日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

韓国人観光客

2017年01月28日 | つれづれ

ここ数年、福岡市はそれ以前と比べて、

アジアからの観光客が急に増えた様に感じられる。

特に韓国からの観光客が多い。

昨日、しばらくぶりに大濠公園の“中の島”をウオーキングしていると、

若い学生風の男性数人が談笑しながら、

こちらに向かって歩いて来た。


福岡市は学生が多い街なので、近くの大学の学生だと思っていた。

ところが、すれ違いざまに聞こえて来た言葉は韓国語だった。

三々五々に中の島を歩いている人達に注意を払うと、

写真を撮りあっている若い日本人カップル以外は全部韓国人だった。

これには驚いてしまった。

2.2㎞の大濠公園の廻りの散策路にも韓国人がいっぱい。

大半は団体で来ているのではなく、自由観光らしい。

現在、日韓関係は慰安婦問題でこじれているけれど、

これほど韓国からの観光客が多いとは...。

何だか不思議な気がする。

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寒波来襲!

2017年01月23日 | つれづれ

昨晩の予報ではシベリアからの寒気団来襲で、今日の朝は寒いということだったけれど、

雪が積もるとは思っていなかった。

が、今朝起きてみると前庭に少し雪が積もっていた。


この冬初めての積雪。

こんな日は一日家にこもっていたいのだけれど、

あいにく今日に限って市の中心部へ行く用事があり、

手袋、マフラーの完全防寒スタイルで家を出る。

寒いけれど、今日は風が無いのがありがたい。

地下鉄空港線、箱崎線ともに雪の影響で数分遅れ。

街の中心部は
雪の影響はほとんど無し。

あちらこちらに寄り、用事を済ますうちに薄日が差しだした。

3時過ぎには家に戻ったけれど、

この寒さ、あさっての午前中位までは続くらしい。

いくら暖冬とはいえ、何回かの寒波の来襲なくして春は来ない。

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孤独を楽しめる人

2017年01月18日 | つれづれ

厚生労働省の推計では高齢者の独り暮らしの世帯が年々増え続け、2015年には全世帯の26.3%が65歳以上の高齢者の一人暮らし世帯になっているのだそうです(自分の周りをみまわした感じより少し多い様な気もしますが...)。

子供達も巣立って行き、夫婦だけでの暮らし
(友人によればこれをempty nestというらしい)が続いたあと、ある日長年連れ添った伴侶も亡くなり、誰もがいつかは一人になる時代が到来しているんですね。

歳をとってからの一人暮らしを想像すると、以前読んだトルーマン・カポーテイの「ミリアム」を思い出し(その記事はこちら)、暗澹とした気持ちになりますが、そんな時、出来ればつらく寂しい孤独、あるいは孤立はさけたいという思いになります。

一人になることで自分をじっくり見つめ、内面の成長を促せる様な豊かな孤独を手にし、孤独を楽しめる人になりたい
とは思うものの、これはなかなか難しい。

ずっと一人暮らしだった永井荷風の日記『断腸亭日乗』のごく一部ですが、最近読む機会がありました。彼の日常は人が訪ねて来たりコンサートに行ったりと実に充実していた様です。

荷風は作家で有名人ですから私達とは少し違いますが、彼の様な豊かな孤独を手にするにはどうすればいいのかを、一人暮らしになる前から考えておく必要がある様ですね。

健康に留意する、友人との付き合いを大切にする、趣味を持つといった一般的なことは思い浮かびますが、それ以外にもっと根本的な何かがある様な気もします。でも考えることはいつもそこまでで、もしそうなったらなった時のことと開き直っている私です。

「孤独を楽しめる人」なんて偉そうなタイトルを付けましたが、お粗末でした(^-^)

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松村由利子著『与謝野晶子』

2017年01月13日 | 読書

家の近くの大学で松村由利子さんの講演を聞きました。

松村さんは毎日新聞の記者として20年間勤務した後、2006年にフリーに。2009年『与謝野晶子』で第5回平塚らいてう賞受賞。他に2010年『31文字のなかの科学』、2016年『少年少女のための文学全集があったころ』『短歌を詠む科学者たち』等の著書があり、歌集『耳ふたひら』の著書がある歌人でもあります。
<松村由利子さん>

講演後に会場で彼女の著書が何種類か売られていたので、平塚らいてう賞受賞の『与謝野晶子』を購入、読んでみました。


著者がサインをして下さいました。


目次を見ていくと「女性保護論争の勝者は誰か」という項目に多くのページを割いているのも、この著者らしい気がします。というのはこの日の講演も対等な男女関係を希求した与謝野晶子と日本国憲法に男女平等の理念を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴートン、この二人が描いた未来は今日どれくらい実現したか、というものだったからです。


以前、与謝野晶子のご長男の与謝野光さんの書かれた本に、<母は百人一首の中では順徳院の「百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」が一番好きだと言っていた。好きな花はオシロイバナ。文学の次に数学が好きだった>
とあるのを読んでちょっと意外な気がしたのを、松村由利子さんの『与謝野晶子』を読みながら思い出しました。

与謝野晶子といえば、歌集『みだれ髪』のイメージから情熱の歌人といわれ、奔放なイメージが強いですが、生涯に11人の子供を育て、短歌だけではなく、『源氏物語』をはじめとする古典の現代語訳、社会評論、童話、童謡
など様々な分野で多くの仕事を成し遂げた人でもありました。

この本はそんな晶子の膨大な仕事の全貌に迫ったもので、短歌関係以外に多くのページが割かれていますので、一般的な晶子研究書と一味ちがったものになっています。

晶子は先端科学への関心が高く、合理的にものを考える人だったそうで、「北京を名古屋、サントぺテルブルグを京都ぐらいに思う時が早く来なければ、日本の発展はおぼつかない」といい、「外国語は小学1年生から必ず教えるのがよろしい」と主張したそうです。大正から昭和初期の頃の話ですから、何とスケールの大きな人だったかと思いますね。

晶子が出版した歌集は合著を含め24冊、評論やエッセーをまとめた本は15冊、童話は100編。詩や童謡は600編、他にも小説や歌論集、また源氏物語をはじめとする古典の現代語訳にも取り組みました。お手伝いがいたとはいえ11人の子供を育てながら、これだけの業績をあげたのですから、与謝野晶子は日本一のワーキングマザーかもしれませんネ。

著者は、働く母親としての悩みもかかえつつ、歌人、評論家、童話作家として走り続けた晶子の姿は、私達に大きな勇気を与えてくれると、結んでいます。

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夕暮れウオーキング

2017年01月09日 | お出かけ

暗くなる直前に家を出て大濠公園までウオーキング。

本当は明るいうちがいいのだけれど、なぜかこうなった。

年があけて間もないので、街にはまだゆったり感がある。

公園に着くと華やかなウインターイルミが迎えてくれた(
ライトアップ期間は12/1~1/31)

 
観月橋から浮見堂もライトアップ


イルミが水面に映り美しい。

カフェレストランに入り夕食。

微かに流れるボサノバが心地よい。

食後に公園の周りを1周する。

公園にはランニング、ウオーキングの人々が三々五々。

ずっと向うの水面には街明かりが。


寒くもなく、何だかうっとりする様な時間。

往復約8kmのウオーキング。

今日も穏やかな一日が終わった。

感謝!


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