日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

パトカーを追跡する車を追う

2010-10-30 18:36:34 | Weblog
昨日は夕方に外出したものだから帰りが遅くなった。わが家は最寄りの地下鉄の駅から坂を10分ほど登ったところにあってふだんから人通りが少なく、夜ともなると屋外は無人の境となってしまう。それでも近所にひったくりご用心の張り紙があったりするので、暗くなると適当なところでJRに乗り換えて、JRの駅からタクシーで帰宅することにしている。

夕べもJR駅からタクシーに乗ったのが10時20分頃で、走り出すとすぐに信号にひっかかった。するとタクシーの運転手が、前のバンはテレビ局の車で「警察の24時間」(?)に出てくるものだと教えてくれた。パトカーのあとにピタリとくっついているはずだから、動き出したらパトカーが見えるはずですと言う。確かにそのパトカーが目に入った。パトカーがなぜかトロトロと走るものだから運転手がいらついているのが分かる。そして腹いせだろうか暴露話を始めた。実見談と私は受け取ったが、一方通行をバイクが逆方向に走っているのを見つけてパトカーがサイレンを鳴らしながら追い始めたら、その後を取材車が同じように追っかけていったけれど、結局バイクが上手に逃げ切ってしまった。そう簡単に捕まえられるものではない。それよりテレビの車がパトカーの後について同じように一方通行を逆送したけれど、それこそ違反の現行犯でしょう。それを警察が許しているのは絶対にけしからん、と息巻いた。

タクシーには行く先を告げているのでいつものコースを走っているが、道の半分を過ぎてもまだ目の前にパトカーと取材車が走っている。「お客さん、ついていきましょうか。何か見られるかもしれませんよ」なんて運転手が言う。好奇心は旺盛だけれどもそれほどの酔狂でもないし、第一、タクシー代が跳ね上がる、ということで丁重にお断り申し上げた。その代わりに取材車のナンバープレートをしっかり覚えたのでここに残しておく。「なにわ300 ゆ 12○1である。一字だけ隠したが、なんせ二、三日前の高齢者講習のテストで記憶力に磨きをかけられたばかりなので、絶対に間違っていない。イッヒッヒッヒッヒ・・・。