木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

シンガ―ソングライターの徳永英明

2024-09-11 01:41:24 | 随想
シンガ―ソングライターの徳永英明。

16歳の頃から聴き始めて今の私は51歳。
気が付けば35年、歌ったり口ずんだりします。
生まれて初めて自分で買ったCDアルバムは
徳永英明でしたね。
確かジャスティスだったと思います。

思春期の頃、まだ自分の多彩な感情を自分の言葉
で上手く言い表せず、それ故に寡黙になってしまう
多感な年頃に綺麗な日本語の歌詞で繊細に時には
雄大に情景や心情を綴り、それを心地良い旋律や
メロディーに乗せて発する徳永英明の曲には随分と
励まされた記憶があります。
曲は不思議なもので歌詞だけでも響かず、メロディー
だけでも伝わりません。
歌詞とメロディー、旋律が三位一体となって初めて
聴いた人の胸の中に入っていきます。

そのような曲に触れた時に胸が震えるような思いに
なったり、奮い立つ意欲が湧いてくるのも良い曲の
特徴だと思います。
日々の経過の中でつい心が乾いたような時期に
ふと入った喫茶店やカフェで何気なく流れてきた
徳永英明の曲に活力を得た事もありました。

お金を払ってまで聴きにいきたいなと思うのは
私の場合は徳永英明、チャゲ&飛鳥、堀内孝雄
ですが、徳永英明のような自分で作詞作曲をする
というシンガ―ソングライターの存在は思春期の
頃の私には新鮮でした。
作詞家や作曲家が作った曲を提供されて歌う歌手が
多い中で自分で作詞作曲をして歌うという姿にも
思春期の頃の私は惹かれました。

徳永英明の存在に目が向くようになったのは
中学生の時の音楽の先生と遠足で歩きながら
雑談をした時でした。
「徳永英明が良いね。良い声をしている。」
と音楽の先生が私に言った事がきっかけでした。
今にして思えば普通のありふれた雑談でしたが
少年期や思春期の頃というのは大人になってからは
何でもないような一言や1つのワンシーンが
その後の方向性やモチベーションを左右したり
しますから、あの時の音楽の先生の何気ない
徳永英明についての会話が無かったら、思春期の
私は違う歌手に関心が向かっていたかも知れません。

徳永英明は活動歴は長年に渡りますが、今まで
唯の一度たりともスキャンダルや悪い話、悪い噂
を聞いた事がありません。
週刊誌や雑誌に到るまで徳永英明の浮いた話は
私は見た事がありません。
まさにプロフェッショナルだなと感心します。
日常生活から常に身を律していたのだと推察します。

今は様々に動画が見れる環境ですから様々な歌手
の様々な時代や年頃のステ―ジ動画を見ていますが
やはり若い頃の歌う姿よりも年齢を重ねて成熟した
年頃の姿のほうが魅力があります。
動きに無駄が無く自然ですし滲み出てくるものが
伝わってきます。
若い頃は自己表現の一環として髪を茶髪に染めたり
ケバケバしい衣装を着たり身振り手振りを仰々しく
してみたり、歌手によっては跳んだり跳ねたりします
が年を重ねて改めて見てみると不自然に感じます。
やはり年齢を重ねて人間が成熟していく中に備わる
姿というものは動画からでも伝わってくるものです。

音楽活動を長年していれば様々な裏事情や人間関係
において大変な事もあったかとは思いますが、
それら全てを踏まえても全くスキャンダルや浮いた
話や醜聞が無い徳永英明は素晴らしいと感じます。

今朝もまた徳永英明の曲を動画で聴きました。
曲に癒やされ、曲に力をもらい・・・。
徳永英明の珠玉の名曲。

1)未来飛行
2)もう1度あの日のように
3)永遠の果てに
4)オリオンの炎
5)JUSTICE
6)LOVE  IS  ALL
7)翼の勇気
8)僕のバラード
9)僕のそばに
10)奇跡のような巡り合い
11)ラバーズ
12)Nostalgia
13)最後の学園祭
14)最後の言い訳
15)夢を信じて

追加)Mother of Love 小さな未来


コメント (1)
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