日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

真っ赤なドレス

2023年08月28日 | つれづれ

最近はあまり出掛けないので、
洋服を買うこともめったにありませんが、
今年は8月の初めに、こんな真っ赤なドレスを買いました。


久しぶりに街の中心部に近い映画館で映画を観た後、
地下街をブラブラしながら、いつも入る洋服屋さんに入り
お店の中を見ていると、2、3枚の気に入った洋服が見つかり、
その中にこの真っ赤なドレスもありました。

勧めに従って試着となったのですが、
その時は、このドレスを買いたい気持ちはそれ程では無く、
紺の綿ローン地の水玉模様や
白のジョーゼット地の花柄のドレスの方に気持ちが向いていました。
この真っ赤なドレスは最後の試着だったのですが、

お店の方に、貴方にはこのドレスが一番似合ってると言われたのです。
それを聞いて、自分の気持ちがどう動いたのかは
自分でも分りませんが、

これにしようとすぐに決めました。
お店の方の言葉を真に受けるなんてどうかしてますよね。
でも、そうしてしまったのです(笑)


家に帰り夫の前で着ると、大笑いされるかと思っていたのに、
意外にも、自分が好きなのを着るのが一番いいよと言い、
試着した3枚のドレスは普段着というよりは、
ちょっとしたお出掛け着ですが、
これを着た私と一緒に出掛けるのに違和感を感じるかもという

心配もしていない様です(^-^)

その後、友達との会合にこのドレスを着て出掛けましたが、
やはり、赤い色は気分が上がりますね。
友人達も歳をとると顔のまわりに来る色は
明るい色がいいよと言ってくれました。
私が今回こんな思い切った色の洋服を選んだのは、
欧米の年配の女性がよく着られる

鮮やかな色のドレスを真似したくなったのかもしれません。

もっとも、黒や茶系統のシックなドレスにも

また違った魅力を感じ、大好きですが。




夏帽子 おおきく振れば 対岸も     林昭太郎







有料老人ホーム

2023年08月10日 | つれづれ

卓球の友人で私より一回り年上の方がいらっしゃいます。
彼女は以前は自転車で卓球練習に来られていましたが、
自転車に乗るのが怖いと感じるようになったと
言われ、
最近は歩いて来られたり、小さな乳母車様の手押し車で
練習に来られる様になっていました。

不思議ですが手押し車を使われていても
卓球を始めると、
以前程のスピードはありませんが、
卓球は今まで通りにお出来になるのですよ。
歩く時は手押し車が必要で、卓球は手押し車無しで出来る、
このことをいつも不思議な思いで見ていました。

娘さんご夫婦が近くにおられますが、
彼女は一人暮らしで、しばらくそんなかんじで
卓球練習に来られていましたが、
彼女と同世代の彼女の親友から
「○○さんは有料老人ホームに移られたのよ」と告げられたのは
今年の3月半ばでした。
驚きましたね。

それから5か月位経った先日、
彼女のお友達と一緒にホームを訪れました。
その有料老人ホームは彼女の家からは車で15分程の距離で
便利な場所にありました。

ロビーで彼女が待っていてくれましたが
新しい建物で、広い、お洒落なロビーの周りに、
カフェ、麻雀室、カラオケルーム、ショップ、
多目的室などが
まるでホテルのアーケード街?の様に並んでいて
こういう場所を目にするのは初めての私にとって
とても興味深いものでした。

ロビーでしばらく過ごした後、彼女の居室に案内され、
そこで卓球をしていた頃の様にお喋りをしました。
「いずれどこかのホームに行かなくてはと思っていたけれど
娘がここを探してくれたので、思い切って移ることにしたのよ」と
言われ、今ではここで普通の時間が流れ、穏やかな日々を
過ごされている様にお見受けしました。

彼女は私達やさらに一回り下の若い方々とも
何のわだかまりも無く付き合われる方なので、
ここでも、周りの方々と暖かい関係を築き
なんの問題もなく過ごされているのだろうな~なんて
生意気にも思いました。

初めて有料老人ホームの中を見せて頂きましたが、
先になれば、この様な感じの所ならば移ってもいいかな~とか、
もう少し居室が広い方がいいかな~とか、
これからの私にとって関心がある問題なので
いい経験だった、今後の参考にしよう等と考えながら
ホームを後にしました。



母の椅子 今日は窓際 夏の空      新元 光代