総計44分20秒に及ぶ尖閣沖の衝突ビデオを見終わっての第一印象がタイトル通り、何とも不様な海上保安庁巡視船の「よなくに」と「みずき」、であった。こんなビデオを全世界に公開したら歓喜するのは中国国民で、その反面、海上保安庁巡視船の恥を世界に晒すだけ、と元軍国少年の私は思った。だからこそ海上保安庁、それにわが国の政府はビデオ公開をなんとしてでも避けたかったのであろう。
まず「よなくに」が中国漁船にぶつけられた。停船して網を揚げ終わった漁船が黒い煙を出し始めてたのが、No.4のビデオでは1:36、「本船の方に船首を向け挑発的・・」とナレーションが入るのが2:03、そして「本船に当てた」と言っているのが2:21。中国漁船が巡視船の方に向かって動き出し、その行為を挑発的と判断しているのに、何故その20秒足らずの間に「よなくに」がぶつけられてしまうのだ。回避行動を取らなかったのは明らかに巡視船の失態である。パトカーが三輪車にぶつけられたようなもので、これには怒るに怒れないだろう。それが「よなくに」のその後に取った行動にはっきりと現れている。ぶつけられた後、しばらくは止まれということか何かを叫んでいたが、その後は真剣に中国漁船を追跡することもなく、サイレンを鳴らすわけでもなく、ただ漫然と漁船を撮影しているだけである。
そして今度は別の巡視船「みずき」が同じ漁船にぶつけられた。軽微といえどもすでに漁船が「よなくに」に接触しているのである。当然体当たりを警戒しながら「みずき」は行動すべきであるのに、この漁船を追跡しているはずの「みずき」が逆にぶつけられるのだから話にならない。ぶつけられた始めて大慌てに速度を上げて離脱する始末である。ばっかじゃなかろうか。
誰がこの国辱もののビデオ映像を流出させたのだろう。
まず「よなくに」が中国漁船にぶつけられた。停船して網を揚げ終わった漁船が黒い煙を出し始めてたのが、No.4のビデオでは1:36、「本船の方に船首を向け挑発的・・」とナレーションが入るのが2:03、そして「本船に当てた」と言っているのが2:21。中国漁船が巡視船の方に向かって動き出し、その行為を挑発的と判断しているのに、何故その20秒足らずの間に「よなくに」がぶつけられてしまうのだ。回避行動を取らなかったのは明らかに巡視船の失態である。パトカーが三輪車にぶつけられたようなもので、これには怒るに怒れないだろう。それが「よなくに」のその後に取った行動にはっきりと現れている。ぶつけられた後、しばらくは止まれということか何かを叫んでいたが、その後は真剣に中国漁船を追跡することもなく、サイレンを鳴らすわけでもなく、ただ漫然と漁船を撮影しているだけである。
そして今度は別の巡視船「みずき」が同じ漁船にぶつけられた。軽微といえどもすでに漁船が「よなくに」に接触しているのである。当然体当たりを警戒しながら「みずき」は行動すべきであるのに、この漁船を追跡しているはずの「みずき」が逆にぶつけられるのだから話にならない。ぶつけられた始めて大慌てに速度を上げて離脱する始末である。ばっかじゃなかろうか。
誰がこの国辱もののビデオ映像を流出させたのだろう。