夕べから雨が降り続き庭の水やりは免れたが、傘をさしてまで出歩く気になならない。PCの前に座っていると、ふとしたことから行政刷新会議「事業仕分け」の模様がインターネットで生中継されていることがに気付いた。その第三会場の生中継を見はじめたのがもうお昼前だったが、こういう情景が直接に見られるのは面白い。正午を過ぎても時間が来たから中断というのではなくて、きりの良いところで休憩となった。午後は1時半からの再開となったので先ほどまでお付き合いをしてきた。
今日の朝日新聞朝刊で報じられた事業仕分け対象のうち、新国立劇場運営財団、おきなわ運営財団、芸術創造・地域文化振興事業、芸術家の国際交流、伝統文化こども教室事業、世界にはばたく新進芸術家等の人材育成、子どものための優れた舞台芸術事業、学校への芸術家派遣事業、コミュニケーション教育拠点形成事業などが休憩を挟んで「仕分け」の対象となってきた。文科省の担当官が各事業の説明をして、それに対してワーキンググループのメンバーが問題点をただすかたちで討議が進められた。要するにこれらの事業に対する予算の割り当てが適当なのかどうかで、事業の廃止をも含めて予算の減額などを検討する会議なのである。
全般的に受けた印象はお役人とはペラペラとよく口の廻るうえに、そのノリでなんとお金をばらまきたがる人種だろうと言うことであった。少なくとも予算を縮小する発想は皆無のように感じた。質問に対して官僚がとにかく自分の喋りたいことを一方的に喋って、質問者の趣旨に沿った返答をまともにしなかったのは見事ですらあったが、それに対する蓮舫議員のイエスかノーか、という迫り方は手厳しく鮮やかで、問題の在りかが具体的に浮かび上がったのが面白かった。
しかし「仕分け」の結果は私を失望させた。たとえば伝統文化こども教室事業や学校への芸術家派遣事業、コミュニケーション教育拠点形成などは多数決で国がやるべき事業ではないと決まったが、多くの事業が予算の二分の一、もしくは三分の一の減額と判定されたからである。予算縮減ではなくて廃止まで踏み込むべきなのである。以前に最先端研究開発支援プログラム予算の三分の二を削るような鳩山内閣の決定を私は「バナナのたたき売り」とけなしたが、それと同様の事なかれ主義に陥るからである。残りの予算配分を理念欠如の官僚に任すこと自体、大きな無駄遣いになるではないか。
それにしても鳩山内閣の閣僚もいいかげんなものである。要求大臣ではなく査定大臣になれと言われたはずなのに馬耳東風、無駄があるとか何とか批判しまくった前自民・公明政権の平成21年度予算88兆5千億円を大きく上回る95兆円の概算要求を財源に頬がむりして臆面もなく出してくるのだから。行政刷新会議に仕事を与えるためにわざわざ概算要求をふくらましたとしか思えないではないか。まさにマッチポンプである。そう思ってみると今日の「事業仕分け」の生中継も茶番劇のように見えてくるのが忌まわしい。唯一評価出来るのは審議過程をすべて公開したことに尽きるようだ。
今日の朝日新聞朝刊で報じられた事業仕分け対象のうち、新国立劇場運営財団、おきなわ運営財団、芸術創造・地域文化振興事業、芸術家の国際交流、伝統文化こども教室事業、世界にはばたく新進芸術家等の人材育成、子どものための優れた舞台芸術事業、学校への芸術家派遣事業、コミュニケーション教育拠点形成事業などが休憩を挟んで「仕分け」の対象となってきた。文科省の担当官が各事業の説明をして、それに対してワーキンググループのメンバーが問題点をただすかたちで討議が進められた。要するにこれらの事業に対する予算の割り当てが適当なのかどうかで、事業の廃止をも含めて予算の減額などを検討する会議なのである。
全般的に受けた印象はお役人とはペラペラとよく口の廻るうえに、そのノリでなんとお金をばらまきたがる人種だろうと言うことであった。少なくとも予算を縮小する発想は皆無のように感じた。質問に対して官僚がとにかく自分の喋りたいことを一方的に喋って、質問者の趣旨に沿った返答をまともにしなかったのは見事ですらあったが、それに対する蓮舫議員のイエスかノーか、という迫り方は手厳しく鮮やかで、問題の在りかが具体的に浮かび上がったのが面白かった。
しかし「仕分け」の結果は私を失望させた。たとえば伝統文化こども教室事業や学校への芸術家派遣事業、コミュニケーション教育拠点形成などは多数決で国がやるべき事業ではないと決まったが、多くの事業が予算の二分の一、もしくは三分の一の減額と判定されたからである。予算縮減ではなくて廃止まで踏み込むべきなのである。以前に最先端研究開発支援プログラム予算の三分の二を削るような鳩山内閣の決定を私は「バナナのたたき売り」とけなしたが、それと同様の事なかれ主義に陥るからである。残りの予算配分を理念欠如の官僚に任すこと自体、大きな無駄遣いになるではないか。
それにしても鳩山内閣の閣僚もいいかげんなものである。要求大臣ではなく査定大臣になれと言われたはずなのに馬耳東風、無駄があるとか何とか批判しまくった前自民・公明政権の平成21年度予算88兆5千億円を大きく上回る95兆円の概算要求を財源に頬がむりして臆面もなく出してくるのだから。行政刷新会議に仕事を与えるためにわざわざ概算要求をふくらましたとしか思えないではないか。まさにマッチポンプである。そう思ってみると今日の「事業仕分け」の生中継も茶番劇のように見えてくるのが忌まわしい。唯一評価出来るのは審議過程をすべて公開したことに尽きるようだ。