日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

秋トマト 膝掛けに灯火の下

2009-11-03 23:54:22 | Weblog
前からの天気予報では今日は気温がぐんと下がり、この秋一番の寒さになるとのことだったが、朝、強風の昨日とは違って日も差して穏やかである。しかし明らかに寒気が強まっているので、ダウン入りのベストをまとって庭に出た。収納棚の上に置いていた空のプラスティック製プランターがみな風に飛ばされてそのあたりに転がっている。所によってはちょっとした台風並みの風が吹いたとニュースが伝えていたが、なるほどと思った。そのほかは変わったこともなく、秋トマトも健在であった。


今年は野菜作りとして新にキュウリ、トマト、なすびに挑戦した。プランターでの栽培である。キュウリはみるみるうちに大きくなってしばらくの間食卓を賑わせてくれたが、またみるみるうちに葉が白っぽくなってしおれ全体が弱々しくなってしまった。育て方が悪かったのだろうと反省材料になったが、トマト、なすびはなかなか調子が良かった。トマトの美味しさとなすびの瑞々しさには感動物であった。なすびは最初の収穫を楽しんだ後更新剪定をして秋ナスも収穫できた。トマトは一通り収穫を終えたのでこれでお仕舞いかと思ったが、よく見ると黄色い花がまた咲きかけている。それならと秋ナスにならって秋トマトが採れるものやらと様子を見ることにしたのである。花の後には実が幾つも育ち始め、しめしめと待ち構えているとそのうちの一つが色づいてきた。残りは緑のままであるが、ひとまず実験成功である。明日にでも味わってみることにする。

部屋にいても足元が冷える。そこでヒーター入りの膝掛けを取り出した。なかなか快適で、気持ちよく本に集中できる。4時も過ぎると薄暗くなるのでスタンドの灯りをともして本を読んでいたが、気がつくと周りはすっかり暗闇に包まれて洞窟に閉じ込められたような錯覚を覚えた。とても気分が落ち着き読書にうってつけである。これがわたしの洞窟、いよいよ読書シーズンの到来である。