日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

国民無視の党首二人会談  追記有り

2007-11-06 11:23:00 | Weblog
福田首相と民主党小沢代表の『密室会談』の中身が報道されてきたが、浮き彫りにされたのはその実質的内容ではなくて、お互いが話しあったことをどう受け取ったのか、その受け取り方の違いであった。これでは何のための党首二人会談なのだろう。

今朝の朝日新聞はその食い違いを次のようにまとめている。



この「補給支援特措法案の扱い」のところで、両者の言い分がまったく食い違っているが、福田首相の言い分の方がこれまでの姿勢と一貫していることから、私はこちらを取る。「自衛隊の海外派遣」の件でもそうである。となると小沢代表が「首相が確約した」と強調したことは、すべて彼の思いこみであると考えざるを得ない。

両党首はその気になればマスメディアに一切覚られずに密談ができるはずだ。それが出来ないようでは一人前の政治家ではあるまい。隠しておきたいことはそこで話し合えばよい。しかし今回の会談は国会対策委員長を間に立てのものだから、きわめて公の話し合いであったはずだ。それなら話し合いの内容を、合意点であれ相違点であれそれが必要と思えば、国民に公表する前提での話し合いにすべきである。そして共同コミュニケのような形で公表すれば、われわれ国民もそれなりに納得できるというものだ。なぜそういうことが出来ないのだろう。

ところでこの民主党小沢代表、まさか慰留に乗るようなことはないだろうな。

追記

小沢氏が民主党代表の座に留まるとの鳩山幹事長の言葉を午後9時過ぎのニュースが伝えた。ナンジャラホイである。何が原理原則の人だ。ただの駄々っ子じゃないか。