木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

空洞化しつつある世の中

2004-07-21 13:37:35 | インポート
 どうしてこのような時間帯に中学生がうろうろしている
のか、という場面をあちらこちらで目にすることがある。
親は子供はきちんと登校していると思い込んでいる例も
ある。しかし、親の前だけで学校に出向く振りをして、そ
のままどこかで時間を過ごしている。
 街の人が「学校に行きなさい」と促したら、よってたかって
罵声や暴言を浴びせられて、もう二度と注意もしないしかかわ
りたくないと気を悪くされている人の話もきいた。
 男子生徒、女子生徒を問わない言動だという。

 先日、ある街を歩いているとヘルメットをかぶっていない
若い男性が交番の目の前にある信号が赤であるにもかかわらず
故意にバイクを発進し、大きな音を立てて通行した場面を目撃した。
 交番には警察官がいたが、机で事務作業をしており、結局
若者は交番前を飄々と信号無視でへルメットも無しで通り去って
いった。
 私は不快感を覚えて、はてと考えてしまった。

 今の時代に歴史の教訓もあり、かつての「国家」という姿には
陥ることはかなりの確率で有り得ないだろう。当時と違って今や
世論というものがあり、市民や国民の見識や、国際社会の視線も
ある。従って、道を誤ることのないように常に注意をしながらも
正しい権力は必要で、正しい方向に強化すべきではないか、と
正直、思いを巡らせている。
 世の中には、正しい規律と秩序、そして正しい力が必要である。

 そして同時に、被害者の権利の確立を急ぐ必要があるとも
考えている。
 まだまだやるべき課題は多い。

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