私がWiMAXに加入したのは、iPad Wi-Fiモデルを朝鮮語教室に持ち込んで、日本語を朝鮮語に翻訳してくれるソフトを使うためであった。ところが肝腎の朝鮮語教室ではWi-Fiの電波が届かないので、電波状況が良くなるまで使えないことが分かった。しかし電波の届く市内各所で接続状況を試してみるとなかなか快調で、ウエブサイトの閲覧はもちろんのこと、YouTubeもスムーズに見ることができる。WiMAXの導入はひとまず成功だと思ったが、12月分の請求書が届いて驚いた。
私が加入したのは「YAMADA Air Mobile WiMAX」のYAMADA Step(2段階定額プラン)で、基本使用料380円/月で9050パケットの定額無料パケット数が含まれており、上限額は4980円/月である。契約日が昨年12月19日なのに、請求金額が7593円にもなっている。このうち2835円は初期登録料なので、日割り計算した基本料金を除くとWiMAX料金が4600円で、上限の4980円のほとんど手前である。それほど使った実感がないので念のために利用パケット数を調べてみると、なんと165333パケットも使ったことになっている。今年になってもそれほど使ったとは思えないのに、すでに259845パケットも使っており、これでは完全に上限を超えている。使ったと言えば朝鮮語の仲間にYouTubeを見せたぐらいなので、これには驚いてしまった。しかし驚いてばかりもいられないので、本当にそんなに使っているのか調べることにした。
問題はYouTubeであろうと見当をつけた。たとえば砂古口早苗著「ブギの女王・笠置シズ子」 今年も笑ってラッキー・カムカム!に埋め込んだ演奏時間5分24秒の「大虎姫 笠置シヅ子メドレー」である。この画面上で右クリックして「Show video info」を開くと、「640×360, 672average kbps」という情報が得られる。この映像を見るのに672average kbpsの速度でデータが送られていることが分かるので、この数値を元に1分間映像を見るのが何パケットに相当するのかを単純計算してみた。ここに出てくるいろんな単位の関係は次の通りである。
1バイト(Byte)=8ビット(bit)
1キロバイト=1024バイト
1パケット=128バイト
従って
1キロバイト=8パケット
まず672 kbps=672/8=84 kByte/sであるから、1分間には84×60=5040 kByte/minとなる。これをパケット数に直すには8倍すればいいわけだから5040×8=40320 packet/minとなる。なんとも単純な計算結果でこれで話が分かった。この5分24秒かかるYouTubeを一本見るのに、40320×5.4=217728パケットのデータが流れるのである。1月分の使用料がまずこれで説明されそうである。
それにしても私は甘かった。こういう計算を先にしておくべきだったのである。いろいろと使い方を試して2段階定額プランの上手な使い方を探り当てようと思ったが、そういう私の思惑を他所に数字はきわめて冷酷であった。問題はこれからである。他にもいくつかのプランがあるが、外出先ではiPhone 3GSでほとんどの用は足せるので、WiMAXの出番が今のところとくにはない。しばらく月額基本料金380円を払いつつ、利用法を考えてみることにする。馬鹿みたい。こんな体たらくでは恥ずかしくて国の予算の使われ方に口を挟めそうもない。
私が加入したのは「YAMADA Air Mobile WiMAX」のYAMADA Step(2段階定額プラン)で、基本使用料380円/月で9050パケットの定額無料パケット数が含まれており、上限額は4980円/月である。契約日が昨年12月19日なのに、請求金額が7593円にもなっている。このうち2835円は初期登録料なので、日割り計算した基本料金を除くとWiMAX料金が4600円で、上限の4980円のほとんど手前である。それほど使った実感がないので念のために利用パケット数を調べてみると、なんと165333パケットも使ったことになっている。今年になってもそれほど使ったとは思えないのに、すでに259845パケットも使っており、これでは完全に上限を超えている。使ったと言えば朝鮮語の仲間にYouTubeを見せたぐらいなので、これには驚いてしまった。しかし驚いてばかりもいられないので、本当にそんなに使っているのか調べることにした。
問題はYouTubeであろうと見当をつけた。たとえば砂古口早苗著「ブギの女王・笠置シズ子」 今年も笑ってラッキー・カムカム!に埋め込んだ演奏時間5分24秒の「大虎姫 笠置シヅ子メドレー」である。この画面上で右クリックして「Show video info」を開くと、「640×360, 672average kbps」という情報が得られる。この映像を見るのに672average kbpsの速度でデータが送られていることが分かるので、この数値を元に1分間映像を見るのが何パケットに相当するのかを単純計算してみた。ここに出てくるいろんな単位の関係は次の通りである。
1バイト(Byte)=8ビット(bit)
1キロバイト=1024バイト
1パケット=128バイト
従って
1キロバイト=8パケット
まず672 kbps=672/8=84 kByte/sであるから、1分間には84×60=5040 kByte/minとなる。これをパケット数に直すには8倍すればいいわけだから5040×8=40320 packet/minとなる。なんとも単純な計算結果でこれで話が分かった。この5分24秒かかるYouTubeを一本見るのに、40320×5.4=217728パケットのデータが流れるのである。1月分の使用料がまずこれで説明されそうである。
それにしても私は甘かった。こういう計算を先にしておくべきだったのである。いろいろと使い方を試して2段階定額プランの上手な使い方を探り当てようと思ったが、そういう私の思惑を他所に数字はきわめて冷酷であった。問題はこれからである。他にもいくつかのプランがあるが、外出先ではiPhone 3GSでほとんどの用は足せるので、WiMAXの出番が今のところとくにはない。しばらく月額基本料金380円を払いつつ、利用法を考えてみることにする。馬鹿みたい。こんな体たらくでは恥ずかしくて国の予算の使われ方に口を挟めそうもない。