日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

飛鳥Ⅱクルーズ ~横浜街歩き 神奈川県庁(13)~

2016年04月30日 | 県庁めぐり

最後の寄港地、横浜には13時ごろ入港する予定でした。午前中の時間があくので、船上でこの時間に行われていた「エナメル紙で作るテッシュケース」講座に参加してみました。(カメラを忘れて写真がありません

30人位の参加者がいて、材料も用意してあり参加するだけの気軽な講座ですが、簡単ながら実際にやってみると正確な位置に折線を付けるのが難しかったです。予想外に苦労しましたが、こんな感じで出来上がりました。


気が付くと目の前にベイブリッジが見えていました。その下を通り過ぎると横浜の街がハッキリ見えてきて、歓迎の放水が行われています。
<ベイブリッジ>
<船上からの横浜の街>
<放水>

船の情報デスクの方から、飛鳥Ⅱが停泊する埠頭から数分の場所に神奈川県庁があると教えて頂きましたので、横浜ではここから街歩きをすることにしました。

神奈川県庁は、
飛鳥Ⅱが停泊している大さん橋埠頭に近い「日本大通り」という広い通りに面した場所にありました。古いけれど重厚で立派な建物です。
<神奈川県庁>


最初に見た時、何となく昔の首相官邸に似ているという印象を受けました。表面に溝を刻んだ薄茶色のタイルの色でそんな印象を受けたのでしょう。

建物正面の屋上の塔は、五重塔をイメージして建てられたそうで「キングの塔」の愛称で親しまれているのだそうです。
西洋建築と日本趣味が調和し荘厳な雰囲気を醸し出しています。

正面玄関を入るとこんな感じです。中央階段の手すりの先端には照明でしょうか、この様なクラシックな「宝相華」のモチーフがあしらわれた装飾灯がありました。
<中央階段>
<装飾灯>

説明書によると、この建物は、鉄筋コンクリート造5階建て
(塔は9階)、地下1階で昭和3年に竣工したそうで、登録有形文化財に指定されているとのことです。

「日本大通り」に面したこの本庁舎、道を挟んで分庁舎、新庁舎、第二分庁舎などがあり、これらを総称して神奈川県庁舎と呼んでいるようです。知事室は本庁舎にあります。

道をはさんで隣の新庁舎は現在修復中でした。
<新庁舎>

本庁舎屋上には展望台があるそうですが、残念ながらこの日は土曜日で見学出来ないとのことでした。1F受付前に県庁見学記念スタンプが置いてあります。
<記念スタンプ>

神奈川県の人口は東京都に次いで全国第2位で、9127,389人(推計人口 2016年2月1日)。県内の政令指定都市は横浜市、川崎市、相模原市の3つでこれは全国最多なのだそう。

(神奈川県庁所在地 神奈川県横浜市中区日本大通り1)

(神奈川県庁見学日はH.28年4月16日)

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飛鳥Ⅱクルーズ ~大船渡~

2016年04月27日 |    飛鳥クルーズ

船が大船渡へ向けて航行中の14日の夜から翌日に掛かけて、気圧の谷の接近で強風警報が出ていて船は大揺れでした。海上では風速25m以上の風が吹いたそうです。

大揺れで船体がギシギシきしむ音も絶え間なくしていましたが、日本の船「飛鳥Ⅱ」に対する信頼でしょうか、不安を感じる事はまったくありませんでした。

予定では15日の朝に大船渡港に入港し、観光ツアーに出掛けるはずでしたが、観光ツアー後に更に強い風が吹く予報とのことで、そうなると出港出来なくなるので、大船渡では着岸だけになり下船出来ませんでした。船の旅ってこの様なことが、時々起きるのですネ。

よく晴れてはいましたが強風が吹き寒い中、港で歓迎行事をして下さり、船室のバルコ二ーからこれを見守りました。




歓迎行事では大船渡市長が挨拶されましたが、震災時の支援に対するお礼と、5年後の今の街を語られる姿には胸をうつものがありました。


船からは、先の震災で甚大な被害を受けた大船渡の街が目の前に見えましたが、テレビに何度も映し出された津波の映像が思い浮かんできて、胸が苦しくなりました。

今は、新しい家々が多く見られ、クレーンが稼働している場所も多い様で、復興はだいぶ進んでいる様には思えましたが、これから先、まだまだ大変でしょうね~。






大船渡市から下の様なプレゼントを頂きました。三陸産めかぶのインスタントスープです。


2時間位大船渡港に停泊後、次の目的地横浜港に向けて出港となりました。横浜では自由に街を歩こうと、
観光ツアーを申しこんでいませんでしたので、横浜の情報を得るため船内の図書室に行ってみました。


船内なので本の数は多くはありませんが、小説、エッセー、旅行ガイドブックなど様々なジャンルの本が揃っています。

この日の夕食後、1984年のロスアンゼルスオリンピック体操競技で金、銀、銅メダルを獲得した森末慎二さんの講演会がありました。会場の入り口に3つのメダルが披露されていましたが、私はこの時はじめて、オリンピックのメダルを実際に見ました。


森末さんはメダルを獲得したロスアンゼルスオリンピックでの体操競技のことを話されましたが、話にメリハリがあり、飽きさせることのない話しぶりでした。色々な所でこの話をされているのでしょう、話の型が出来ているようで見事なエンターテイナーぶりに驚きました(^-^)

夜が更けるにしたがって風がおさまり、船の揺れが次第に小さくなりました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~函館~

2016年04月24日 |    飛鳥クルーズ

14日の10時頃、どんよりとした曇り空の中、遠くに函館が見え、函館山でしょうか、こんな感じで見えて来て、午前中の函館港入港になりました。




港から小さな船が近づいて来て、歓迎の放水をしてくれました。次々に放水される美しい七色の弧を船室のバルコニーから眺めましたが、船に乗っているとこんな歓迎って嬉しいものですネ。



函館港に着岸し、船からおります。


函館ではロープウェイに乗り、函館山(334m)に登りました。


山頂には雑誌や絵ハガキで見る通りの函館の風景が広がっていました。夜景でないのが残念ですが(^-^)    下の写真の函館の街の左側の海が函館港、右側の海が津軽海峡です。


函館港に飛鳥Ⅱが停泊しているのが、山頂から豆つぶの様に見えました。


曇り空ではありましたが、山頂から海と街の素晴しいパノラマをみていると、はるばる北海道まで来たんだな~という気持ちになりました。

車窓から函館の街をめぐり、港の近くの金森赤煉瓦倉庫にも寄りました。ここの中は現在土産物店街になっています。


函館港でも出港セレモニーがあり、街の皆様がイカ踊りを見せて下さいました。


船が出港する時、一艘の小いさな船が近づいて来ました。この船はタグボートと呼ばれるものらしく、港で船が岸壁、桟橋に着岸、離岸するのを補助する船なのだそうです。
<タグボート>

出港をバルコニーから見届け、夕食には少し時間があったので、上のデッキのビスタラウンジやパームコートと呼ばれている場所に行ってみました。ここはくつろぎの場所というか、お茶を飲んだり
お喋りをしたり、新聞を見たりする場所のようです。
<ビスタラウンジ>
<パームコート>

船内の催しに参加する時以外は自分の船室で過ごされる方が多いのか、この様なくつろぎの場所は人影もまばらなことが多かったです。

夕食後の催しのマジックショウを見た後、船室に引き上げTVを見ていた夜9時半頃、船室のTVに緊急地震情報が流れ、そのすぐ後に熊本地方が震度7という大地震にみまわれたニュースが流れました。夫と二人、不安な気持ちで船室のTV画面に見入りました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~新潟観光~

2016年04月22日 |    飛鳥クルーズ

新潟を訪問するのは初めてで楽しみでした。

船室のバルコニーからこんな感じで新潟の街が見えてきました。
<バルコニーから>
<港から見る新潟の街>

新潟ではさくら名所100選の村松公園と豪農の館コースを廻りました。

バスが動き出すと程なく、よく知られた信濃川に架かる万代橋が見えてきました。
<万代橋>

新潟県下一の豪農伊藤家7代の遺構が、現在北方文化博物館として開放されていています。立派な柱や梁、金庫などに当時の伊藤家の力や豪勢な暮らしぶりを感じました。
<金庫>

ここで初めて釣り欄間なるものを見ました。お庭がよく見える様に柱を使わず、縁側の上にある欄間を釣っているのだそうです。
<釣り欄間>

広い敷地には様々な建物が散在し、珍しい三角形のお茶室もありました。


お屋敷の一角には美しい枝垂桜が満開でした。


さくら名所100選の村松公園では満開の桜に出会えました。染井吉野の色が九州のそれより少し薄い様な気もしました。



帰りのバスの窓からは、広大な越後平野がずっと続いているのが見えました。


夕食後の催しに、「島田歌穂 & 島健」のデュオコンサートがありました。ピアニストのご主人の島健さんと、ホップスから民謡までご夫婦ならではの絶妙なステージで、なかなか味があり楽しめました。

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飛鳥Ⅱクルーズ ~釜山から新潟へ~

2016年04月20日 |    飛鳥クルーズ

船は大した揺れもなく博多港出港の翌朝、韓国釜山に着きました。釜山は15年年位前に身内の女性二人と共にビートルで来たことがありますが、港から見える風景も高層の建物が驚く程増えて、以前とはまったく別の都市のようでした。
<釜山港>

ここでは釜山の北にある慶州の普門湖の桜と世界遺産・天馬塚見学のオプショナル旅行を申し込んでいましたが、今年の釜山は例年より暖かだったらしく、桜は完全に散った後で韓国の桜には出会えませんでした。

「水面に美しく舞い落ちる花びらなど普門湖の桜はひと際趣きが深い」と
ツアーのパンフレットにあるのを楽しみにしていたのですけれどね~。

その後、普門湖から比較的近い天馬塚を見学しました。天馬塚は大陵殿と呼ばれる古墳公園の中にあり、最も有名な古墳がこの天馬塚なのだそうです。レプリカですが、ここから発掘された金冠や腰帯などが展示されていました。


夕方釜山港を出港し、次の日は終日航海で新潟をめざしました。朝、9時頃11デッキ後部に出てみると右舷側に隠岐島が見えてきました。船に乗っていると陸地が見えてくるのって嬉しいものですネ。
<隠岐島>

この日のお昼は「洋上の春祭り」という名のデッキ上のビュッフェ式パーティでした。船長さんと写真を写したり、色々な催しもあり、私は飴のつかみ取り、金魚すくいなどをやってみました。



デッキ上なので風があり少し寒く、ジャンパーを着込んでの参加でした。

この飛鳥Ⅱの旅は、普段のドレスコードはカジュアルですが、この日の夕食はフォーマルと決まっていて、皆様、目一杯オシャレをしておられました。私は和服で参加しました。夕食の場所はフォーシーズン・ダイニングルームで、フランス料理でした。
<フォーシーズン・ダイニングルーム>

夕食前のひと時、食事とは別のラウンジで歌、マジックなどのショウの後、船長さんからクルーの紹介がありました。


飛鳥Ⅱには船長以下450人のクルーが乗り組んでいて、日本船籍の船なので各部門長は日本人ですが、その下には27か国からのクルーがおられるそうです。フィリピンからの方が多いとのことでした。

客室は全室海側で436室、乗客数は満室で872人だそうです。

(フォーシーズン・ダイニングルームの写真は飛鳥ⅡのHPからお借りしました) 

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