸ばし、3月10日に6年半かけて復原が完成し、グランドオープンしたJR門司港駅に行ってみました。

駅としては日本で初めて国の重要文化財に指定されている門司港駅。現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、現在、門司港駅と東京駅の2つだけだそうですが、門司港駅の保存修理工事は、創建時(大正3年)の姿にすることを基本方針としたそうで、「創建以後に手を加えられた部分を原型に復す」の意味で「復原」と表現しているのだそうです。

復原前のよく知られている門司港駅はこんな感じでした。


今回の復原でこんな感じに変わっていました。ネオ・ルネッサンス様式と呼ばれるデザインだそうで、正面に大きく張り出していたひさし(?)などが取りはずされ、美しい創建時の姿が甦っています。


駅舎の中に入ると切符売り場、案内所がこんな感じに。


当時の窓口切符売り場。
  

現在の自動切符売り場と窓口切符売り場。


改札口右手前に地下通路のようなものがありました。これは「関門連絡船通路跡」です。昭和17年に鉄道の関門トンネルが開通するまでは 九州各地から列車で門司港駅まで来て、この連絡船通路を通り連絡船乗り場に行き連絡船に乗ったようです。
<関門連絡船通路跡>

                   

今日はまた少し肌寒い気もしますが、昨日は桜の開花情報も届き、のどかな良い春の一日でした。

             
          初桜 折しも今日は 良い日なり   松尾芭蕉


                                

 

 


小池真理子著:『望みは何と訊かれたら』

2019年03月08日 | 読書

時々読ませて頂いているブログに、パリ、9区にあるギュスターヴ・モロー美術館には美しい螺旋階段があり、小池真理子さんの『望みは何と訊かれたら』という小説の中で、50代になった主人公二人が30数年ぶりに、この螺旋階段で偶然再会する設定になっているという記事がありました。

パリで偶然再会という筋書によわい上に、加えて、その場所がパリの美術館の美しい螺旋階段というロマンチックさに心惹かれ、早速この本を図書館から借りて来ました。小池真理子さんの小説を読んだのは今回が初めてで、読む前は何だかワクワク気分でしたが...。



読んでみての感想ですが、何ともあと味の悪い小説でした。私が学校を卒業した直後によど号事件が起き、2年後に浅間山荘事件が起きました。確かにこの小説の様な時代はありましたが、この本は学生運動に於ける男女の恋愛を描いたものではなく、そこから逃げ出した沙織と彼女をかくまった秋津吾郎との数ヶ月間がテーマとして描かれています。

この二人はその数ケ月間、恋人だったのでしょうか、それとも同志、あるいはただの男女だったのでしょうか、何とも不可解な関係で、奇妙な生活です。本の後表紙には、身体も魂も貫く究極の悦楽を描きつくした著者最高の恋愛小説と書かれていますが、ここに描かれたのは恋愛と呼ばれるもとは違う気がします。

この二人は別れてその後、別々の普通の人生を歩いて行くのですが、約30年後にパリの美術館の螺旋階段で偶然再会します。帰国後また会う様になり、30年前同様の奇妙な関係が始まってまもなく、秋津吾郎は沙織に訊きます、「望みは何?」と。

ここでこの小説は終わるんですよ。不可解で不思議です。
私はこの秋津吾郎の問いへの沙織の答えを聞きたい思いにかられます。

(本の表紙は、赤いバラと秋津吾郎の部屋にあった彼の父の形見の標本の青い蝶で、赤いバラは沙織を、青い蝶は秋津吾郎を、それぞれ表しているのでしょうね。)


 

 


オープン戦とマークイズ

2019年03月05日 | お出かけ

今日はプロ野球オープン戦、西武vsソフトバンク戦を観戦しました。

ヤフオクドームの近くまで行くと、

以前あったホークスタウンの跡地に新しくマークイズが開店していました。

これは今、話題の大型商業施設ですが、

今日初めて中に入りました。

様々なショップの他にユナイテッド・シネマも入り、

3Fには食堂街や大型フードコートもあり、

スーパーマーケットまで併設されていて、

なかなか便利だなと感じました。

また、マークイズの開店に合わせてでしょうか、

ドームの中も一部改装され、

座席が少し増えたり、通路の壁が白から黒に変わりお洒落になっていました。




さて、オープン戦のソフトバンクはギータにホームランが出ましたが、

武田、中田、スワレスと
3回ずつ投げ、

武田が3ラン、中田が満塁ホームランをあび、

結局11:3でゲームセット。

開幕に向けて不安を残す試合内容でした。

たとえ、オープン戦であっても負けるとガックリですよネ