木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

ふと目にした先人の言葉

2009-10-31 22:38:57 | インポート
 ふと新島襄の言葉を思い出し、改めて見つめてみる。
  
  わが校の門をくぐりたるものは、
  政治家になるもよし、
  宗教家になるもよし、
  実業家になるもよし、
  教育家になるもよし、
  文学者になるもよし、
  且つ少々角あるも可、
  奇骨あるも可、
  ただかの優柔不断にして安逸を貪り、
  苟も姑息の計を為すが如き
  軟骨漢には決してならぬこと、
  これ予の切に望み、
  ひとえに希うところである。
               ー新島 襄ー

 様々な利害が錯綜し、しがらみだらけの日常に身を置
いているとつい何かが濁ってしまいそうで、そういう時
歴史上の人物の遺訓が心を清めてくれる。
 人の歩む道は色々ある。
 どの道に歩を進めても、決してなってはならない姿や
陥ってはならない姿を明確に示している。
 一つの時代を生き、何かを為し終え、そういう有為な
人物の時代を超えて後世に伝わる言葉は多くの示唆に富
み、重く、そして深い。

 政治家、宗教家、実業家、教育家、文学者、少々角あ
る者、奇骨ある者が互いに切磋琢磨し、時に連携し、実
社会への健全なベクトルに集結して合力していくことが
できれば、それは一つの英知になるだろう。
 そういう英知を求めよう。

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